中3になって初めての定期テスト。
「受験」がより身近なものになってきている今、定期テスト対策と受験勉強の両立に悩むことも多いと思います。
受験勉強は長期戦。息切れしないような、定期テストと受験勉強の両立術を見つけていきたいところですよね。

(勉強法アドバイザー 河原)

この記事のポイント

  • 定期テスト対策と受験勉強は別物?
  • 定期テスト対策と受験勉強の両立は、計画がカギ
  • 安心して勉強を進める秘訣は優先順位

定期テスト対策と受験勉強は別物?

中学生からも、「テスト前はやることが多くて受験勉強ができません」「テスト前も受験勉強を優先するべきですか?」といった相談をいただくことがあります。

高校入試では、3年間に学習した内容をどれだけ使いこなせるようになっているかが問われます。つまり、「定期テスト対策=受験勉強」ということ。

テスト勉強は受験勉強の一環ととらえ、内申点対策の観点からもテスト前にはテスト対策に注力することを意識していきたいですね。

定期テスト対策と受験勉強の両立は、計画がカギ

複数の勉強を両立するときには、見通しを立てて進めていくことが大切です。
【平日:授業対策中心、週末:受験勉強優先】、【テスト前の2週間はテスト勉強中心】というように、「切り替えるタイミング」を決めておくのがおすすめです。

「切り替える日」をカレンダーに書き込んで目に見えるようにしておくと、気持ちの切り替えもしやすくなるのではないでしょうか。

安心して勉強を進める秘訣は優先順位

「切り替え日」など大まかな計画を立てたら、次は具体的な勉強内容の計画を立てていきます。効率的に勉強を進めていくには、「優先順位」を決めることが重要。

まず最優先にすべきは、内申点にも影響する提出課題です。
テスト1週間前までにはおおむね終わらせる計画を立てられると安心です。

次に優先したいのが【知識の暗記】と【ニガテの克服】です。
習ったその時に基礎をしっかり固めておくと、秋以降に本格的に受験勉強を進める時に有利になります。

お子さまが優先順位に迷っていたら、一緒になって考えてあげるのもおすすめです。
また、あれもこれも……とやることを詰め込みすぎたり、いきなり長時間勉強したりとがんばりすぎてしまう場合も。
適度な休憩を促したり、一緒にティータイムをしたりと、長期間無理なく勉強を続けられる方法を示してあげたいですね。

まとめ & 実践 TIPS

お子さまにとって高校受験は初めてのこと。
「本当にこれで合っているのかな」と不安になることもあると思います。
困っている時に「こんな方法もあるよ」と視野が広がるような声かけをしたり、努力してきた部分を認めたりすると、お子さまも一緒に歩んでいる気持ちになるのではないでしょうか。自信をもって勉強に臨む原動力につなげていきましょう。

河原しょうこ

アドバイザー歴8年。
塾講師や部活動指導を経験し、個々の気持ちや状況に寄り添った勉強法を提案したいという思いからアドバイザーに。読んだあとに前向きな気持ちになれるような回答を心がけています。
座右の銘:チャンスは来るものではなく作っていくもの
趣味:語学の勉強、ものづくり