Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の主人公のモデルで、かつて「アダルトビデオの帝王」と呼ばれた元AV監督、村西とおるさんが、ツイートで名誉を傷つけられたなどとして、AV男優の辻丸さんを相手取り、慰謝料など計550万円をもとめて東京地裁に提訴していたことがわかった。提訴は6月18日付。

訴えられた辻丸さんは、業界歴30年以上の現役AV男優で、近年は、AV出演強要問題について考えるシンポジウムを開くなど、業界の問題について発信している。辻丸さんは2019年8月から、ツイッター上で、『全裸監督』に関連し、村西さんを批判する投稿を複数回おこなっている。

訴状によると、村西さん側は、辻丸さんのツイートの内容は「事実無根」であり、村西さんが女性を脅迫・騙して、AV撮影を強行したり、強姦行為にまで及んでいたかのような印象を抱かせて、社会的評価を低下させたなどと主張している。

村西さんは、代理人を通じて「今はコメントできません」と回答。辻丸さんは「当事者の一人として、なかったことにされようとしている真実を広く社会に問いかけたい」とコメントした。

ドラマ『全裸監督』は2019年8月、シーズン1がNetflixで公開されて、主演の山田孝之さん、満島真之介さん、森田望智さん、玉山鉄二さん、リリー・フランキーさんなどの演技やストーリー、大胆な演出が話題になった。今年6月24日からは、シーズン2が配信されている。