大幸薬品(大阪府)が、政府から授与された「褒状」を返上したことが、9月12日までにわかった。内閣府賞勲局によると、同社から返上願いが出され、8月26日付で許可したという。

同社は空間除菌をうたった主力商品「クレベリン」をめぐり、消費者庁から景品表示法にもとづく措置命令を受けて、今年5月3日に違反を認めていた。

大阪府に1万個のクレベリンを寄附した実績などで、政府から2021年4月28日に「紺綬褒章」を授与されていたことを同社は発表していた。紺綬褒章は、公益のため私財を寄附した者に授与される。

大幸薬品は9月12日、弁護士ドットコムニュースの取材に「褒状返上の件に関しましては、検討させて戴いた結果、弊社判断として自主返納をさせて戴きました」とコメントした。