それから約半年後、Aの結婚式の日を迎えました。

「本当に雑草が飾ってあったらどうしよう」と不安になりながら、ホテルの披露宴会場へ向かうと、綺麗にお花で飾られた会場に、美味しい料理。心配は杞憂に終わり、ホッとしていましたが・・・

なんとお色直しが、5回もあったのです!

まずチャペルの挙式に純白のウェディングドレスで登場。さすがに100着以上のドレスから厳選されただけあって、バージンロードを歩く姿は、溜め息がでるほどの美しさでした。

それから披露宴会場に和装で入場。赤地に金刺繍と、花々が散りばめられた豪華な色打ち掛け姿の花嫁に対して、いたって普通の紋付き袴の花婿。花嫁が主役で、花婿は添え物のようでした。

乾杯の挨拶が終わるとすぐに彼女はお色直しで退席し、今度はカラードレスに着替えて、ケーキ入刀。ドレスが変わるたびに、友人の私達は、写真を撮らなければいけないので、大忙しです。

余興がはじまると、また彼女は席を外してしまいました。