美肌力アップ!正しい大人ニキビ対策 矢沢真子先生

大人ニキビのための正しい洗顔・クレンジング法とは?


大人ニキビの方必見!正しい洗顔法・化粧品選び・メイク法とは?

10代とは違う大人ニキビのための正しい洗顔法・クレンジング法というものはありますか?

「ニキビというと洗顔ブラシをイメージする方もいるかもしれませんが、実はNGです。大人ニキビのための正しい洗顔法は『こすらないように洗う』ことです。
具体的には、適量の洗顔料(少なすぎも多すぎもNG)を良く泡立てて、手と顔の間にたっぷりの泡があって、手が直接、顔に触れないほどの泡を作り、それで優しくこすらないように洗う方法をおすすめします。力加減も、泡を押し付けるのではなく、その泡がつぶれないくらいに優しく洗うだけで、十分に汚れは落ちます。

また、すすぎも大切です。自分では気がつかないうちに、フェイスラインや髪の生え際などに泡が残っていることが多く、それがニキビの原因につながっているケースもあります。『ぬるま湯』でしっかりとすすぎ、1日2回の洗顔を基本とします。また、大人ニキビならではのポイントということであれば、以下の2点と思います。

1. 大人の女性に多い『混合肌』の方の場合、脂っぽい部分だけ洗顔料で洗って乾燥が気になる部分はぬるま湯だけにする、もしくは、脂っぽいところから先に洗うといった洗顔方法がおすすめです。

2. クレンジングも、先の洗顔法と同様に『こすらないこと』が大切です。適量のクレンジング剤(少なすぎも多すぎもNG)で優しくこすらないように、素早く洗い流すことがポイントです。 ですから、肌をこするようなシートタイプやコットンを使用するタイプのクレンジング法は肌に良くないので、あまりおすすめしません。
オイルやミルクなど手で洗うタイプのクレンジング剤、もしくは、目元や口元だけをポイントメイク落としで洗って、顔全体はマイルドな成分の洗顔料を使うなど、自分の肌質やメイクの質に合わせてうまく選ぶと良いでしょう」(矢沢先生)

大人ニキビのためのスキンケア法・化粧品とは?


洗顔後の正しいスキンケア法についても教えていただけますか?

「スキンケアでは、保湿が最も大切です。なぜかというと、にきび=油っぽいっと思って、洗いすぎている患者さんが多いのですが、洗いすぎなどで肌が乾燥すると肌の代謝が鈍くなって、逆に毛穴がつまりやすくなるからです。
反対に、自己流で保湿をしすぎてしまい、自分の皮脂が出なくなって乾燥している患者さんもいます。いずれの場合も、あまりやりすぎないことが大切です。

おすすめの化粧品ですが、『ノン・コメド・ジェニック』が良いと思います。毛穴がつまって肌にポツッとできてしまう出来物を『コメド』というのですが、これは、そういったものになりにくい(=つまりにくい)処方がされているものです。もしくは、『オイルフリー』や『低オイル』のものが良いでしょう」(矢沢先生)

大人ニキビの人におすすめのメイク法とは?


大人ニキビの方必見!正しい洗顔法・化粧品選び・メイク法とは?

「メイクは、意外と盲点と言えると思います。なぜなら、メイクは一番長い間、肌につけているものなので、それが悪いと、治療の効果も半減してしまうからです。メイクに気をつけ、改善するだけでニキビが良くなるケースもあります。ポイントは以下の通りです。

1. 化粧下地、日焼け止め、ファンデーションなどは、クレンジング剤不要で、洗顔料だけで落ちる肌に負担の少ないものを選びましょう。またメイク用品についても、先ほどご紹介した『ノン・コメド・ジェニック』を使うことをおすすめします。

2. 『こすること』もニキビ悪化の原因の1つです。ファンデーションは、リキッドタイプの方が毛穴に詰まりやすく、スポンジなどでつける際に、肌をこするような状態になるので、パウダータイプでふわーとつけるのがおすすめです。

3. 『日焼け』もニキビ悪化の原因となります。ですが普段からウォータープルーフを使う必要はなく、肌への負担を考えると普通の生活ならSPF20〜30程度で十分と思います。ただし、帽子・サングラス・日傘によるきちんとした紫外線対策は必須です。

4. ニキビに悩む患者さんにおすすめのメイク法は、ポイントメイクに重点を置く方法です。目元や口元にはっきりとしたメイクをしておくと、顔全体のベースが薄めでも、ニキビに目がいきにくくなるからです」(矢沢先生)

スキンケア法からメイク法まで、ニキビが良くなるまでは、これらのポイントをしっかり守って、キレイな肌を取り戻しましょう!

■監修
矢沢 真子 先生
AOHAL CLINIC アオハルクリニック 日本形成外科学会専門医
ドクタープロフィール