「肝斑」の原因は××だった! 白石美緒先生

肝斑の特徴1 <頬骨のあたりに左右対称にできるシミ>


【医師に聞く!】肝斑?普通のシミとどう違う?肝斑の特徴と見分け方

顔にできるシミの中に「肝斑(かんぱん)」というシミがありますが、普通のシミとは異なるものだということを聞きました。肝斑の特徴を教えていただけますか?

「『肝斑』は『シミ』の一部です。『シミ』という大きいくくりの中に、『老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)』(長年の紫外線の蓄積などによってできるシミ)などいくつかの種類があるのですが、その中のひとつが『肝斑』です」(白石先生)

肝斑とその他のシミを自分で見分けるために、肝斑の特徴を教えていただけますか?

『肝斑ができやすい場所というのがあります。それは目周りを抜いた頬骨のあたりで、さらに、シミが『左右対称』にできるという点が特徴といえます。目の下にクマができるスポットがあると思いますが、そのあたりを抜いた付近に左右対称に広がるシミをみつけたら『肝斑』でしょう。
ただ、『肝斑』とその他の『老人性色素斑』などとをはっきりと分けられない位置にできる場合や、左右対称にできないことも。こういったシミは明確に区別するのが難しいケースもあります」(白石先生)

肝斑の特徴2 <女性ホルモンが活発な30〜40代にできやすい>


【医師に聞く!】肝斑?普通のシミとどう違う?肝斑の特徴と見分け方

「肝斑は『女性ホルモン』に関係してできるシミです。ですから女性ホルモンが活発に働いている30〜40代にかけて後発(こうはつ/後から現れてくる)して、閉経直後くらいまでは悩まされる方がいます」(白石先生)

閉経後はどうなるのですか?

「実は、肝斑は、女性ホルモンの活動が弱まる60代くらいになると、自然となくなっていくという特徴もあるのです。閉経直後は、まだ女性ホルモンの働きがあるので、消えない方が多いのですが、いずれの場合も、やはり『女性ホルモンのバランス』が関係しています」(白石先生)

顔にできるシミの中で最も一般的な「老人性色素斑」などは、長年の紫外線の蓄積や肌の老化が原因となってできるのに対し、肝斑は「女性ホルモン」が関係してできるシミだったのですね。自分のシミはいったいどれなのか、まずは教えていただいた特徴を鏡で確認ですね。

■監修
白石 美緒 先生
東京皮膚科形成外科 イーストワン皮膚科形成外科 皮膚科医・形成外科医
ドクタープロフィール