頭皮にクレンジングが必要な理由


頭皮

毎日シャンプーをしていてもなんとなく頭皮のベタつきや毛穴の汚れ、臭いが気になるという方も多いのではないのでしょうか。
頭皮の毛穴に詰まった皮脂は意外と頑固。皮脂汚れはシャンプーだけでは落としきれず、酸化をすると毛穴に蓋をしてしまう状態になり、頭皮からの老廃物が排泄できない、毛穴の呼吸を妨げるなど臭いの原因になることや、頭皮や髪がベタつくなどの頭皮のトラブルとして現れます。

また頭頂部のボリューム感が出せない、髪の根元がつぶれてヘアスタイルのキープが難しくなるなどスタイリングにも影響が現れることも。

頭皮のクレンジングでは、シャンプーでは洗いきれない毛穴に入り込んだ皮脂を浮かせて洗い上げることで、臭いなどの原因を取り除き、頭皮を健康に保ちます。

頭皮のクレンジングも考え方は肌ケアと同じです。肌のクレンジングと同じように、頭皮クレンジングでマッサージを行えば血行を良くしたり頭皮のエイジングケアに役立つと言われています。
またシャンプーより心地よく、スッキリとした感じも実感できるためリフレッシュ効果も高く、定期的に行えばストレス解消にも効果を期待できるというのも魅力の一つ。

頭皮クレンジングは難しそうに思えますが、実は自宅でも簡単にできます。美容院でヘッドスパを行うことを考えると自宅で行えばコストパフォーマンスもよいのではないでしょうか。
正しい頭皮クレンジングの方法を覚えて、定期的な頭皮ケアをすることをおすすめします。

クレンジング・頭皮ケアの注意点


ケア

頭皮クレンジングは正しい方法で行えば、シャンプーだけでは落ちない汚れを取り除くことができますが、頭皮クレンジングを行うときにはいくつか注意点があります。

クレンジングのやり過ぎは必要以上に皮脂を落としてしまい、頭皮の油分と水分バランスが乱れ、頭皮の乾燥や過剰な皮脂の分泌を招いてしまう恐れがあります。
頭皮クレンジングの目的は健やかな頭皮づくりで、完全に皮脂を取り除くためではありません。適度な皮脂は水分の蒸発を防ぎ潤いを保ったり、感染などからのバリアの役割も果たします。
皮脂を取り除き過ぎた頭皮の乾燥は痒み、フケ、抜け毛などの頭皮トラブルの原因にもなるので、頭皮クレンジングでは頻度は大切です。

多くても週に1回程度、脂性肌でも2回、頭皮には個人差があるため頭皮の状態をみながら行うようにしましょう。

また、マッサージは指の腹でやさしく行いましょう。力を入れすぎたりすると頭皮を傷つける恐れがあります。
マッサージの時間は短めに、マッサージのあとは少しぬるめのお湯で流すように心がけましょう。

頭皮汚れをオイルでやさしくクレンジング


ヘッドスパ

自宅で頭皮クレンジングをするときは、オイルを使用するととても簡単に行うことが出来ます。
オイルにはホホバオイルや椿油がおすすめです。

ホホバオイルは刺激の少ないオイルで、人体の皮脂とも似ているため浸透力が高く、力を入れなくても皮脂と混じり合いやすいという特徴があります。ホホバオイルをこれから用意するのであれば、頭皮にも優しいオーガニックなもの、余計な成分の入っていないものを選ぶようにしましょう。

椿油も人体の皮脂を合成するオレイン酸トリグリセリドを多く含み、酸化しづらく、ヘアケア、肌ケアにもよく利用されているオイルです。シャンプーのあとの髪の毛につければ艶のある髪の毛を保ちます。

皮脂と混じり合ったオイルは、汚れを浮き上がらせてくれます。オイルを人肌に温めておくと馴染みがよく、かるくマッサージを行うだけで毛穴の汚れを取り除きやすくなると言われています。

ほかにも、オリーブオイルや普段からメイク落としに使用しているクレンジングオイルを使って頭皮クレンジングを行うことも出来ます。

●頭皮クレンジングの方法

頭皮ケアを行う前にはブラッシングで汚れを浮き上がらせます。
オイルは500円玊の大きさが目安です。
まずは乾いた頭皮にしっかりオイルをなじませましょう。

オイルは生え際からつけていきます。
前から後ろ、下から上へとへなじませるようにつけます。
サイドは耳の横から頭頂部へ向かって、後頭部も下から上へ指を動かしていきます。

オイルがなじんだら、指の腹でやさしくマッサージを行います。
指の腹で軽く指圧をするように揉み上げたり、力を入れずにやさしく円を描きながらマッサージを行いましょう。
やり過ぎは頭皮の乾燥を招くため、5分から10分程度マッサージを行うのがベストです。

オイルマッサージのあとは、温めのお湯で流します。オイルは温めのお湯と混ざることで乳化するため、少量のお湯をかけ乳化させてからすすぐと簡単に流れます。
そのあとはいつも通りにシャンプーを行います。

●頭皮クレンジングのポイント

オイルは乾いた髪の毛に使用します。顔の肌ケアと同じように、クレンジングの前に蒸しタオルで頭皮の毛穴を開かせると汚れが浮き上がりやすくなります。

オイルは少しずつ小分けにして頭皮につけるようするとなじみやすくなります。いっぺんに一箇所につけてしまうと、髪の毛にオイルがついて必要以上にオイルを使用してしまう場合や、オイルのない頭皮をこすって傷つける危険もあるので、丁寧にこまめに、地肌全体につけていきましょう。
オイルをまんべんなくなじませたら、再び蒸しタオルで包み5分ほどおくと、より汚れ落ちの効果を期待できます。
すすぎは乳化したオイルがなくなるまでやさしく丁寧に流しましょう。

頭皮の健康に効果的な炭酸クレンジング


クレンジング

美容院ではよく見かける炭酸ヘッドスパ。ヘッドスパは肌ケアと同じで、定期的に通わないといけないし、料金を考えると意外とお金がかかるという方にぜひ試していただきたいのが、自宅で簡単にできる炭酸クレンジングです。
いつもは美容院でヘッドスパを行っているけれど、忙しくて美容院へ通えない日が続きそうだというときにも、この方法を活用すれば、時間をあけずに手軽に頭皮ケアを続けることができますよ。

●用意するもの

炭酸水(市販のもの)500ml
空のペットボトル 500ml
シャンプー 1プッシュ

●炭酸クレンジングの方法

まず、クレンジング用の炭酸をつくります。
空のペットボトルに50mlの炭酸水とシャンプー1プッシュを入れ蓋を閉めたら、よく降って泡立たせます。
炭酸クレンジングをする前に、残った炭酸を頭皮にまんべんなくかけたり、洗面器で髪の毛を浸し濡らします。
つくった炭酸の泡を手に取り頭皮をもむようにマッサージを行います。
炭酸水は空気に触れると濃度が下がるので、使用する直前に手早くつくるのがポイントです。

マッサージは生え際からトップに、サイドからトップにかけて指の腹で軽く指圧したり揉むように行います。コツは頭のコリをほぐすように、頭皮を動かすようにマッサージすることで、毛穴の汚れが揉みだされます。

できるだけシンプルなもので、頭皮の皮脂汚れを落とすという目的だけを重視して頭皮ケアを行いたい場合にも、炭酸水とシャンプーだけの炭酸クレンジングはおすすめです。
使用する炭酸水は純粋に炭酸のみのものを使用します。香料や甘味料などの入ったものは避けましょう。

市販の頭皮用炭酸クレンジングや炭酸シャンプーも活躍してくれます。市販のものには濃密度泡のものや炭酸濃度が高いもの、髪の毛に潤いを与えてくれるものなどもあるので、試してみる価値は大です。

炭酸はなぜ頭皮クレンジングにいいの?


炭酸

シュワシュワッとはじける感触が心地よい炭酸水。炭酸はリフレッシュ効果が高いだけでなく、肌や髪の毛と同じ弱酸性のため肌にも髪にもやさしく、負担がかかりません。ダメージヘアなどのph値が崩れた髪にも安心して使うことができ、繰り返し行うことで髪の毛本来のph値に戻すと言われています。

また、炭酸水に含まれる炭酸ガスには汚れを吸着する働きがあるため、頭皮クレンジングに向いています。
炭酸ガスは汚れと反応し吸着する性質をもっています。ガスは皮脂やホコリに反応すると気泡となり、気泡は皮脂や汚れを包むように取り込みます。炭酸クレンジングではこの性質を利用するため、ゴシゴシと無理な力を加えなくても汚れを取り除くことができるのです。
シュワシュワッと炭酸ガスが弾けているときが、毛穴の汚れが取り除かれている瞬間です。

炭酸水にはアストリンゼンという肌などを引き締める収れん作用もあります。肌につければハリのある肌に、髪につければ健やかに、頭皮につければ臭いの原因も取り除きベタつきのない頭皮を保つ作用があるといわれています。

高濃度炭酸水では気泡が多いため汚れを吸着する量も増え汚れ落ちが良くなります。高濃度炭酸水で洗うと、洗い上がりがさっぱりするのはこのためです。

洗浄力だけを考えると、炭酸水は低温のまま使用するのが効果的ですが、冷たい場合にはペットボトルを湯船などのお湯にしばらくつけておくと冷たさを軽減できます。ただし、温度が上がるほど炭酸濃度が下がるため、体温との温度差を緩和する程度に留め、体温以上に高くする必要はありません。

クレンジングとあわせて行いたい頭皮ケア


睡眠

せっかく頭皮クレンジングでケアをしたのなら、生活面でも頭皮に良い習慣を心がけましょう。意外にも、ライフスタイルと頭皮の関係は密接です。いくらケアをしても、生活ベースがダメージを与えるようでは本末転倒になってしまいます。

●睡眠時間と頭皮

睡眠不足が続くと自律神経のバランスが崩れます。自律神経の乱れは頭皮のターンオーバーを狂わせたり、ホルモン分泌の乱れ、頭皮の皮脂の過剰分泌などを招きます。
また、頭皮だけでなく髪の毛のつやがなくなったり、抜け毛の原因にもなる場合があります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンが睡眠不足により減少すると、細胞に受けたダメージを修復することができず、さまざまな頭皮トラブルを引き起こす危険があります。
頭皮のためにもしっかりと睡眠時間の確保ができる生活をすることが大切です。

●食事と頭皮

現在トラブルを抱えていなくても、頭皮の健康のためには、食事は常に見直していきたいことです。偏った食事が原因となり、頭皮トラブルを招く可能性もあるためです。
まずはバランスの良い食事を心がけましょう。その上で頭皮の健康のためにプラスしていきたい栄養素がビタミンB6です。
ビタミンB6はマグロやレバー、鶏のひき肉、納豆、アボガド、バナナなどに多く含まれています。ビタミンB6は皮膚や毛髪を健やかに保つのに役立つと言われており、不足をすると皮膚の炎症やかゆみなどが現れることも。また、ビタミンB6は女性ホルモンとの関わりも大きく、女性にとっては大切な栄養素のひとつです。

●運動と頭皮

頭皮の健康に運動ときいて、あまり関係ないと思われるかもしれませんが、運動不足は新陳代謝を低下させます。適度な運動をし汗をかくことで、老廃物も排泄されます。運動不足は頭皮だけでなく身体全体の老化を招く恐れがあります。
健康に良いといわれていることは、頭皮に良いとも言えるでしょう。

●その他、頭皮のためにできること

紫外線も皮膚の老化を早めます。紫外線は光老化といって徐々に細胞を壊し老化を早めるといわれています。肌は日焼け止めなどで紫外線防止に気を使っていても、頭皮は無防備という人は多いのではないでしょうか?
頭皮は日々紫外線にさらされ光老化の起こりやすい場所です。じわじわとダメージを受け続けると抜け毛や白髪の原因などになる可能性もあります。日傘や帽子をかぶる、時々分け目を変えるなどの対処法は取り入れやすくおすすめです。
食事においては、活性酸素を除去する作用のあるポリフェノールを積極的に摂ることも心がけましょう。

また、ヘアカラーやパーマ液、ゴシゴシと爪をたてるようなシャンプーや無理なブラッシングなどでも頭皮にダメージを与えます。高温のドライヤーを長時間一箇所に当てるのも避けましょう。

クレンジングで頭皮も気分もリフレッシュ


ケア

シャンプーだけでは、余分な毛穴の皮脂を取り除くことは困難です。
頭皮の汚れはベタつきやヘアスタイルのキープが難しくなるだけでなく、皮脂の酸化は臭いの原因になったり、詰まりが毛穴の呼吸を妨げたり、抜け毛の原因にもなるため、定期的な頭皮クレンジングを行いましょう。

頭皮クレンジングは美容院へ行かなくても市販のものを利用して自宅でも驚くほど簡単に行えます。
ホホバオイルや椿油など人体に近い成分のオイルなら頭皮にも安心して使うことが出来るのではないでしょうか。マッサージをすることは頭皮の血行をよくするためにも効果的です。

また、自宅での頭皮クレンジングに市販の炭酸水を利用すれば、とても簡単に炭酸クレンジングが行えます。炭酸クレンジングは炭酸のシュワシュワッと弾ける感触がとっても気持ちがよく、ゴシゴシしなくても炭酸ガスが自ら汚れを取り除いてくれるというメリットもあります。

頭皮や髪の毛の健康には、肌と同じように定期的にお手入れをしてあげることが大切です。
また、市販の頭皮クレンジング商品にも高濃度炭酸などさまざまな商品があるので、自分にあった方法を見つけて頭皮のために長く取り入れていけると良いですね!