汗や皮脂は大敵!メイクが崩れる原因


汗や皮脂は大敵!メイクが崩れる原因

暑さ厳しい日本の夏。冷房のない屋外は、顔も体も汗ダクダクです。服を着替えるのは簡単だけれど、お直しに時間がかかるメイクだけは、なんとか死守したいですよね。まずはメイク崩れの原因とメカニズムからお話しましょう。

顔に汗をかいた後は、なんだか肌がベタベタ脂っぽく感じませんか?それは汗と一緒に、皮脂も分泌されるから。肌の表面には水分と油分でできた「皮脂膜」というバリアがあって、皮膚を乾燥から守ってくれています。ところが大量の汗をかくと、皮脂膜は水びたし状態。元の水分・油分バランスへと戻すために、皮脂量を増やします。汗の水分は時間が経つと蒸発しますが、油分は肌の上に残ったまま。だからベタベタするのです。

皮脂によるメイク崩れは、化粧品の成分が関係しています。化粧品の多くは、油性成分で作られています。皮脂が多いと、メイクは同じ油性である皮脂に溶けて、肌から浮き始めます。その不安定な状態でさらに汗をかけば、メイク、皮脂もろともズルリと流されてしまうわけです。

皮脂の過剰分泌は、肌内部の乾燥「インナードライ」によっても引き起こされるのだそう。水分不足でバリア機能を失った肌が、せめて油分だけでもと皮脂を増やすことが原因です。汗をかいたあとは肌が乾燥しやすいので、十分な保湿ケアが重要ですね。

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夏には止まらない顔汗はどうしたらいい?汗を抑える方法


夏には止まらない顔汗はどうしたらいい?汗を抑える方法

まずは顔汗を抑える対策から。もっとも効果的な方法は、上半身のアイシングです。首やワキの下、デコルテ付近を中心に、保冷材や冷たいペットボトルなどを使って冷やします。ひんやりした感触も気持ちいいですし、全身を巡る血液やリンパ液を直接冷やすことができるのでおすすめです。

クーラーや扇風機の風を当てる方法でも顔汗は抑えられますが、汗が蒸発するときに肌の水分も一緒に奪われてしまいがち。乾燥による皮脂の過剰分泌を避けるため、風の当てすぎには注意してください。

またワキの下を圧迫して顔汗を抑えるという、舞妓さん直伝のやり方があります。胸の上5センチくらいの場所にひもで巻いて圧迫すると、ひもより上のワキと顔の汗は減り、ひもより下の下半身の汗が増えるのだそう。専用の「汗止め帯」という指圧バンドが販売されています。

道具を使わない手軽な顔汗対策は、手のツボ押しです。手の甲側の親指と人差し指の骨の付け根部分にある「合谷(ごうこく)」と呼ばれるツボをグリグリ刺激すると、汗の量がコントロールされるそうです。

スポーツをする日や暑い季節は、前もって顔汗対策を準備しておくと安心ですね。

化粧崩れを防ぐスキンケア・メイクのコツ


化粧崩れを防ぐスキンケア・メイクのコツ

スキンケアやメイクの仕方を工夫すれば、汗をかいてしまっても化粧崩れをカバーできます。崩れにくいベース作りは、スキンケアからが勝負です。肌が乾燥すると皮脂が増えるので、夏でもしっかりと保湿ケアをしましょう。オイルフリーもしくは油分が少なめのスキンケアコスメを使って、水分補給を入念に行います。

保湿ケアをしっかりしておくことで、肌表面の角質層がなめらかになり、ファンデーションがのりやすくなります。化粧崩れを防ぐには、ファンデーションはピタッと薄く密着させるのがコツ。もし崩れてしまっても、薄塗りならファンデーションの落ち方が汚くありません。お直しも簡単です。

化粧下地やファンデーションは、化粧崩れしにくい処方の春夏用を選びましょう。そして顔汗で浮いたファンデーションが流れ落ちるのを防ぐため、ベースメイクの仕上げにパウダーをはたきます。パフにたっぷりつけてから余分な粉を落とし、薄く丁寧に重ねていきます。マスカラやアイライナー、リップなどは、汗や皮脂に強いウォータープルーフ処方を選ぶと安心です。

汗や皮脂で化粧崩れを起こす前にこまめにリタッチしておけば、一日キレイなメイクで過ごせます。崩れ予防のリタッチは簡単。ティッシュに化粧水をスプレーし、顔全体を両手でやさしく押さえます。保湿と皮脂の除去を同時に行い、ファンデーションの密着性を高めてくれます。あぶらとり紙は皮脂を取り過ぎて逆に皮脂分泌が過剰になってしまうことがあるので、濡れティッシュでのオフがおすすめです。

顔汗でドロドロになってしまった場合は、一度ファンデーションを落としてあげましょう。メイク落としシートで拭き取り、乳液で整えてからお直しのベースメイクをします。乳液は程よく油分も含まれているので、油性の化粧を取るときに重宝します。日焼け止めを塗りなおす際にも使えますよ。仕上げにパウダーをはたいて、テカリを抑えます。ポイントメイクのお直しは、綿棒に乳液を少しつけて、やさしく拭き取りましょう。

汗をかきやすい季節やスポーツをするときは、はじめからお直しを意識したメイクをすることが大切です。日焼け止め下地とお粉だけにしたり、オールインワンのBBクリームで済ませておけば、お直しの手間が簡単です。バッチリメイクが顔汗でドロドロに化粧崩れしてしまうなら、顔汗仕様のライトメイクで一日過ごす方が良いですよね。

汗に強い化粧下地・ファンデーション・化粧崩れ防止スプレー6選


汗に強い化粧下地・ファンデーション・化粧崩れ防止スプレー6選

夏のメイクにぴったりな、くずれ防止効果の高い化粧下地、ファンデーションを紹介します。同ブランドでライン使いすれば、さらに効果が期待できるでしょう。仕上げの化粧崩れ防止スプレーもおすすめです。化粧直しの際にもスプレーして、さらさら美肌を維持してください。

汗に強い化粧下地


レブロン「カラーステイ UVプライマー」

24時間崩れにくく、その上サンブロック効果もある化粧下地。肌色を自然にトーンアップして、透明感を引き出してくれます。汗と皮脂に強い処方だから、オイリー肌にもぴったりの化粧下地です。

ビオレUV「アクアリッチウォータリーエッセンス」

「SPF50+ PA++++」と日焼け止め効果しっかりの化粧下地。さらっとした使用感で、ファンデーションを重ねても厚ぼったくなりません。石けんで落とせるのも魅力的。

汗に強いファンデーション


夏は汗をかいてドロドロになるこってり系ファンデーションはNG。薄付きなのにカバー力はしっかりある、崩れにくいものを選びましょう。ひんやり気持ちいジェル状タイプなど、使用感にもこだわりたいですね。

ORBIS(オルビス)「パーフェクトUVリキッドファンデーション」

みずみずしいテクスチャーがピタッと肌に密着するので、朝塗ったら夜までくずれなし。UVカット効果もあるので、夏のベースメイクがグンとラクになります。自分の肌色に合わせられる5色ラインナップも嬉しい。

インテグレート「水ジェリークラッシュ」

皮脂と混ざりにくい、水ベースのファンデーション。伸ばしやすいジェリー状で、ひんやりした使用感です。肌の毛穴や凹凸も、つるんとキレイにカバーしてくれます。

化粧崩れ防止スプレー


化粧崩れがとくに気になる日は、ファンデーションの上から化粧崩れ防止スプレーも併用して、さらなる対策を。夏のメイクはこまめなリタッチが欠かせません。

プライバシー「メイクアッププロテクター H」

メイクの上からシュっとミストを吹きかけるだけだから簡単。「プロテクトヴェール」の効果で、化粧が皮脂に溶け、崩れてしまうのを防止します。気分がリフレッシュする、夏にピッタリな柑橘系アロマの香り。

AC by Angelcolor(エーシー バイ エンジェルカラー)「ラスティングキープスプレー」

マスクで化粧落ち人してしまう人にもおすすめ。ファンデーションの密着度をアップしてくれる、化粧崩れ防止スプレー。肌を保湿しながら、気になるテカリや化粧崩れを防いでくれます。皮脂でファンデーションが浮いてきても、ティッシュでやさしく押さえてあげれば、肌色そのまま。

まとめ


顔汗による化粧崩れは、スキンケアからベースメイク、お直しのやり方を工夫して防止しましょう。汗をかく日は、あらかじめ薄めのメイクで備える方が、一日崩れを気にせず過ごせそうです。崩れ防止効果の高いコスメをうまく使って、顔汗のストレスから解放されますように…!