そもそもスーパーフードって何?スーパーフードの定義


そもそもスーパーフードって何?スーパーフードの定義

スーパーフードとは、1980年代ごろにアメリカやカナダで使い始められた言葉です。栄養価が高くバランスに優れている、または特定の健康成分がきわめて多く含まれた食品のことを指します。さらにスーパーフードは、これまで何世紀ものあいだ人々に食されてきた歴史があること、そして人体への影響が解明されていることが基準となります。おもに植物由来の「食品」であるスーパーフードは、料理の食材としても用いられることから、人工的に栄養を詰め込み作られたサプリメントとは一線を画します。

一般的に知られているスーパーフードと言えば、「マカ」「アサイー」「チアシード」など、抗酸化作用や生活習慣病予防の効果が世界的に注目されています。「マカ」や「アサイー」など手に入りにくいスーパーフードは、パウダーに加工されたものが流通しており、料理や飲み物に入れて摂取する機会が多いでしょう。一方、生の状態で売られている「アーモンド」や「ブロッコリースプラウト」などは、一般的な食材として日本でもお馴染みですよね。

栄養価が高く、健康成分を多く含むスーパーフード。少量でもその有効成分を摂取できることから、毎日の食卓に積極的に取り入れることが推奨されています。また栄養補助食品としても、歴史的に安全性が認められてきた自然由来の食品なので、安心して摂取できるのがメリットです。

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タイガーナッツの驚きの栄養分


タイガーナッツの驚きの栄養分

新世代のスーパーフードとして注目されている、タイガーナッツ。その正体は、なんとナッツではなく、「カヤツリグサ」という名の野菜なのです。「カヤツリグサ」の地下茎の塊に優れた栄養価が見出され、アフリカでは200万年も前から伝統的に食されてきました。

タイガーナッツが美容に良いと言われる理由は、食物繊維やビタミンE、ミネラルなどが、一般的な食品に比べ極めて多く含まれているからです。

まず食物繊維は、食品としてトップレベルの100グラム当たり、最大33グラムの含有量。これはレタスのおよそ30倍、アーモンドの3倍に値します。食物繊維は腸内環境を整えたり、食事中の血糖値上昇を抑えたりと、積極的に摂りたい栄養素の一つです。

またアーモンドの2.5倍も多く含まれているタイガーナッツのビタミンEは、アンチエイジングに欠かせない栄養素です。抗酸化作用・血行促進効果により、加齢やストレス、紫外線刺激からの肌ダメージを軽減してくれると言われています。

さらにタイガーナッツの特筆すべき栄養分として、ミネラルがあげられます。鉄分は月経で貧血になりやすい女性にとって、欠かせない栄養素。その他カリウムやマグネシウムなども、私たちの健康維持に必要不可欠です。

注目のタイガーナッツの特徴と健康効果


注目のタイガーナッツの特徴と健康効果

食物繊維が豊富でお腹スッキリ


現代人は、食事から摂取する食物繊維量が不足しがちだと言われています。食物繊維の不足は、便秘大きな要因になります。タイガーナッツで上手に食物繊維を摂取したいですね。

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維(非水性食物繊維)の2種類に分けられます。水溶性食物繊維は野菜や果物、海藻などに多く含まれる食物繊維で、便を柔らかくする効果があります。一方、不溶性食物繊維は、水に溶けず腸内で水分を吸収して、便の量を増やしてくれます。便が腸を通っていく間に有害物質を吸着し、腸内をキレイに掃除してくれるのです。不溶性食物繊維は、繊維の多い野菜や豆類、そしてタイガーナッツに多く含まれています。水溶性と不溶性、両方の食物繊維をバランスよく摂ることで、腸内環境が改善されると言われています。

ビタミンEが豊富なので美肌効果が期待できる


ビタミンEには多くの健康効果があります。とくに血行促進作用によって細胞の新陳代謝が活発になるため、肌がキレイになるのだとか。またビタミンEの抗酸化作用は、紫外線やストレスなどの原因で体内に発生した活性酸素を除去し、シミやシワ、たるみなどのトラブルから肌を守ってくれます。

さらにビタミンEには女性ホルモンを調節する働きがあり、月経前症候群のひとつである肌荒れにも効果が期待できます。タイガーナッツには、ビタミンE含有量トップクラスと言われるアーモンドの2.5倍のビタミンEが含まれています。美肌のための栄養補助食品として、積極的に摂取したいですね。

カリウムが多いのでむくみ防止に


女性に多い、むくみの悩み。夕方になると下半身がパンパンに腫れてつらい、朝起きたら顔がパンパンにむくんでいて外出できない、なんて話はよく聞きますよね。むくみの原因は、長時間座りっぱなし・立ちっぱなしによる血行不良によるものと、塩分(ナトリウム)の摂りすぎで体が水分をため込んでしまう塩分過多によるものがあります。体内から余分なナトリウムを排出するためには、イモ類や果物に多く含まれるカリウムの摂取が必須です。タイガーナッツには、栄養分をギュッと濃縮した、ドライフルーツと同程度の豊富なカリウムが含まれているので、毎日少しずつ食べるとむくみ防止に効果があると言われています。

糖質が多いので食べ過ぎには注意


タイガーナッツは炭水化物のジャガイモと同じ、地下茎、つまり球根なので、その栄養の半分近くが糖質です。栄養豊富で美味しいからと、通常の食事量にプラスして食べすぎれば、体重増加は免れません。その他の栄養価を考慮した、タイガーナッツの一日あたりの推奨摂取量は10粒程度。10粒なら糖質は3.4グラム、カロリーも30キロカロリーほどなので、それほど神経質にならなくてもよさそうです。

タイガーナッツのおすすめの食べ方


タイガーナッツのおすすめの食べ方

タイガーナッツはそのままでも、ほんのり甘くて噛み応えのあるおつまみ・おやつとしておいしく食べられます。しっかり噛むことで満腹中枢を刺激してくれるので、グラノーラなどにまぜて手軽な食事としていただく、またはちょっと小腹がすいたときの間食として常備しておくと便利です。

ただ日本ではタイガーナッツはあまり馴染みがなく、食べ慣れないのもあって、その独特の食感と味は、好き嫌いがはっきりと分かれるようです。そのままは味が好みでない、また食欲がないときにもサラッと摂取したいという人は、「オルチャータ」と呼ばれるスペイン発祥のタイガーナッツドリンクを作ってみてはいかがでしょうか。牛乳アレルギーの人でも安心して飲める、栄養たっぷりの植物性ミルクです。

作り方は簡単。タイガーナッツと水を1:4の割合で一晩水に浸けておき、翌朝ミキサーでまぜるだけです。繊維をこすと、舌触りが良くなって飲みやすくなります。ほんの少し塩を加えることで、タイガーナッツミルクのやさしい甘さが引き立ちます。

残ったタイガーナッツの粉は、捨てずに湿ったまま「おから」のように利用して、食物繊維たっぷりのクッキーを作ってみてください。小麦粉ではなく、シリアルやアーモンドパウダーを混ぜ合わせると、よりヘルシーな手作りおやつが完成します。

タイガーナッツを粉状に加工したタイガーナッツフラワーなら、そのまま豆乳とシェイクしてドリンクにしたり、焼き菓子やプリンなどお菓子作りの材料にしたり、いろいろ使い道があります。

タイガーナッツはどこで入手できる?


タイガーナッツはどこで入手できる?

流行のタイガーナッツですが、一般的なスーパーではまだ売っていないところが多いようです。店頭で買い求める場合は、スーパーフードを売っている健康食品店や、カルディ・成城石井などの輸入食品店であれば、比較的取扱いがあります。

近くにタイガーナッツを売っている店がないなら、ネット通販の方が手に入れやすいかもしれません。大手通販サイト「amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」では、あらゆる種類のタイガーナッツが売られています。

タイガーナッツは、皮つきタイプと皮なしタイプがあります。皮なしは削り処理でざっくり皮を取り除いたものと、クエン酸でキレイに皮処理をしたものの2種類に分けられます。皮つきの方が少しだけ食物繊維が多いくらいで、皮なしとそれほど大差ないのだとか。皮がある方は噛み応えがあり、ない方は比較的ソフトで食べやすくなっています。

タイガーナッツ選びで注意したいのは、品質です。「有機JASマーク」がついたオーガニックのタイガーナッツは、遺伝子組み換え種苗、人工肥料や成長促進のための薬物、殺虫剤を使用せずに生産された安心・安全品質のものです。価格は少々高くなりますが、より安全な食品を求めるなら、有機表示はしっかりとチェックして購入しましょう。

まとめ


栄養豊富で安心して食べられるスーパーフード、タイガーナッツ。美容効果が期待できる優れた栄養価はもちろん、やさしい甘みと食感がクセになる人も多いそう。内側から輝く美と健康を目指すなら、ぜひ一度試してみてください。