スーパーフード「テフ」とはどんなもの?


NASAや海外セレブも注目!次世代スーパーフード「テフ」とは?

スーパーフードのテフは、アフリカのエチオピア発祥のイネ科の雑穀です。現在では、アメリカやオーストラリアなどでも栽培されているそうです。テフとはエチオピアの公用語であるアムハラ語で「見失う」という意味で、その言葉からも想像できるように、地面に落としてしまうと見失ってしまいそうなほどとても小さな穀物であり、大きさはけしの実ほどとよく例えられます。

テフはエチオピアの主食のインジェラの材料として使われています。インジェラはテフを製粉して水を加え、ゆるい生地をつくり、3日ほど室温に置いて乳酸菌発酵させたもので、煮込んだ肉や野菜をのせて食べる厚めのクレープのようなものです。

NASAや海外セレブも注目のテフの栄養価について


NASAや海外セレブも注目!次世代スーパーフード「テフ」とは?

とても小さい穀物であることから世界最小のスーパーフードとも呼ばれるテフですが、見た目もキヌアに似ていることから、比較されることがあります。小さな見た目からは想像しにくいですが、驚くことにキヌアと比較しても劣らない栄養価がテフには含まれています。キヌアとの比較では、鉄分が約1.4倍、カルシウムが約23倍、食物繊維が約1.2倍含まれているそうです。また、オメガ3、オメガ6やマグネシウム、亜鉛などのミネラル、9種類すべての必須アミノ酸が含まれているその栄養価の高さからNASAが宇宙食の候補としてテフを選出し、研究をしているそうです。

小麦の置き換えとしても注目のテフの食べ方とは?


テフにはさらに次ような4つの特徴があるため、美容や健康意識が高い、アスリートや海外セレブが好んでいると愛用しています。

【テフの特徴】
<グルテンフリー>
小麦と違い、グルテン分がないため小麦アレルギーなどにも最適。

<ホールグレイン>
精製されていない全粒穀物のため、穀物丸ごとの栄養素が摂取できる。

<豊富な植物性たんぱく質>
お米の約2倍と言われるたんぱく質を豊富に含有。

<低GI>
GI値が低い食品は血糖値の上昇が緩やかなため、糖分の吸収が穏やかで太りにくい。

テフは小麦の代わりとしてお菓子づくりへの使用や、サラダやグラノーラなどのトッピングに使うことができます。味はナッツに似ていて、テフを愛用しているテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が「テフはどの料理にも合う」と言うように、料理の汎用性は高いです。

茶と白のテフがありますが、栄養面では変わりがありません。そのまま食べれるものと加熱が必要なものが販売されているため、調理の際は、パッケージの表示に従ってください。

いかがでしたか?テフは、とても小さな見た目とは違い、豊富な栄養素を含んでいます。現在の取り扱いはインターネットや健康食品店など、まだ日本ではあまり多く流通していないようですが、これから注目のスーパーフードとして、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


 Profile

<執筆>
安達マユミ(あだち まゆみ)
日本ビューティーフード協会インストラクター・ビューティーフードマイスター。
今まで数多くのダイエットで失敗し、体調不良になったこともあったが、食事を見直し、無理なく
3カ月で3kg減量。その経験を生かし、食で多くの人の悩みを解決している。
ブログ:https://ameblo.jp/eatwell-begourgeous

<監修>
一般社団日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙 (すずき りさ)
体の内側から整えキレイと幸せを叶える一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。
一般社団日本ビューティーフード協会公式サイト:http://beauty-food-lisa.com/