日本動画協会は12日、アニメの制作管理を担う「制作進行」の業務をとりまとめた「TVアニメシリーズ制作における 制作進行のマニュアル」を無償公開した。同協会のホームページからダウンロードすることができる。


このマニュアルは、アニメ制作会社「TRIGGER(トリガー)」の舛本和也氏が執筆した「アニメーション制作における制作進行の座学本」からデータ提供を受けて制作。日本動画協会 人材育成委員会が、業界の標準化内容を検討し、制作進行の業務をマニュアル化したものとなっている。「日本のアニメの特徴と形式」「制作進行とは」「アニメ制作の基本工程」「アニメに関わるスタッフ」「制作進行の実務」の5項目を52ページにわたって詳しく解説。仕事の分担をスムーズにするために用いられる「絵コンテ」「香盤表」「シーン割り表」「カット袋」などの具体的な資料も目にすることができる。


日本動画協会は、このマニュアルを「制作進行の仕事の理解や改善」が進むようにとの思いで公開。「皆さんが制作進行の仕事を通じて成長し、今後のアニメ業界を支える人材になるための一助となればと願っています」としている。