橋本岳厚生労働副大臣が20日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の区域管理(ゾーニング)の様子をTwitterに投稿し物議を醸している。「清潔ルート」「不潔ルート」という張り紙で入口が分けられたこの写真はすぐに削除された。


「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染対策をめぐっては、神戸大学の岩田健太郎教授が「グリーンもレッドもグチャグチャ」などと告発する動画を公開。これに対して、岩田教授の乗船を取り計らった高山義浩医師は、「実際はゾーニングはしっかり行われています。完全ではないにせよ・・・」と指摘していた。


橋本副大臣は、厚生労働省が20日に発行した文書を引用し、「2月5日の朝以降、感染の拡大を抑制するため、乗客全 員を自室での待機とするなど、感染防止策を講じてきた」とTwitterで説明。ゾーニングについては、「検体採取等で汚染したガウン等の感染防具を脱ぐゾーンは設けられ、その他の業務区域と明確に分離されています」とし、「左手が清潔ルート、右側が不潔ルートです」と船内の写真を公開した。


写真では、2つ並んだ扉のうち、左側には「清潔ルート」、右側には「不潔ルート」との張り紙。扉を抜けた先に仕切りなどはなく、ロープで隔てられていた。通路を通り抜けた奥の柱には「←清潔ルート 不潔ルート→」と記載されていた。


この写真に岩田教授は、「この手前(写真撮ってるとこ)が清潔不潔が完全にクロスするゾーンになる、ということがおわかりいただけますでしょうか」とコメント。このほかにも、「入口の扉だけ分岐して なかの空間つながってるような ゾーニングって 意味あるんですかね」と疑問視する声や、「どう見てもゾーニングされていない清潔ルート&不潔ルートの写真にせよ、本人は大真面目なのだろうが、傍から見れば内部告発にしか見えない」など様々なコメントが寄せられている。