昔話「桃太郎」をモチーフにしてアルバイトにまつわるトラブルを紹介した漫画に、「学生時代のバイト先もそんな感じだった」「前職で同じようなこと言われたw」といった共感の声などが寄せられている。


この漫画では、桃太郎が雇い主で、猿、犬、雉の3匹のお供がアルバイトという設定。桃太郎率いる鬼ヶ島遠征部隊のリーダーでアルバイト4年目の猿・遠藤さん、2年目でサブリーダーの犬・ペロ、4ヶ月目で団員の雉・チュン助の3匹は、「僕たちの悩み、聞いてください…」と訴えている。例えば、桃太郎は、ペロに「なんで できねーんだよ!」と叱責したり、退職願いを差し出す遠藤さんに「辞めたいなら 代わり探してきて」と注文を付けたり、チュン助に「30分早くきて準備しろ!」と命令。これらの事例に対し、過度な叱責だけでなく仲間外れにすることもパワハラの対象となることや、2週間前に辞める旨を伝えれば法律上辞められること、時給は1分単位で計算されるものだということを解説している。


そして、そんな3匹に救いの手を差し伸べるのは赤鬼。「悩みがあるなら専門家に電話しな」とスマホを差し出すのだった……。この物語には、後日談も用意されている。3匹のその後を描いた4コマ漫画では、お茶を飲んでいた桃太郎のもとにポストカードが届く。そこには、鬼ヶ島で幸せそうに働く3匹と赤鬼の姿。それを目にした桃太郎は言葉を失ってしまうというオチとなっている。


この漫画は、全国社会保険労務士会連合会が学生アルバイトの労働条件確保に向けた広報事業の一環として開設されたアルバイトお悩み相談サイト「僕たちの悩み、きいてください」で公開。労務管理の専門家である社労士が相談員として対応する電話相談窓口「職場のトラブル相談ダイヤル」を併せて紹介している。