買い物の際、マイバッグを取り出すのに手間取らないように考えられたメカ「SackShooter」がTwitterで反響を呼んでいる。


「SackShooter」は、手首からクモの糸を出すスパイダーマンのように、袋を射出することができる腕時計型のメカ。収納ケースに予め袋を装填しておき、手首の内側にくるように装着する。コンビニなどの会計時に、引き金を操作することで袋が飛び出てくる。この時、射出時の手のポーズもスパイダーマンそっくり。袋を取り出すという煩わしさがないだけでなく、クールなパフォーマンスも楽しめるメカとなっている。


制作したのは、現役大学院生でプロダクトデザイナーのTsukasaさん。レジ袋の有料化以降、会計前にマイバックを取り出すのに手間取った経験から、袋を身につけて素早く取り出す装置を制作することにしたという。ネジや接着剤を使用せずに組み立てられるよう設計。輪ゴム以外は全て3Dプリンタで作ることができる。袋は確実に取り出せるよう、ゴム動力で180度ケースが回転し遠心力で袋を射出、引き金となるリングは、意図しない暴発を防ぐよう2段階に伸縮するようになっている。「単に便利なアイテムを作るのではなく、ワクワクするようなギミックを備えたものを作ろう」と考えたとしている。


この「SackShooter」は、袋の再装填が簡単にできる心地よい操作感も備えている。袋は現在、コンビニの弁当用のビニール袋に対応。縦に蛇腹折にしてから、巻くように折りたたむのが「最適なたたみ方」と説明してくれた。


なお、「SackShooter」は、「3DCAD 、3Dプリンタを使ったもの作りの魅力を伝えるという意味合いが大きい作品」だったため、製品化の予定はなかった。一方で、「SackShooter」のツイートには「レジで並んでいる時に前の方がこうやってレジ袋を射出されたら私、絶対、拍手喝采します」「これであなたもスーパー(の)ヒーロー」「こういうの欲しいですね(笑」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。このような反応を受けてTsukasaさんは、今後、3Dデータのダウンロード販売を検討。また、もし完成品の商品化を希望する企業からのオファーがあれば「共同開発ができれば」とも語っている。