「必要な人が居るかも知れないという事が一般の人にはどうして分からない?」——がん患者が闘病生活の中で描いた漫画。その中での買い占めに対する切実な訴えに共感の声などが寄せられている。


新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクが品薄状態となって以降、マスクを手作りするために誤って医療用の滅菌ガーゼを使用するケースがあった。この時も滅菌ガーゼまでもが売り切れとなった。さらに、大阪府の吉村洋文知事がポビドンヨードを含むうがい薬の使用を呼びかけた発言後、今度はうがい薬が市場から消えている。


買い占めについて訴える漫画は、肺、咽頭、食道の3ヶ所の“がんサバイバー”KAKOさんが描いたもの。KAKOさんは医療的なケアのために滅菌ガーゼが毎日必要。そして、抗がん剤による副作用で口内炎だらけになった際は、子供用のうがい薬が痛みから救ってくれる。漫画では、このようにガーゼやうがい薬が「必要な人が居るかも知れないという事が一般の人にはどうして分からない?」と問いかけ。さらに、健康な人が思いもしないような病気の症状があるため、「健康な人が買い占めた商品を何年も必要としながら命を繋いでいる人が居る」ということを知ってほしいと訴えている。


必要な人が必要なものを手に入れられない事態に、Twitterでは心を痛めている人からの共感の声などが殺到。「テレビで知った知識を鵜呑みにして、自分で考えることをやめてしまうのはあまりに愚かなこと」「買い占めるつもりで買っているのは転売ヤーだけかもしれないが、本当に自分が必要なものかも理解せずに店員に問い合わせをし、複数の店に足を運んでいる事実に変わりはない」「必要な人に必要なものが行き渡る事を祈るのみです」「政治家やメディアのように影響力の強いところは、『言いたい事をいう』ではなくその後の影響をよく考えて発言してほしい」といった様々な声も寄せられ、大きな反響となっている。


がんサバイバーが切実な訴えつづる漫画に反響


がんサバイバーが切実な訴えつづる漫画に反響


がんサバイバーが切実な訴えつづる漫画に反響


がんサバイバーが切実な訴えつづる漫画に反響