アメコミ映画でお馴染みのイドリス・エルバがサバンナのど真ん中で凶獣と化したライオンと対峙するサバイバルアクション『ビースト』が、2022年9月9日(金)より全国公開中です。

人間とライオンの命がけの闘い

 イドリス・エルバ主演の『ビースト』は、サバンナの“頂点の捕食者”である巨大なモンスターライオンに狙われた父とふたりの娘の死闘を描いた、手に汗握るサバイバルアクションです。

『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

 医師のネイト・サミュエルズは、ふたりの娘たちを連れ、今は亡き妻と初めて出会った南アフリカへ長期休暇を計画。ネイトにとっては、生前に離縁した母親のことでいまひとつ関係が上手くいかない娘たちとの心の溝を埋める旅でもありました。ネイトたちは、現地で狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティンの歓迎を受け、車で広大なサバンナを案内される途中、深い傷を負った現地人に遭遇。怪我の理由を聞くと、ディアボロ(魔獣)に襲われたと言うのです。

 獲物を食料としてではなく、ただ引き裂くだけの、ライオンにしてはあまりに残忍な痕跡に未知なる恐怖を隠し切れないマーティン。この保護区では密猟者から生き残り、今やすべての人間を敵視する血に飢えたモンスターライオンが出没していたのです。そのとき不意に、背後からビーストと化したライオンが迫ってきました。慌てて車に乗り込みその場からの脱出を計りますが、勢いあまって崖に落ち脱輪。サバンナのど真ん中で身動きがとれなくなってしまい……。

『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

『マイティ・ソー』シリーズ(2011年ほか)をはじめとするMCUシリーズと、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年)という2大アメコミ映画でお馴染みのイドリス・エルバが主人公の医師ネイトを演じる本作。また、『第9地区』(2009年)で知られるシャールト・コプリーが生物学者マーティンを演じ、サバンナが舞台の骨太なアクションであることを印象づけます。

 監督のバルタザール・コルマウクルは、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ共演のクライムアクション『2ガンズ』(2013年)や、実際の大規模遭難事故を映画化した山岳ドラマ『エベレスト 3D』(2015年)を手掛けた名匠。アイスランド出身だけあって、『好きにならずにいられない』(2015年)や『トラップ 凍える死体』(2015年)など、ツウ好みする北欧作品の製作も務めています。

『ビースト』の撮影は全て南アフリカで行われたそうですが、主要撮影では本物のライオンは使われておらず、最先端の視覚効果技術によってモンスターライオンが生み出されたとのこと。つまり過酷な撮影を強いられていないので、動物を愛する方も安心して鑑賞できるでしょう。

トライアンフ「スピードトリプルRS(2017)」
トライアンフ「スピードトリプルRS(2017)」

 さてイドリス・エルバといえば、クールな悪役を演じた人気シリーズのスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)で、トライアンフのスピードトリプルRSをカスタムしたハイテクバイクに乗っていました。彼の手下たちが乗るのはKTMの950スーパーモトをベースにした車両ですが、いずれもストリートファイター仕様で昆虫のようなLEDのヘッドライトが印象的でした。

『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
『ビースト』(c) 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

 手に汗握り喉がカラカラになること必至のサバイバルアクション『ビースト』は、2022年9月9日(金)より全国公開中です。