ただのゴミ清掃員だと思っていたら、実は血塗られた暗い過去を背負っていた……。オスカー俳優エイドリアン・ブロディが主演・共同脚本、そして劇中曲まで務めたリベンジ系アクション映画の意欲作『クリーン ある殺し屋の献身』が、2022年9月16日(金)より全国ロードショーされます。

ストイックなキリング・アクション

 オスカー俳優エイドリアン・ブロディが主演・共同脚本、そして劇中曲まで務めた意欲作『クリーン ある殺し屋の献身』。孤独なゴミ清掃員が隣人の少女とその家族を守るため冷酷なギャングに立ち向かう、静謐なサスペンスアクションです。

 かつて幼い娘を亡くした孤独な清掃員クリーンは、祖母と暮らす隣人の少女ディアンダのことを気にかけていました。あるとき、街のチンピラに襲われたディアンダを救ったことからギャングに命を狙われてしまいますが、実は血塗られた暗い過去を持つクリーンは、逆にギャングたちを単独で次々と倒してゆき……。

 いわゆる「平凡に見えた相手が○○だった」というリベンジ系アクション映画の潮流ど真ん中の本作。しかし『戦場のピアニスト』(2002年)でアカデミー賞を受賞した名優エイドリアン・ブロディが主演という意外性が作品全体に効いていて、物語は淡々と言っていいほど静かに、丁寧に紡がれていきます。

 物語の舞台と同じくニューヨークの下町出身のブロディは、本作に相当な思い入れがあった様子。2度目のタッグとなる監督のポール・ソレットと共同で脚本を手掛けただけでなく、以前から執心していたヒップホップのトラック制作に本腰を入れ、Brody Beats名義で映画の劇中曲を丸々手掛けたほどです。

ドゥカティ「モンスター1100 Evo(2011)」
ドゥカティ「モンスター1100 Evo(2011)」

 またブロディはバイカーとしても知られており、ドゥカティのモンスター1100EVOをベースにした限定モデルや、クロームメッキ仕上げのモンスター900が愛車。某チャリティイベントのレッドカーペットにBMWのR1200GSに乗って登場したことも。また、ウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』(2008年)ではホンダのCB100で無茶な相乗りを披露しています。

 作品のジャンルや規模を問わず精力的に活動するエイドリアン・ブロディの“最強の殺し屋”ぶりが堪能できるストイックなキリング・アクション『クリーン ある殺し屋の献身』は、2022年9月16日(金)より全国ロードショーです。