ホンダは2022年、二輪・四輪を合わせた新しいHRCのもと引き続きモータースポーツ活動に注力し、全ての競技においてチャンピオンを目指しています。

2022年二輪レース・四輪レースは、共にHRCから参戦

 2021年のホンダは、ダカールラリー2021で、1987年以来の1-2フィニッシュにより、2年連続二輪車部門の総合優勝を獲得し、2022年はMonster Energy Honda Teamのパブロ・キンタニラ選手が総合2位となりました。またRepsol Honda Teamのトニー・ボウ選手がFIMトライアル世界選手権およびFIM X-Trial世界選手権でタイトルを獲得し、前人未到の30連覇を達成しています。

2022年のMotoGP世界選手権に向けて、活動をスタートさせたRepsol Honda Teamのマルク・マルケス選手
2022年のMotoGP世界選手権に向けて、活動をスタートさせたRepsol Honda Teamのマルク・マルケス選手

 2022年も、ラリー、ロードレース、モトクロス、トライアルの世界選手権 最高峰クラス、およびFIMスーパーバイク世界選手権に、HRCが運営するワークスチームで参戦し、タイトル獲得を目指す。また世界選手権では、ワークスチームだけでなく、有力なサテライトチームの参戦もサポートします。さらに、日本をはじめとするさまざまな国や地域においては、各国のホンダの現地法人や販売会社が参戦体制を構築し、ロードレース、モトクロス、トライアルでの選手権獲得を目指す。

FIMトライアル世界選手権、FIM X-Trial世界選手権で前人未到の30連覇を達成しているトニー・ボウ選手
FIMトライアル世界選手権、FIM X-Trial世界選手権で前人未到の30連覇を達成しているトニー・ボウ選手

 若手育成では、今シーズンもMotoGPのMoto2・Moto3クラスに参戦するHonda Team Asiaへのサポートを継続し、また、ステップアップの場として、FIM ジュニアGP Moto3ジュニア世界選手権のサポートを継続します。加えて、若手育成のプログラムとしてIDEMITSU Asia Talent Cupを引き続き活用し、世界で活躍できるライダーのさらなる発掘・育成に取り組みます。

2021年Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得
2021年Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得

 四輪レースの2021年は、パワーユニット(PU)サプライヤーとして参戦したFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得し、Honda F1に1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠をもたらしています。

 今シーズンはRed Bull Groupからの要請のもとに、ホンダのパワーユニット(PU)技術を用いたPUでF1に参戦するレッドブル・グループ傘下のScuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)とRed Bull RacingにPUを供給するRed Bull Powertrains(レッドブル・パワートレインズ)をHRCが支援。また、Scuderia AlphaTauriでF1参戦2年目を迎える角田裕毅選手に続いて、世界最高峰カテゴリーを目指している日本人若手ドライバーのFIA フォーミュラ・ツー選手権(F2)などへの参戦をサポートします。

2021年SUPER GT GT500クラスに参戦したRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
2021年SUPER GT GT500クラスに参戦したRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GT

 国内レースでは、SUPER GT GT500クラスにNSX-GTの新モデルを投入し王座奪還に挑みます。また、昨年タイトルを獲得した全日本スーパーフォーミュラ選手権においてはチーム体制の変更を行い、連覇を目指します。

 開催5年目を迎えるFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)に加え、世界各地で活況なTCRシリーズや耐久レースに向けては、CIVIC TYPE Rをベースとした「CIVIC TCR」を、北米・アジア・欧州のGT選手権や耐久レースに向けては「NSX GT3 Evo」を引き続き供給します。

2021年インディカーでチャンピオンを獲得したアレックス・パロウ選手
2021年インディカーでチャンピオンを獲得したアレックス・パロウ選手

 北米においてはインディカー・シリーズに参戦する6チーム17台に、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)を通じてエンジンを供給します。また、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権ではHPDが供給するAcura(アキュラ)ブランドのマシン「ARX-05」でふたつのチームが参戦します。

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 本田技研工業株式会社 三部 敏宏代表執行役社長は、「Hondaは創業期からレースとともに育ち、レースを通じて人と技術を磨いてきた会社です。そして、夢を描き、勝利にこだわるというレーシングスピリットは、創業者に始まり、多くの先人達のさまざまな困難への挑戦を経て、現代に生きる私たちへも変わらず伝承されています。そうした意味からも、モータースポーツは『Hondaカルチャー』の大きな結晶のひとつであり、それを忘れることなく、今シーズンも多様なカテゴリーのレースにチャレンジしていきます。

 また、モータースポーツをサステナブルでより魅力的な存在にすることを目指して、電動化に加えてカーボンニュートラル燃料や燃焼技術の領域にもチャレンジしていきます。その過程で磨かれる技術は、モータースポーツの領域だけではなく様々な製品に反映され、将来のHondaを支えていく事になります。

二輪レース活動を運営してきたホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加
二輪レース活動を運営してきたホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加

 そして、今シーズンからは、これまで二輪レース活動を運営してきた株式会社ホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加し、Hondaのモータースポーツ体制を強化してまいります。二輪・四輪の分野でそれぞれが持っている技術・ノウハウの相互連携と運営の効率化を図ることで、より強いレースブランドを目指してモータースポーツ活動に取り組み、HondaのDNAであるモータースポーツを将来に向けて確実に継承していけるような強い基盤を築いてまいります。

 2022年も世界中のモータースポーツファンの皆様やHondaファンの皆様、そしてお客様のご期待に応えられるよう、二輪・四輪を合わせた新しいHRCのもと、Hondaは引き続きモータースポーツ活動に力を注ぎ、これからもチャレンジを続けてまいります」とコメントを発表しています。