2022MotoGP第6戦スペインGPが4月29日から5月1日にかけてのヘレス・サーキットで開催されました。今回のレースではフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季初優勝を果たしました。
0.285秒差でバニャイア選手が勝利
2022MotoGP第6戦スペインGPが4月29日から5月1日にかけてのヘレス・サーキットで開催されました。

ドラインコンディションで行われたスペインGP(25周)はポールポジション獲得のフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、アレイシ・エスパルガロ選手(アプリリア・レーシング)が一列目スタート。
2列目にはジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、マルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)、ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)が並びます。
スタート直後、トップを奪ったのはポールポジションのバニャイア選手。2番手にはクアルタラロ選手、3番手にはミラー選手が続きます。
序盤から激しいトップ争いを繰り広げていたバニャイア選手とクアルタラロ選手は、レース中盤になると3位争いを演じていたミラー選手、マルク・マルケス選手、アレイシ・エスパルガロ選手との距離を徐々に広げ2台でバトルを展開。
その後もバニャイア選手はトップを明け渡すことなく今季初優勝。2位にはクアルタラロ選手、3位にはアレイシ・エスパルガロ選手が入賞しています。
今回のレースを終え、優勝を飾ったバニャイア選手は次のようにコメントしています。
■フランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)

「私は感動しています。昨年のアラゴンでの初優勝は確かに非常に重要でしたが、今日の優勝はさらに美しく、はるかに困難なものでした。我々は、様々な理由で本来のポテンシャルを発揮できない厳しい時期がありましたが、ここでは良い結果を出すための条件が整っていることを実感できていました。
カタールからずっとハードワークを続けてきて、ようやく今日、レースへの準備が整いました。25周の間、本当にハードにプッシュし、コンスタントに周回を重ねることができました。感謝しているチームだけでなく、自宅のアカデミーや家族とも、これまでの仕事を誇りに思います!」。
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2022MotoGP第7戦フランスGPは5月13日から15日にかけてブガッティ・サーキットで開催予定です。
■ポイントランキングトップ 10
1ファビオ・クアルタラロ選手 89
2アレイシ・エスパルガロ選手 82
3エネア・バスティアニーニ選手 69
4アレックス・リンス選手 69
5フランセスコ・バニャイア選手 56
6ジョアン・ミル 選手 56
7ヨハン・ザルコ選手 51
8ブラッド・ビンダー選手 48
9マルク・マルケス選手 44
10ミゲール・オリベイラ選手 43