フランス・ル・マンのブガッティ・サーキットでおこなわれた、MotoEワールドカップ第2戦。日本人で唯一参戦する、大久保光選手のレースレポートです。

好印象のル・マンサーキット

 こんにちは。大久保光です。レースの連戦も、折り返しのところにやってきました。

 4月末におこなわれた全日本ロードレース選手権から6週連続でレースに参戦する予定で活動しており、今回はその4週目。私の参戦するメインカテゴリーである、MotoEワールドカップ第2戦フランスラウンドについて書かせていただきたいと思います。

MotoEワールドカップで表彰台に登る大久保光選手
MotoEワールドカップで表彰台に登る大久保光選手

 フランスラウンドは、かの有名なル・マンのブガッティ・サーキットでおこなわれました。このサーキットで有名なレースといえばル・マン24時間耐久レースで、2輪も4輪も知っている人は多いと思います。

 4輪レース(サルト・サーキット)の方は公道も使用しますが、2輪はサーキット内しか走らないという違いがあり、今回のMotoEもサーキット内のコースを使用して、レースが開催されました。

 私は過去に1度、2輪のル・マン24時間耐久ロードレースに参戦したことがあり、他のサーキットに比べて良いイメージを持っていたので、まずは、MotoE初の表彰台を狙いにいきました。

ル・マンのブガッティ・サーキットを走る大久保光選手
ル・マンのブガッティ・サーキットを走る大久保光選手

 いつも通り、レースウィークは金曜日からスタート。走り出しの調子は悪くなかったのですが、フリー走行ではタイムを今ひとつ伸ばすことができず10番手となりました。

 今年からの新たな予選方式により、8番手までがダイレクトにQ2スタートとなるので、今回はQ1スタートです。(新たな予選方式については、私が書きましたMotoE開幕戦の記事をご覧ください)

世界選手権での初表彰台を獲得

 Q1ではタイムを大幅に更新することができ、2番手でQ2に進出。Q2でも更にタイムを上げることに成功し、最終的に予選は6番手となりました。

MotoEワールドカップ第2戦を戦う大久保光選手
MotoEワールドカップ第2戦を戦う大久保光選手

 続くレース1ではスタートは成功したものの、前2台のペースが想像以上に速く、徐々に引き離される展開となりました。その後、残り2周で4番手に後退しましたが最終ラップで前方での転倒があり、最終的に3位でゴール。世界選手権に出場し始めてから、初めての表彰台を獲得することができました。

 本当に嬉しい気持ちでいっぱいな反面、反省するべき点も多くあったレース1だったので、レース2はその辺りを修正していこうと考えていました。

 そしてレース2でもスタートは成功し3番手のポジションを獲得しましたが、バッテリーのトラブルが出てしまい、最初からフルパワーで走れない状態でのレースとなってしまいます。なんとか上位について行くのがやっとの状況で、何とか6位でチェッカー。貴重なチャンピオンシップポイントを獲得することができました。

MotoEワールドカップ第2戦を戦う大久保光選手
MotoEワールドカップ第2戦を戦う大久保光選手

 悔しいですが前向きに物事を考え、トラブルを抱えたなかでも6位を獲得できたことは、今後のレースを考えるとポジティブな部分だと思います。

 ランキングも5位となり、トップとの差は31ポイント差です。決して近くはないですが、遠く離れてもいないので、残り10レースで巻き返しを目指します。

 また次戦では再び表彰台、そして初優勝を目指していくので、皆様、引き続き応援宜しくお願いします。