スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2022年シーズン第5戦イギリス決勝レースが7月16日から17日にかけてドニントン・パークで開催されました。今回のレースではT・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)がレース1・スーパーポール・レース2のすべてで優勝を飾りました。

ラズガットリオグル選手が初の3連勝

 スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2022年シーズン第5戦イギリス決勝レースが7月16日から17日にかけてドニントン・パークで開催されました。

第5戦イギリスで3連勝しT・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)
第5戦イギリスで3連勝しT・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)

 決勝レース初日のレース1(23周)では、ポイントランキング3位につけるのトプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)が優勝。2位にジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)、3位にアレックス・ロウズ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が入賞。カワサキはSBK通算500回、501回目の表彰台獲得となっています。

 翌17日に行われたスーパーポール・レース(10周)ではレース1に続きT・ラズガットリオグル選手が優勝。2位にJ・レイ選手、3位にスコット・レディング選手(BMW Motorrad WorldSBK Team)が入賞しています。

 また、スーパーポールの結果がグリット位置に反映されるレース2でもT・ラズガットリオグル選手が勝利。2位にはポイントランキングトップのアルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)、3位にJ・レイ選手が入賞しています。

 今回のレースを終え、ライダーズランキングトップ3のA・バウティスタ選手、J・レイ選手、T・ラズガットリオグル選手は次のように話します。

■アルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)246ポイント

アルバロ・バウティスタ選手とマイケル・ルーベン・リナルディ選手(Aruba.it Racing – Ducati)
アルバロ・バウティスタ選手とマイケル・ルーベン・リナルディ選手(Aruba.it Racing – Ducati)

「レース1で転倒してしまいましたが、このコースの難しさは分かっていたので、非常にポジティブな週末でした。特に転倒の後、手に痛みがあったので、レース2日目は楽なではなかったです。でも歯を食いしばって、トプラクとジョニーに追いつき、2位を獲得することができました。次戦のモストは僕らの特性に合っているサーキットだと思うので楽しみです」。

■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)229ポイント

ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)
ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)

「スーパーポールでは、初めてSCQのリアタイヤを使いましたが、とても良いタイヤだと確信しました。トプラクからそれほど離されずにゴールできたのは、彼にとってこのコースが本当に強かったからです。彼はカワサキのルーキーだった頃から、このコースで強さを発揮していました。決勝の半分くらいはフィーリングが良かったので、どこが良くてどこを改善しなければならないかを理解することができました。

 ただ、フロントブレーキに問題があって、トプラクのすぐ後ろにいたこともあって、スリップストリームを使いすぎてしまいました。だから少しクールダウンして、自分のリズムを取り戻すのに時間が必要でした。

 終盤はアルバロのペースがとても速かったです。土曜日から今日にかけて、いくつか良い変更がありましたが、気温が高いときのマシンについてはまだまだ学ぶことが多いです。僕らにとっては苦手な分野でしたが、今はハッピーな気持ちでいられます。

 昨日は幸運にもポイントを獲得することができたので、チャンピオンシップの差を半分に縮めることができました。全体としては問題ないですが、勝てないのは悔しい。本当はここで勝ちたかったです。でも、それを乗り越えて、全体像を見ていかなければならないでしょう」。

■トプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)203ポイント

トプラク・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)
トプラク・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)

「ついに夢の3勝を達成することができました。本当にうれしい。そして素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝しています。

 今、マシンのフィーリングは、昨年の“トプラク・スタイル”に近いものがあり、とても満足しています。スーパーポールのレースは、皆が毎周プッシュしているので、リアタイヤを温存する必要がなく、とても速かったです。レースではQタイヤを初めて使いましたが、信じられないようなペースで、1分26秒台のラップタイムを記録しました。

 暑くて、ジョニーがとても速かったので、ロングレースの2勝目は僕にとってとても重要なことでした。彼が追ってくるのは分かっていましたが、リアタイヤのコンディションを良くしておきました。今日の勝利と3連覇にはとても満足しています。チャンピオンシップはまだ終わっておらず、多くのレースがあるので、これからも戦い続けます」。