レーシングライダーの大久保光選手が参戦した、全日本ロードレース選手権併催のMFJ CUP JP250クラス。その様子をレポートしてくれました。

今シーズンの最終レースはJP250

 皆さんこんにちは。12月になり、今年も1か月を切りました。皆様は年末、どのように過ごす予定でしょうか?私は2週間ほど海外に行く用事がありますが、それ以外は日本でゆっくり過ごしたいと思っています。

 気温も寒くなりツーリングには少し辛い季節となってきましたが、冬も安全第一でバイクライフを楽しんでいきたいと思います。

全日本ロードレース選手権併催のMFJ CUP JP250クラスのグリッドに並ぶ大久保光選手
全日本ロードレース選手権併催のMFJ CUP JP250クラスのグリッドに並ぶ大久保光選手

 私の来年の予定としましては2月まで日本に滞在して、そこからヨーロッパで過ごそうと考えています。開幕戦は5月からですが、オフィシャルテストは3月からありますので。ということで、来年も引き続きMotoEワールドチャンピオンシップに参戦しますので、今後とも応援宜しくお願い致します。

 さて、今回は11月上旬におこなわれました、全日本ロードレース選手権併催のMFJ CUP JP250クラスに参戦したお話しをしたいと思います。

ピットロードで情報交換をする大久保光選手と横江選手
ピットロードで情報交換をする大久保光選手と横江選手

 鈴鹿サーキットを走るのは8月の鈴鹿8耐以来となりますが、今回は1000ccではなく250ccのバイクで、カワサキ「ZX-10R」からホンダ「CBR250RR」へと乗り換える、大きく違う環境でのレースとなりました。チームは、四国の香川県に拠点を置くTEC2からの参戦。本来参戦するはずだったライダーが急遽参戦できなくなってしまったため、代役として参戦することになりました。

 JP250は木曜日、金曜日にフリー走行、土曜日に予選と決勝が行われるというスケジュールでの開催です。まずは久々の小排気量のレースだったので、緊張する中で初日が始まりました。

 まずはしっかりとマシンの特性を理解するために、ピットインはせずに継続してラップを重ねていきます。思った以上にタイムは出なかったのですが、しっかりとマシン特性を理解する事ができたので、次の日につながるセッションとなりました。

 そして2日目の金曜日のフリー走行では、レースを想定したレースラップを行い、そこで起こるマシンの状態変化などを確認。タイムも初日に比べて大幅に更新することができ、トップタイムで金曜日を終えました。

レース後パルクフェルメに戻ってきた大久保光選手
レース後パルクフェルメに戻ってきた大久保光選手

 決勝日となる土曜日は予選の開始時間が早く、少し肌寒いなかでの走行となりました。

 JP250クラスのレギュレーションで予選、決勝は同じタイヤを使わなければならず、なるべく予選の周回数を減らしたいと考えた私は、チームメイトである横江選手と相談し、お互いに1周ずつスリップで引っ張り合い、合計の周回数は2周で終えるというプランで予選に臨みました。

 予選ではチームメイトの横江選手以外のライダーのスリップストリームも使う事ができ、従来のコースレコードより1秒以上更新してのポールポジションを獲得することができました。

 周回8周で行われた決勝では、スタートこそ出遅れてしまったものの2周目ではトップに返り咲き、そのままレースをしっかり走り切り、後続と約10秒の差をつけての優勝。やはりどんなカテゴリでも優勝するのは難しいですし、とても嬉しいものです。

 乗り慣れないマシンでの戦いでしたが、こうして結果を残すことができて、まずは一安心という気持ちと、しっかりサポートしてくださったチームの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

 このレースをもって、私の2022年のレース活動はすべて終了となりました。来シーズンに向けて、この冬の間にしっかりトレーニングを重ね、本業であるMotoEでもまずは初優勝できるように頑張ります!