オランダ生まれの電動アシスト自転車『VanMoof(バンムーフ)』から、2022年4月6日に発表されたニューモデル「S5」と「A5」は、電動モビリティ分野の一翼を担う電動アシスト自転車のあり方に大きな影響を与えそうです。

スマホをダッシュボードに、シンプルな見た目に新機能搭載

 オランダ生まれの電動アシスト自転車『VanMoof(バンムーフ)』から、2022年4月6日に発表されたニューモデル「S5」と「A5」は、電動モビリティ分野の一翼を担う電動アシスト自転車のあり方に大きな影響を与えそうです。

『VanMoof(バンムーフ)』の新型「S5」(左)と「A5」(右)はさまざまな技術革新が施された最新鋭のe-BIKE
『VanMoof(バンムーフ)』の新型「S5」(左)と「A5」(右)はさまざまな技術革新が施された最新鋭のe-BIKE

 創始者は工業デザイナーで、自転車には無知だったと言いますが、自転車文化の進んだオランダのスタンダードであって、日本のそれとは全く異なる知識レベルでしょう。

 バンムーフのデザイン力と機動性は2009年にリリースした初代モデルから高く評価され、世界中にファンを増やし続けています。そして2022年には最新モデル「S5」と「A5」が発表されました。

「S5」は、バンムーフの象徴的なストレートフレームに小さめのホイールを付けてリフレッシュしたモデルです。ストレートなフレームで適応身長165cmから210cmと、大柄な体格にも適応しています。

 一方の「A5」は、東京にインスパイアされた「X」フレームシリーズから大きく変化し、乗り降りしやすいローステップスルーフレームで跨りやすいデザイン、適応身長は155cmから200cm、ホイールサイズもやや小ぶりとなっています。

VanMoof S5
VanMoof S5

 前世代より技術的改良が進み、超静音パワフルモーター、長距離バッテリー、パワフルブースト、最新の盗難防止技術などへ見直しが図られています。

 特筆すべきは、オプションのスマホマウントと充電ポートによってライダーのスマートフォンをダッシュボードとして使い、ハンドルバーに装着ができる点でしょう。そして専用のアプリを介してナビゲーションやデータの表示などが可能です。スマホとEバイクの連動という柔軟なエンジニアリングが「自転車界のテスラ」と呼ばれる所以でもあるでしょう。

VanMoof A5(前後にアクセサリーのキャリアを装着した状態)
VanMoof A5(前後にアクセサリーのキャリアを装着した状態)

 走りのセンスも磨かれています。両機ともパワフルで静音性に優れた「Gen5(第5世代)」モーターを搭載。新開発のトルクセンサーにより、ライダー自身のペースや動きに合わせてバイクが反応し、レスポンスの高い走行体験を実現します。前世代からターボブーストも引き継がれ、ワープするようなスピードを楽しめます。

 盗難防止技術は、さらに磨きがかかった自動格納機能によって軽くキックするだけでロックし、キーレスアンロックもさらに簡単になりました。また、ライダーがEバイクに戻ったときには自動でアンロックされます。

 機能的かつビジュアルもシンプルで防犯機能にも優れているという、まさにスマートバイクの代名詞のような自転車です。

ライダーのスマートフォンをダッシュボードとして、走行中にさまざまな情報を表示することができる
ライダーのスマートフォンをダッシュボードとして、走行中にさまざまな情報を表示することができる

 価格(消費税10%込み)はいずれのモデルも31万5000円です。当分の期間は既存モデルの「S3」、「X3」と併売される予定です。