『小野木里奈の○○○○○日和』は、マフラーから奏でられる優しいサウンドも加速時に変化しするヤマハのスーパースポーツモデル「YZF-R7」に試乗します。

注目のスポーツバイク「YZF-R7」に試乗

 皆さん、こんにちは小野木里奈です。本日はヤマハ「YZF-R7」の試乗記でございます。スーパースポーツモデルが好きな私は、YZF-R7を試乗できると聞いて大興奮。元々注目していたバイクということもあって、タイミングばっちりですよね(笑) それでは、レッツゴー!

スーパースポーツモデル「YZF-R7」に試乗します
スーパースポーツモデル「YZF-R7」に試乗します

 私が試乗した「YZF-R7」のカラーは、「ヤマハブラック」。もう一色は「ディープパープリッシュブルーメタリックC」があります。ブルーには複雑な名前があるに対して、シンプルな「ヤマハブラック」というネーミングを思わず気になってしまいます (笑)

「ヤマハブラック」のデザインはシンプルに真っ黒でロゴとフロントに鮮やかなスカイブルーのラインが引かれています。スカイブルーのラインは、これまでヤマハで使われていることが多かった濃いブルーではないのが印象的。個人的にはこのスカイブルーの方が同じブルーでも好きです。それ以外は真っ黒だからこそ、さりげないスカイブルーが目立っておしゃれだなって感じます。

ブラックの中に鮮やかなスカイブルーのラインが目立っておしゃれ
ブラックの中に鮮やかなスカイブルーのラインが目立っておしゃれ

 フロントは結構クールなお顔立ち。センターライトを挟んでいる2つの細めのライトが切長な眼をしているようで、よりクールさを際立たせています。なんだかスーパースポーツの男前さを感じますね。

 サイドから見ると、スーパースポーツならではのフロントからタンク、シートがうねったデザイン。リアホイールとタンデムシートの空間があいているのが、まるでシートが浮き上がっているようです。

リアホイールとタンデムシートの間があいているのがシートが浮き上がっているように見えます
リアホイールとタンデムシートの間があいているのがシートが浮き上がっているように見えます

 さらにYZF-R7は、車体がコンパクトに設計されているんだそうです。確かに大型バイクにしては大きすぎない車体のサイズだなと思います。YZFシリーズの形からも微妙にライダーの乗車姿勢が変わっているそうなんです。他のYZFシリーズを乗ったことある方は、そのような違いを比べてみても楽しめるかもしれません。

 それでは、恒例の足つきチェック!シート高は835mmなので、私(=身長160cm)が乗ると両足は爪先立ちになってしまいます。ただ、車体がスリムに感じるので片足になればしっかり足はつけるし支えやすいなと思います。

車体重量も軽く片足であれば車体を支えられます
車体重量も軽く片足であれば車体を支えられます

 車両重量が188kgなので大型バイクにしては私1人で支えられる重さで、取り回しも問題なくできました。大きいバイクを乗る上での壁は、自分で押し歩きができるかどうかもその一つ。エンジンをかけて運転している時は足つきや重さはなんとか回避できても、駐停車や押し歩きする時は身長の小さなライダーは色々と扱う時に問題が出てきます。YZF-R7は、車体がコンパクトで車両重量も重すぎないからこその利点ですね。

 エンジンをかけてみると、パワーのある音だけどこの排気量にしては正直大人しめな音量。こうなると、音の面でも静かにしたのかなと最初は思っていました。しかし、YZF-R7で高速道路に乗ってみると、時速40km/hあたりからスピードを上げたときに音が一気に変化する感覚があります。

 スピードもそれまでは滑らかに加速していたようでしたが、音の変化同様にギュインっと加速して、まるで別のバイクに乗っている感覚です。そして、この予想外な体験がとても楽しいんです。発進当初は大人しい優等生かと思いきや、実はこんな野生的な顔もあってまさにギャップ萌えですね (笑)

YZF-R7はサーキット走行でも楽しく走ることができます(写真:石塚健選手)
YZF-R7はサーキット走行でも楽しく走ることができます(写真:石塚健選手)

 多分、高速道路に乗らなかったらこの感覚は味わえなかったと思うので、高速道路も試乗しておいてよかったです。乗っていても体が自然とバイクにフィットしていて、コーナリングもしやすい印象。スーパースポーツならではの格好いい前傾姿勢は、乗っている私自身も格好いい自分になった気がしてホクホクした気分で運転を楽しむことができました。

 大型バイクなのに、身長が低いライダーでも取り回しや支えやすい一面を持っているYZF-R7。実際に乗ってみたらバイクと一体感を楽しめるようなフィット感もあるので、初心者の方でもバイクとの一体感を感じる上でもこのバイクで体験してみるのはおすすめかもしれません。