Flux Performance(フラックス・パフォーマンス)は、新型オフロードバイク「Primo(プリモ)」のプロトタイプを公開しました。同メーカーは、2023年にPrimoを生産し、2024年にユーザーへ納入することを目標にしているといいます。

高出力な新型電動オフロードバイク

 Flux Performance(フラックス・パフォーマンス)は、新型オフロードバイク「Primo(プリモ)」のプロトタイプを公開しました。

Flux Performanceが公開した電動オフロードバイク「Primo」プロトタイプ
Flux Performanceが公開した電動オフロードバイク「Primo」プロトタイプ

 スロベニア出身のオートバイレーサー、愛好家、エンジニアからなるチームで構成されたFlux Performanceは、伝統的なモーターサイクルを尊重しつつ、電気推進の最先端技術を融合させることでライディング体験に新たな可能性をもたらすことを目指す企業です。

 2023年に生産を開始し、2024年にユーザーへ納入予定のPrimoは、電子機器、コントロールユニット、水冷式ドライブトレイン、トランスミッションを含むバッテリーパック一式と、それを動かすためのソフトウェアを設計し製作。

 85馬力のピークパワー(スマートフォンとの接続によりパワーのカスタマイズが可能)と、市販のモトクロスバイクよりも大容量の交換可能なバッテリーを備えながら、重量は比較的軽量なモトクロスバイクへと仕上げられています。

 また、Primoはアクティブ回生ブレーキシステムを搭載しており、リアブレーキ時にバッテリーを充電することも可能。

 電動バイクでありながら、従来のクラッチを模倣したバーチャルクラッチも装備されています。

 Primoの公開に際し、Flux PerformanceのCEO兼共同創業者のマルコ・ウコタ氏は次のようにコメントしています。

「スロベニアとイタリアのスーパーモトチャンピオンとして、私はオフロードライディングの多くの問題点を認識しています。19歳のとき、2009年にe-supermotoのプロジェクトを立ち上げたのですが、当時はバッテリーの性能が十分ではありませんでした。現在、エンジニアとしてプロフェッショナルなチームを結成し、最初のプロトタイプを発表できることを誇りに思っています。

Primoは、まだ市販のモーターサイクルではありません。最初のプロトタイプであり、開発ツールであり、技術的なプラットフォームなのです。私たちのチームがガレージで何ができるかを証明し、量産型モーターサイクルの開発に向けた基礎となるものです。なお、Primoにはエンデューロ、モトクロス、スーパーモタードの3タイプを用意する予定です」。