『小野木里奈の○○○○○日和』は、最新技術を多数採用したハーレーダビッドソンの「Sportster S」に試乗します!

カラーリングからもセンスの良さを感じる

 皆さん、こんにちは!小野木里奈です。先日、大磯ロングビーチで開催された、JAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会に参加してきました。去年に引き続き、今年も参加することができてとても嬉しいのですが、一方で1年が経つのってあっという間だなぁと改めて感じます。海外二輪車がこんなにたくさん勢揃いして試乗できる機会に中々出会えないので、無事に今年も開催できて本当によかったです。

ハーレーダビットソンの「2022 Sportster S(スポーツスターS)」に試乗します
ハーレーダビットソンの「2022 Sportster S(スポーツスターS)」に試乗します

 さて、今日ご紹介するバイクは、ハーレーダビットソンの「2022 Sportster S(スポーツスターS)」でございます。私が試乗したカラーは、ビビッドブラック。Sportster Sのカラー展開は、全部で3色となっており、個人的にはホワイトサンドパールも個性的で惹かれてしまいます。

ノーマルのデザインで、どれだけセンス良いのですか!!

採用されているブラックと渋みのあるブラウンゴールドの組み合わせが、私はとても好き。ただの明るいゴールドでなく、栗色のような深みのあるカラーが特にツボで、タンクに描かれているロゴのデザインにも新しさを感じます。

まだまだバイクの知識が浅いので、ハーレーのカラーリングというと私の中で黒とシルバーで、クルーザースタイルのイメージがとても強かったんです。だからこそ、このバイクを試乗するとなった時、「え?これハーレーなの?」と何度もロゴを確認してしまいました。

タンクに描かれている「HARLEY DAVIDSON」ロゴの色合いも好き
タンクに描かれている「HARLEY DAVIDSON」ロゴの色合いも好き

 確かにハーレーダビットソンとタンクに書いてあります(笑)

 ハンドル周りを見ると、液晶カラーパネルのメーターが備わっていてとっても見やすく、よく見たらミラーがハンドルについているのも面白いデザインですね。

 タイヤも太めでマフラーは右側から2本出ています。全体的にどっしりとした印象で、この点はやはりハーレーらしさを感じます。クルーザーのようでスポーツタイプな要素もあるし、デザインはこれまで私が乗ってきたハーレーとも違う…不思議ですが格好良い外見ですよね。

シート高は765mmで私(=身長160cm)が跨ると両足のつま先がつく感じです
シート高は765mmで私(=身長160cm)が跨ると両足のつま先がつく感じです

 それでは、恒例の足つきチェックでございます。私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高は765mmと、足つき性は大型バイクの中でもまぁまぁ車体を支えやすい印象。Sportster Sの総排気量は1252ccで車両重量が228kg。どっしりとした外見の通り、やはり重さもあります。でも足がつくので、駐停車する時は自分でなんとか支えられそうです。

 以前は、このクラスのバイクを扱うことがとても怖く、今回久しぶりに200kg超えの車両を扱ってみたら慣れてきた自分がいました。ちゃんとバランスを取ればSportster Sのような重さがあるバイクでも少しずつ扱えるようになるんだな、ということも実感できました。

ハイマウント エキゾーストマフラーは、ライダーの足元とテールセクションからの排気熱を遠ざける設計
ハイマウント エキゾーストマフラーは、ライダーの足元とテールセクションからの排気熱を遠ざける設計

 それでは、いよいよエンジンスタートです。ヒュルルルと風がなびいたような音の中に、乾いた低く吹き抜けるような音が広がります。振動もブルブルと感じてきて、ワクワク感を高揚させます。この音も、これまで乗ってきたハーレーのようなドッドッドッという音は全然聞こえてきません。

ハンドル周りにはスイッチがたくさんあり、ライディングモードを切り替えられます
ハンドル周りにはスイッチがたくさんあり、ライディングモードを切り替えられます

 ハンドル周りにはスイッチがたくさんあり、ライディングモードを切り替えられます。ライディングモードは「ロード・スポーツ・レイン」に切り替え可能で、さらに自分オリジナルのカスタムモードも作成できます。ただ、今回はロードモードのみで走らせることにしました。

新しいバイクの乗り味を教えてくれる「Sportster S」

 走っていると、この運転姿勢が独特でちょっと最初は困惑。クルーザータイプでもないし、スポーツタイプでもありません。というよりも、あえて両方の運転姿勢を合わせた感じと答えた方がいいかもしれません。

下半身はクルーザータイプ、上半身はネイキッドタイプに乗っているような感覚
下半身はクルーザータイプ、上半身はネイキッドタイプに乗っているような感覚

 下半身はクルーザータイプ、上半身はネイキッドタイプに乗っているような感覚です。どちらかというとスポーツタイプに乗ることが多い私なので、下半身だけ前方に添えているのが乗った瞬間は違和感があります(笑)

 それでも乗り続けていくと、段々この新しい乗り方が馴染んできます。ニーグリップというよりも、クルーザータイプのようにお尻でバランスを取っていく感覚。そして、1252ccのエンジンから発生される大きなパワーは、アクセルを回すたびに軽々と加速し、この乾いた低い排気サウンドも実に心地いい。Sportster Sの運転姿勢といい、他では中々味わうことができない乗り味かもしれません。あとはこのどっしり感が、地面をしっかりつかんでいる感覚があり、安定感を感じました。

コーナリングは、車体を大きく動かそうと思わなくても意外と楽に曲がる
コーナリングは、車体を大きく動かそうと思わなくても意外と楽に曲がる

 コーナリングは運転姿勢に慣れない時には難しく感じていたのですが、馴染んできた頃にはそんなに大きく動かそうと思わなくても意外と楽に曲がるなぁと感じます。もっと一生懸命動かさなきゃいけないのかなと思っていたのでこの快適さには驚かされました。

 色んな点で新しさを発見できるSportster Sからは、これまでに乗ってきたハーレーと見た目や乗り味などの違いがあり、「ハーレーってこんなバイクも作っていたんだ」というのが最初の印象。特に私が気に入ってしまったのが車体デザイン。黒とブラウンゴールドは最も好きなカラーリングの一つなので、どうしても目がいってしまいます。

ハーレーダビッドソンの新しい一面を見せてくれた「2022 Sportster S」
ハーレーダビッドソンの新しい一面を見せてくれた「2022 Sportster S」

 そして、Revolution?Max 1250Tエンジンを搭載した車体ですが、なんとか1人でも取り回しができるのは魅力的。ハーレーの新しい一面を見せてくれた「2022 Sportster S」、気になる方はぜひお試しください。