日本国内には、一見すると「なぜ建てられたの!?」と思うような巨大オブジェが数多く存在します。いったい、どのようなオブジェが設置されているのでしょうか。

日本国内にある有名巨大オブジェをピックアップ!

 ツーリングに最適な季節、長期休暇に写真映えを狙って巨大オブジェをツーリングで訪れてみるのも良いかもしれません。日本国内には、さまざまな巨大オブジェが存在しますが、いったいどのようなものが設置されているのでしょうか。

1.カニの爪:北海道紋別市

「北海道立オホーツク流氷科学センター」の敷地内に設置されている巨大な「カニの爪」
「北海道立オホーツク流氷科学センター」の敷地内に設置されている巨大な「カニの爪」

 まずひとつ目のオブジェは、北海道紋別市の「北海道立オホーツク流氷科学センター」の敷地内に設置されている巨大な「カニの爪」です。

 元々は1983年に行われた「流氷アートフェスティバル」の出品作品で、元々流氷の時期にオブジェとして海に浮かべていたものでした。 

 「カニの爪」は、高さ12m、幅6m、重さ7トンと非常に大きいため、撮影に苦戦するかもしれませんが、そんな時は紋別市教育委員会生涯学習課がYouTubeで公開している、『紋別のシンボル カニのツメ』というタイトルの動画が役立ちます。

 動画内では、当オブジェのおすすめの写真の撮り方を学ぶ事ができるので、迫力ある写真を撮影したい人は、事前に参考にしてみるのも良いかもしれません。

2.巨大なまはげ:秋田県男鹿市

秋田県男鹿市の「男鹿総合観光案内所」前に設置されている巨大なまはげ
秋田県男鹿市の「男鹿総合観光案内所」前に設置されている巨大なまはげ

 ふたつ目は、秋田県男鹿市の「男鹿総合観光案内所」前に設置されている、二体の「巨大なまはげ」です。身長15mという巨大ななまはげが包丁を振りかざしている姿は、迫力満点というほかありません。

 このオブジェは町おこしのために制作されたもので、現在でも人気の撮影スポットとなっています。

3.白い鹿「White Deer(Oshika)」:宮城県石巻市

 3つ目のオブジェは、宮城県石巻市の「Reborn-Art DINING(リボーンアート・ダイニング)」の敷地内に設置されている、約6mの巨大な白い鹿のオブジェ「White Deer(Oshika)」です。

 White Deer(Oshika)の作者は、現代彫刻家の名和晃平氏。2017年、「Reborn-Art Festival(リボーンアート・フェスティバル)」という東日本大震災の復興を願った総合芸術祭が初開催された時に出品された作品です。

 神話に登場する「神鹿(しんろく)」をモチーフに、3Dスキャン技術を用いて作成されたこのオブジェには、その神秘的なたたずまいを見に来る人が後を絶ちません。

 2027年まで展示される予定のこのオブジェは、県道2号沿いの脇道近くと、少々わかりづらい場所にあるため、実際に訪れる際はナビを使用すると良いかもしれません。

4.柚鬼媛(ゆきひめ):愛媛県北宇和郡鬼北町

愛媛県北宇和郡鬼北町の「道の駅 日吉夢産地」に設置されている柚鬼媛(ゆきひめ)
愛媛県北宇和郡鬼北町の「道の駅 日吉夢産地」に設置されている柚鬼媛(ゆきひめ)

 4つ目は、愛媛県北宇和郡鬼北町の「道の駅 日吉夢産地」に設置されている「柚鬼媛(ゆきひめ)」です。身長5m、体重約700kgで鬼の赤ちゃんを抱いた慈愛溢れる鬼女のオブジェで、2017年に設置されました。

 鬼北町は、全国で唯一「鬼」の字がつく自治体であり、地元には鬼伝説もあることから、鬼で町おこしをするために、フィギュアで有名な「海洋堂」が製作したといいます。

 また、柚鬼媛には家内安全・縁結びのほか、安産祈願のご利益もあるそうで、お参りするために訪れるのも良さそうです。

5.火影岩(ほかげいわ):兵庫県淡路市

兵庫県立淡路島公園内にある火影岩(ほかげいわ)
兵庫県立淡路島公園内にある火影岩(ほかげいわ)

 そして5つ目は、大人気アニメ「NARUTO」に出てくる「火影岩」です。兵庫県立淡路島公園内にある「ニジゲンノモリ」というアミューズメント施設内に設置されています。

 ニジゲンノモリとは、いわゆる”二次元コンテンツ”の世界観を、五感を使用して体を動かしながら体験できるアニメパークで、さまざまな二次元コンテンツのアトラクションを楽しめる点が魅力です。

 火影岩が設置されている「NARUTO & BORUTO 忍里」は、「NARUTO」と「BORUTO- NARUTO NEXT GENERATIONS」の世界観をテーマとしたアトラクションエリアとなっています。実際に火影岩の後ろで忍術修行が楽しめるため、ファン必見の場所といえそうです。

※ ※ ※

 巨大オブジェは、町おこしや芸術祭の出品作品、アミューズメントパークの世界観を表現するなどの目的で製作されることが多いようです。

 本記事でピックアップしたもの以外にも、日本にはさまざまな巨大オブジェ・モニュメントなどが存在します。長期休暇には、ツーリングも兼ねてそんな巨大オブジェを巡る旅も楽しいかもしれません。