『小野木里奈の○○○○○日和』は、スウェーデン発祥のハスクバーナモーターサイクル「SVARTPILEN 250(スヴァルトピレン250)」に試乗します。個性的なデザインを持つスヴァルトピレン250の詳細を徹底的に探ります。

印象的なスタイリングのSVARTPILEN 250とは?

 皆さん、こんにちは!小野木里奈です。今回は、ハスクバーナモーターサイクル「SVARTPILEN 250(スヴァルトピレン250)」の試乗記でございます!

ハスクバーナモーターサイクル「スヴァルトピレン250」に試乗します
ハスクバーナモーターサイクル「スヴァルトピレン250」に試乗します

 私、初のハスクバーナデビューをしました。過去の『バイクのニュース』の記事でも紹介されていましたが、ハスクバーナモーターサイクルはスウェーデン発祥のメーカーです。ブランドの歴史としては、バイクを発売する以前からあるそうなので、なんと300年以上続いているんだそうです。そんな歴史あるブランドのバイクに初試乗することができて嬉しかったです。それでは、いってみましょう!

 外見は、ネイキッドのようだけどオフロードのような印象のスタイリングをしています。フロントのタンクからタンデムシートにかけてのラインが、リアのタイヤと合わせて眺めるとなんだか浮き上がっているようなデザイン。リアタイヤ周りもあまり見たことないようなむき出しのような姿も魅力的で、アクティブさを感じさせますよね。

タンクからシートにかけての直線的なデザインもスヴァルトピレン250の特徴
タンクからシートにかけての直線的なデザインもスヴァルトピレン250の特徴

 色はブラックを基調に、シルバーブラウンがアクセントになっています。エンジン回りは刺々しさもあって、よりアクティブな印象を強く残しています。

 日本のバイクではなかなか見ることのできない独特なデザインは、スウェーデンという北欧の地ならではのインスピレーションから生まれたものなのでしょうか。スウェーデンの美しい街並みは、絵本のようなカラフルな建物もあるイメージだったので、このモノトーンデザインのバイクならその街並みとの相性も良さそうですよね。あとは、シンプルな色味であるがゆえに乗り手のファッションの幅も広げやすいと思います。

シート高810mmのSVARTPILEN 250の足つき性は、身長160cmの私が跨ると両足のつま先がつく程度です
シート高810mmのSVARTPILEN 250の足つき性は、身長160cmの私が跨ると両足のつま先がつく程度です

 それでは、恒例の足つきチェックでございます。私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。海外のバイクは250ccクラスでも、ちょっとシート高が高めですね。シート高は810mmなので、両足で跨るとつま先立ちになります。一方、車両重量が153kgと、小柄なライダーでも支えやすい重さなのです。あとは足回りに余計な幅がない感覚があったので、停車中などのシーンで車両を支えやすいなと感じます。

250ccとは思えない加速を体感できる!

 いよいよエンジンスタートです!メーターはデジタルの液晶で見やすく、ハンドルまわりを含め、車両の重さが153kgのためか、余計な装備は削られているように思えます。エンジンをかけると振動が細かく、ちょっと高めの元気の良い音。アクセルを回すたびにその振動がブイィィーーーーンっとさらに跳ね上がるような力強さを感じます。

 そして、この加速の振り幅がすごい。250ccとは思えないような逞しさがあります。ニーグリップもしやすく、この広々とした試乗会にはもってこいのスポーティーな走りです。ライダーの体重移動をダイレクトに車両へつながる感覚がとても楽しいバイクです。

体がマシンにフィットしていることでコーナリングも楽にできます
体がマシンにフィットしていることでコーナリングも楽にできます

 コーナリングも全身の力が抜けた状態でスイスイとできます。もちろん、バイクに乗る上では、余計な力を体に加えてはいけないことは重々承知ですが、それでも初めて乗るバイクでは、乗り始めに関してその特徴やライディングフォームに慣れるまでは、やはりどこか余計な力が入ってしまうことはあります。

 特に試乗会では常に短い時間で初めてのバイクに試乗してます。だからこそ、余計な力が入ってしまう状況になるのですが、でもSVARTPILEN 250は乗ってからすぐに体がフィットするようなライディングを実現させてくれる楽しさがありました。

 SVARTPILEN 250に跨った時は両足が爪先立ちだったのに、不安を感じさせない一体感を感じたので驚かされます。250ccクラスでもキビキビとした走りを実現してくれるSVARTPILEN 250は、初心者ライダーの方でも楽しむことができそうです。

 海外ならではのデザインで、他の人と被りたくない!というバイクをお探しの初心者ライダーの方には、250ccで扱いやすいパワーということもあり、おススメできると思いました。

個性的なデザインのスヴァルトピレン250
個性的なデザインのスヴァルトピレン250

 海外のネイキッドやオフロードは足つきが国産車よりも厳しいこともありますが、SVARTPILEN 250は私の身長160cmでもなんとか両足の爪先で支えられますし、何より重すぎないという強みがあります。車体を支えやすいという一面は初心者ライダーにとってはとてもありがたいことです。だからこそ、機会があったら是非体験していただきたいバイクだと思います。