毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』の掲載日です。外国車のイメージが180度覆るBMW Motorrad「G310R」の魅力に迫るよ!

G310Rの存在感は凄い!

 みなさんこんにちは。高梨はづきです。今回は、JAIAで乗ったバイクの試乗記をお届けするよ!

JAIAに初潜入!最初に試乗するのは、BMW Motorradの「G310R」
JAIAに初潜入!最初に試乗するのは、BMW Motorradの「G310R」

 さっそく出てきた謎の単語「JAIA(ジャイア)」って何やねん?という人も多いと思うので説明します!JAIAとは日本自動車輸入組合という非営利法人があって、その略称のこと。その組合に加入している二輪の海外メーカーが集まって、メディア関係者向けに自社モデルのイッキ乗りしませんか?っていう感じで、春先に恒例で開催される試乗会なんだけど、組合名称=試乗会って認識で業界の人たちに呼ばれているんだって〜。メディア関係者以外は入れないクローズドイベントということで、JAIA初潜入となるわたしがレポートしていくよ!

 今回お届けするバイクは、BMW Motorrad「G310R」です。

BMW Motorrad「G310R」のフォルムカッコ良すぎない??
BMW Motorrad「G310R」のフォルムカッコ良すぎない??

「このフォルムカッコ良すぎない??」ってカイヤナイト・ブルー・メタリック/スタイルパッションっていうカラーリングの美しい発色が光る繊細なフォルムにさっそくときめいてしまった。こういうのトリコロールっていうんだっけ?この3色って爽やかでカッコいいんだよなぁ〜。主役感のあるバイクってこのバイクのことをいうのね。存在感がすごい!

エンジンの後方からマフラーが出ているG310R
エンジンの後方からマフラーが出ているG310R

 G310Rを見て、特徴を強く感じたのがドンッと主張するマフラー周り。エキゾーストパイプの取り回しが外側からほとんど見えないので急にサイレンサーが現れたかのようなデザインをしている。私が知るほとんどのバイクはエンジンの前方から排気が出てきて、ひらがなの「し」の形をなぞるように後方へ伸びるデザインをしているのに対して、G310Rはローマ字の「Z」を描くように、エンジンの後方から後ろにマフラーが出ているの。

 だから急にポンッと現れたかのような見た目になってるんだよね。どうしてそうなっているのか聞いたら、フロントタイヤとエンジンの間の空間を空けるためにはそうするしかなかったんだって。でもさ、それが逆にいいよね。能ある鷹は爪を隠す?みたいなね。

 早く乗りたい気持ちを抑えて、まずは恒例の足付きチェックから。

タンクにキュッと“くびれ”があって、バイクをホールドすることができ不安なく乗ることができる
タンクにキュッと“くびれ”があって、バイクをホールドすることができ不安なく乗ることができる

 跨る前に一瞬頭をよぎったのは、タンクの盛り上がりが座った時の幅感を広げてしまって足付きが悪くなる要因になるのでは…?ということだったんだけど、よく見たらタンクにキュッと“くびれ”ができている。さすがBMWさん、わかってらっしゃる!このくびれの深いor浅いってかなり乗り心地に反映されるんだよね。このくらいくびれてくれたら不安なく乗れるからとても安心。

足つき性に関しては、158cmのわたしで踵が少し浮くくらい
足つき性に関しては、158cmのわたしで踵が少し浮くくらい

 足付きに関しては、158cmのわたしで踵が少し浮くくらい。シート幅が狭いおかげで外に足が膨らむことなく直下にスッと足を下ろせた。なんだこのフィット感は…取り回しが楽に出来そうな予感!女性バイカーにも人気の車種と聞いていたけど、これは納得。実際にハンドルを左右に振っても、重い感じもない。海外メーカーのバイクって車体が大きくて足付きもツンツンなイメージだったけどそれが180度覆った瞬間!

早速乗っていこうと思う。エンジン始動!

 海沿いの試乗会上に響き渡ったのは中低音の心地いい排気音。アクセルを捻ると、走り出しは気持ちのいいくらい素直でスムーズに進んでくれる。低速の安定感が抜群で、そして軽すぎず重すぎず心地いい走行感。無理に前屈になることもないから楽ちんなライディングが楽しめた。フロントが重くないおかげで取り回しも自由自在。試乗コースは大きくない中でキビキビと走る必要があるけど、めちゃめちゃ快適でコーナリングがずっと楽しかった。

ポジションも前屈にならず楽で、走り出しも気持ちのいいくらい素直でスムーズ
ポジションも前屈にならず楽で、走り出しも気持ちのいいくらい素直でスムーズ

 ストレートではトップギアまで上げつつ可能な限りスピードを出してみる。前述の通り、そんなに広いコースではないけど、思い描いた速度までストレスなく直ぐに到達してくれた。どのギアにしてもしっかり嬉しさが込み上げてくる。

 スピードが思いのまま操れるってとっても有難いポイントだよね!加速するのが早いと、合流車線もビクビクしなくてすむし、追い越しもなんのその。そしてキビキビ動いてくれるおかげでパタパタ倒れてくれて乗っているだけでとにかく楽しい。これで峠を攻めたらめちゃくちゃ楽しいと思う。誰が乗っても楽しいっていうと思うな!

キビキビ動いてくれるおかげで、コーナリングでも車体がパタパタ倒れてくれて乗っているだけでとにかく楽しい
キビキビ動いてくれるおかげで、コーナリングでも車体がパタパタ倒れてくれて乗っているだけでとにかく楽しい

 これはもう過去に乗ったスポーツバイクの中でわたし的ランキング一位に君臨したかもしれない!とにかく乗りやすいのなんのって。笑いが込み上げてきちゃうくらい乗り心地ドストライク!

 因みに何故こんなに乗りやすいのかというと、エンジンを車体全体の真ん中に位置するように少し後ろにずらすことによって、運転した時にバランスが取れやすい構造にしてるんだって。よく計算されていて納得の乗り心地だった。本当にみんな乗ってみてほしい…!

真ん中にキュッと集約されていて収まりがいいG310Rはカッコいい
真ん中にキュッと集約されていて収まりがいいG310Rはカッコいい

 G310Rはカッコいいし、少し引きでみると真ん中にキュッと集約されていて収まりがいいのもなんだか可愛くみえるよね!これは自慢できるバイクだなぁ。今回はじめての海外メーカーだったけど、BMWのバイクって排気量400cc以上の大型モデルしかないイメージだったし、まず中型の免許で乗れるバイクがあったのすら知らなかったし、更にこんなに乗りやすいなんて…驚きの連続だった!本当知ることができて良かったぁ。

 今年、大型免許を取得したあかつきには、BMW Motorradの大型車で乗りたいバイクがたくさんあるんだ。その前にひとまず一歩を踏み入れることができたのが今回の収穫!次回、BMW Motorradのレポートをお伝えする時は大型車だと思うから、楽しみにしていてね!

 ではまた次の8の付く日にお会いしましょ〜!