バイクのヘルメットを選ぶ際に、注意すべきポイントをご紹介します。

正しいヘルメットの選び方とは

 着用が義務付けられていることからも分るように、バイクを運転する上で、ヘルメットは重要な存在です。そのため、身を守るためにもヘルメットを購入する際は、自身に合ったものを選ぶ必要があります。

 では、ヘルメット選びに失敗しない為には、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。

様々な種類がラインナップされているバイク用ヘルメット
様々な種類がラインナップされているバイク用ヘルメット

 オートバイ用品の企画製造、販売等をおこなうRSタイチの広報担当者は、以下のように話します。

「一口にバイク用のヘルメットといっても、フルフェイスやジェットタイプなど、様々な種類があります。使用する用途やシチュエーションによって、最適なタイプは変わってくるので、まずはどのような用途で使用するのかを明確にして、店舗スタッフに相談するのがおすすめです。

 加えて、弊社直営店でも実施していますが、フィッティングサービスを受けることもおすすめ。サイズをきちんと合わせることで、風圧でグラつきにくかったり、風切り音の低減といった快適性と、転倒時の保護能力を最大限に発揮するという、安全性の向上が見込めます」

 同広報担当がいうように、バイクのヘルメットは大きく分けて、フルフェイス、ジェット、オフロード、ハーフキャップの4種類がラインナップされており、これらは用途によって形状や特徴が異なります。

安全性が一番高いフルフェイスタイプのヘルメット
安全性が一番高いフルフェイスタイプのヘルメット

 まずフルフェイスヘルメットは頭頂部からあごの部分まで、頭をすっぽりと覆い隠すタイプ。上記4種類のヘルメットのなかで、もっとも安全や防風性能が高いという特徴があります。

 あご部分には、巻き込み風を防ぐために「チンガード」と呼ばれる部品が標準装備されているものも多いため、慣れないうちは息苦しさや圧迫感を感じる人もいるでしょう。最近では、かなり軽量化された製品も多く販売されています。

 そんなフルフェイスは、防風性能が高いという特徴があるため、ツーリングなどで高速道路を走行する機会の多い人におすすめといえます。

ジェットタイプのヘルメットは快適性が売り
ジェットタイプのヘルメットは快適性が売り

 ジェットヘルメットは、一見するとフルフェイスヘルメットに似ていますが、フルフェイスヘルメットとは異なり、チンガードが備わっていません。そのため、安全・防風性能はフルフェイスヘルメットには劣るものの、ヘルメット着用時の蒸れを軽減できるほか、視界が広いという大きなメリットがあります。また、眼鏡をかけたままでも快適に走行できたり、ヘルメットを被ったままでも飲み物が飲めるなど快適性も高い為、初めてヘルメットを購入する人でも着用しやすい点が魅力です。

 また、シールドが備わっていないものも販売されていますが、後付けできる場合が多いのも特徴となっています。

他にもある! 様々なタイプのヘルメット

 オフロードヘルメットは、呼吸のしやすさが重視されているため、口元が長く伸びた形状が特徴的なヘルメットです。

呼吸のしやすさが重視されたオフロードタイプのヘルメット
呼吸のしやすさが重視されたオフロードタイプのヘルメット

 林道ツーリングや砂地など、その名の通りオフロード走行をする際におすすめのヘルメット。また、走行中に飛んでくる泥や砂などから目を守るために、バイザーが長く設計されたものも多数ラインナップされています。

 一方で熱がこもりやすかったり、シールドが装着できないものが多く、空気抵抗も高いというデメリットもあります。

排気量125㏄までと規制されているハーフキャップタイプのヘルメット
排気量125㏄までと規制されているハーフキャップタイプのヘルメット

 そしてハーフキャップヘルメットは、主に頭頂部を中心に防護するヘルメットです。他のタイプと比較してもかなり軽量かつ開放感があり、比較的安価に購入できるタイプとなっています。

 その一方で、防護できる面積が小さいことから安全性能がかなり低く、使用できるバイクも排気量125ccまでと規制されています。

 ハーフキャップヘルメットには「125cc以下用」と明記されたシールが貼られている場合も多いため、購入する際はしっかりと確認するようにしましょう。

※ ※ ※

 今回ご紹介したように、ヘルメットといってもその種類はさまざまです。また、当たり前ではありますが、同じジャンルのヘルメットであっても商品ごとに仕様が異なるので、よく吟味して自身に合ったヘルメットを見極めることが、安全なバイクライフにつながります。

 前出の広報担当者は、「購入したあとに気づく失敗例としては、メットインスペースや外付けハードケースに入り切らないものを選んでしまうこともあります」とも助言。

 自身に合うだけでなく、愛車の収納スペースに入るサイズかどうかも、購入前に確認すると後悔することも防げるので良いでしょう。ヘルメットはバイクを運転する上で欠かせないアイテムなので、購入する際は決して妥協せず、自身に合ったものを選んでください。

HJCのヘルメットは、RSタイチが日本正規代理店として輸入販売を行っています
HJCのヘルメットは、RSタイチが日本正規代理店として輸入販売を行っています

 前出の広報担当者は、「購入したあとに気づく失敗例としては、メットインスペースや外付けハードケースに入り切らないものを選んでしまうこともあります」とも助言。

 自身に合うだけでなく、愛車の収納スペースに入るサイズかどうかも、購入前に確認すると後悔することも防げるので良いでしょう。ヘルメットはバイクを運転する上で欠かせないアイテムなので、購入する際は決して妥協せず、自身に合ったものを選んでください。