毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』の掲載日です。台湾からやってきたKYMCO「KRV180TCS」に試乗するよ!

新型スクーター「KRV180TCS」を徹底チェック

 皆さんこんにちは、高梨はづきです!

 前回の記事でJAIA(日本自動車輸入組合に加盟している二輪海外メーカーのメディア関係者向け試乗会)に参加したことを話したけど、その流れで今回も同じく試乗記。KYMCO(以下:キムコ)のスクーターを試乗するよ!

KYMCO「KRV180TCS」と筆者(高梨はづき)
KYMCO「KRV180TCS」と筆者(高梨はづき)

 それが台湾からやってきた新型スクーター「KRV180TCS」だ!!2022年5月25日に日本でも発売したばかりのこのモデル。みんなはもうチェックしてたかな?

 わたし自身、目指せ脱バイクビギナーということでアレコレ勉強してきて、まずは日本のメーカーから覚えなきゃってことでやっと最近知識が身についてきた(バイク検定があったら3級くらい?)気がするんだけど、海外メーカーの車両はまだちょっと難しそうだなって思って敬遠しちゃってたんだよね。だからJAIAで初めてキムコってメーカーを知ったの。恥ずかしながら。

 スクーター大国と言われている台湾にあってキムコが1番販売台数を稼いでいるメーカーなんだとか。スゴイじゃん…キムコ。

 さらに、今回乗ったKRV180TCSというスクーターは、2021年、つまり昨年に日本発売される予定だった車輌だったけど、台湾での先行販売で人気が爆発してしまった結果日本に来るはずの台数が無くなっちゃって(!?)日本発売が一年延期になったんだって!

 日本のもちゃんと確保しといてよ…w と言いたくもなるけど、それだけ大人気のスクーターが1年越しに日本に降臨したわけだからこれは期待大だね!

なんだか速そうな顔つきをしているKRV180TCS
なんだか速そうな顔つきをしているKRV180TCS

 ぐるーっと見渡すと一般的な日本のスクーターと比べて、特徴的な見た目をしているよね。なんだか速そう…!っていうのが第一印象。

 フロントはチューリップみたいな意匠でかわいいし、黒×ビビットピンクのカラーリングがカッコかわいい雰囲気を醸し出してる(カラー展開は全部で4色)。

 一番の特徴となる部分がスイングアーム。多くのスクーターって、スイングアームにもエンジンがマウントされているユニット式スイングアームが多いんだけど、KRV180TCSは独立式のスイングアームを採用しているの。これは日本のメーカーでいうとヤマハのTMAXだけ。そしてキムコのラインナップでも最上位のフラッグシップ機にしか採用されていなかった技術なんだよね。革新的〜!

独立スイングアームを採用したKRV180TCS
独立スイングアームを採用したKRV180TCS

 コンパクトでゴリっとした見た目に反してどこかスタイリッシュに見えたのは、そのせいだったのかと納得!

エンジンを前方に搭載し、重心を前に移動しています
エンジンを前方に搭載し、重心を前に移動しています

 では肝心なエンジンは…?というと、エンジンはフレームにくっ付いてるんだって。大体のスクーターは後ろ寄りにエンジンが付いてるから、中央スタンドを立てた時後ろ側のシートに重心をかけるとフロントが浮いちゃう。でも独立スイングアームを採用したキムコのスクーターは、エンジンが真ん中に位置してるからお尻に重心をかけてもフロントは浮き上がらないんだ。前後車輪の重量配分のバランスが良くなって、操作性が高くなったのが特徴だよ。

では、早速跨ってみよう!

 足付きは、両足を着地させようとしたときにカカトが浮くくらい(筆者158cm)。車重は片足でも支えきれる 143kgで、不安要素はなかったかな。

足付き性は、両足を着地させようとしたときにカカトが浮くくらい
足付き性は、両足を着地させようとしたときにカカトが浮くくらい

 最新のスクーター機種らしくスマートキーを採用していて、グリップ左上にあるKEYLESSボタンを押して右下ツマミを捻りロック解除に合わせ、ブレーキを握りながらアクセル下のエンジン始動ボタンを押すとエンジンがかかるという流れ。

ストレスなく速度をのせられるのもスクーターの楽しいところ
ストレスなく速度をのせられるのもスクーターの楽しいところ

 走り出しはゆったりしたような余裕のあるストロークで、そこからアクセルをグイッと捻ると力強く伸びてくれる。ストレートで50キロくらいの速度域からアクセル全開にした時、90キロに到達する時間は体感5秒程。これくらい素直に反応してくれたら言うことないね。ギヤ操作の無いスクーターだからこそ、ストレスなくスピードを思うがまま出せるのはとっても嬉しいし楽しい!

 車重の偏りを感じさせない独立スイングアームの恩恵。その軽やかさは路面への追従性に一役買っているのがわたしにもわかった。スクーターとは思わせない程の乗り心地だ!

重心も低く安定してバイクを倒し込むことができる
重心も低く安定してバイクを倒し込むことができる

 また重心が低いので、かなり安定して倒すことができた。撮影してもらった写真を見返してもバイクの裏側こんなに見える!?ってくらい倒せたの。私の技量でこれだけ安定して運転できるということは、きっとわたしよりバイクの運転が上手い読者のみんなもきっと簡単に操作できると思う。それくらい扱いやすいバイクだったよ!

 わたし個人的なお気に入りポイントは、流れるウインカー。理由はシンプルで、流れ星みたいでかわいいんだもん。しかもKRV180TCSは「カッチカッチ」て音も出てくれるから消し忘れも無さそう。

USB Type-Aが2口付いています
USB Type-Aが2口付いています

 そうそう、USBソケットも付いてるの。USB Type-Aが2口ついていて、1口は急速充電規格 であるQuikCharge 3.0(以降:QC3.0)に対応。そのQC3.0を使って、わたしのスマホを充電したら35分挿してるだけで最大80%まで充電できちゃうの。バッテリー命の現代人にとって有難いポイントだよね!

買い物袋をぶら下げられるフックも装備
買い物袋をぶら下げられるフックも装備

 シート下はヘルメットや買い物袋を収納できる25Lの容量があるし、ハンドル下は飲み物も常備できるソケットや買い物袋をぶら下げられるフックも付いてる。ライトはLEDだから夜道もはっきり照らしてくれるし…他にもいいところ沢山ありすぎてここじゃ紹介しきれないくらい!

コンパクトなKRV180TCSは、日本でも人気が出そうな予感がします
コンパクトなKRV180TCSは、日本でも人気が出そうな予感がします

 コンパクトなKRV180TCS、少し乗っただけでもかなり実用性が高いことがわかったし、台湾同様、日本でも人気が出るかもしれないなぁ。

 …ということで本日の記事はここまで!
 また8のつく日にお会いしましょう〜!