2020年に発表され、欧州で人気が高まっている電動オフロードバイク「CAOFEN(カオフェン)」が、日本でも発売されることが決まりました。公道走行可能モデルと競技専用モデルのラインナップが予定されています。

電動バイクはこのカタチが面白い!? 静かに激走する新スタイル

 2020年に発表され、欧州で人気が高まっている電動オフロードバイク「CAOFEN(カオフェン)」が、日本でも発売されることが決まりました。公道走行可能モデルと競技専用モデルのラインナップが予定されています。

カオフェン「F80 STREET」と「F80 STREETロングレンジ」の外観は同様だが、STREETロングレンジの航続距離は150kmで高効率&高耐久の液浸冷却バッテリーを搭載する
カオフェン「F80 STREET」と「F80 STREETロングレンジ」の外観は同様だが、STREETロングレンジの航続距離は150kmで高効率&高耐久の液浸冷却バッテリーを搭載する

 2021年11月にイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA 2021」でも公開された中国製電動バイク「CAOFEN(カオフェン)」を、株式会社バトンTradingが『CAOFEN-JAPAN』として日本国内における取り扱いを開始します。

「バトンTrading」はエアソフトガンの世界で知られ、代表の大塚正樹氏は2輪雑誌業界での編集経験や、世界ツーリング、ラリーやモトクロス、エンデューロなどの経験も豊富なライダーです。この度バイク事業部を立ち上げ、バイクショップ『BIVOUAC所沢』を開店したばかりでした。

「カオフェン」の電動オフロードバイクで最も特徴的なのは、「ギガプレス」と呼ばれる溶接無しで製造されたモノコックフレームです。素材にはマグネシウムとアルミニウムの合金「高強度マグナリウム」を採用し、これにより強度アップ、重量減、コスト削減などのメリットがあるとのこと。

 バッテリーは脱着式ではなく固定式となっており、スペアバッテリーの販売はありません。満充電の状態からの最長走行距離は、ロングレンジでは150km、STREETとOFF-ROADでは100kmと発表されています。専用高出力充電器を使用することで3時間以内で満充電となります。

 最大8kWのモーターは機種ごとにセッティングが異なり、STREETは後輪トルク260N・mで最高速度85km/h、OFF-ROADは後輪トルク310N・mで最高速度80km/hと、それぞれの走行用途に最適化してあるようです。

カオフェン「F80 OFF-ROAD」は車重75kgの軽量設計。STREETロングレンジは85kg、STREETは78kgとなっている。オフロード上級者が1時間走行できる航続距離だという
カオフェン「F80 OFF-ROAD」は車重75kgの軽量設計。STREETロングレンジは85kg、STREETは78kgとなっている。オフロード上級者が1時間走行できる航続距離だという

 2023年1月から2月にかけての発売を予定しているのは次の3モデルです(価格は消費税10%込み)。

■公道モデル(原付二種)
「F80 STREETロングレンジ」94万8000円
「F80 STREET」76万8000円
※保安部品・前後連動ブレーキ装備、車重85kg(STREETロングレンジ)/78kg(STREET)

■競技専用モデル(公道走行不可)
「F80 OFF-ROAD」69万8000円
※軽量バッテリー装備、車重75kg

 また、先行発売(2022年12月予定)として新製品クラウドファンディング『Makuake』にて8月6日から応援購入プロジェクトを開始予定です。

※ ※ ※

 電動オフロードバイクとしては、すでにオフロードバイクユーザーやレンタルバイクとしても認知が高まっている『SUR-RON(サーロン)』の存在があり、カオフェンの日本上陸も注目を集めることでしょう。また、このようなスタイルの電動バイクが今後、内燃機エンジンを搭載するバイクとは違った新たな乗り物のひとつとして、普及していく可能性もあるのではないでしょうか。