原付バイクを新車で購入するにあたり、乗り出し費用はどのくらいかかるのでしょうか。

原付を新車で購入した場合の費用の目安

 公道を走ることが可能なナンバー付きバイクのなかで、一番排気量の小さいカテゴリである原付バイク。購入するにあたって、費用はどのくらいかかるのでしょうか。

ヤマハの原付バイク「Vino(ビーノ)」20万3500円(消費税込)
ヤマハの原付バイク「Vino(ビーノ)」20万3500円(消費税込)

 例えばホンダ「スーパーカブ50」の価格は24万7500円、ヤマハ「ビーノ」は20万3500円、スズキ「アドレスV50」は18万2600円など、原付バイクは20万円前後で、車両を購入できるモデルが多数ラインナップされています。

 そんな原付バイクで一般公道を走るなら自賠責保険への加入が義務付けられており、加入期間が24か月で8850円、36か月で1万590円、48か月で1万2300円、加入可能な最長期間である60か月で1万3980円が必要です。なお、自賠責保険料は長期間を一括で支払うと、そのぶん保険料が安くなるため、しばらく原付バイクに乗り続けるなら、長めの期間設定で加入すると保険料が節約できてお得です。

 さらに、前述の自賠責保険とは別に、任意保険の加入も推奨されています。加入しなくても罰則はありませんが、事故を起こしてしまった際の保障として加入しておいた方が得策。対物・対人賠償保険金額を無制限にした場合、安くても3万円前後、高いと5万円以上の保険料がかかります。また、原付バイクであっても、毎年2000円の軽自動車税が必要になります。

 しかし、軽自動車税は毎年4月1日時点で原付バイクを所有している人に課税されるため、5月や6月に原付バイクを購入した場合は、最初の約1年間は軽自動車税を払わずに済みます。

 ここまでの費用をまとめると、原付バイクの新車購入時の車両代や税金・保険料を払い、公道を走れるようにするまでには、およそ25万円前後の費用が必要です。その他にも、ガソリン代やエンジンオイルなどの消耗品に加え、メンテナンス代も必要経費のひとつに挙げられます。

原付免許は最短1日で手に入る!?

 原付免許の取得は、16歳以上であれば受験資格が得られます。また、試験も学科のみで実技試験は無いため、合格すれば原付講習を受けるだけ。自動車学校に入校し、何日も通う必要はありません。

 学科試験に合格できれば、その日のうちに免許証が交付されるため、最短1日で原付免許の取得が可能です。

 では、原付免許を取得する際は、どういった手続きが必要なのでしょうか。

原付免許の受験会場となるのは、主に各都道府県にある運転免許試験場
原付免許の受験会場となるのは、主に各都道府県にある運転免許試験場

 原付免許の受験会場となるのは、主に各都道府県にある運転免許試験場です。

 最近は試験を受験するにあたり、事前予約が必要なケースもあるので要注意。パソコンやスマートフォン、電話での予約が可能なため、受験を検討している人は、住んでいる都道府県警のホームページなどでチェックしてみましょう。また、試験を受けるにあたって、住民票の写し(発行後6か月以内のもので本籍地の記載があるもの)、本人確認書類(健康保険証やマイナンバーカードなど)、申請用写真(6か月以内に撮影したものでタテ30mm、ヨコ24mm)の3点が必要です。

 その他にも、鉛筆やシャープペンなどの筆記用具に加え、運転にメガネ等が必要場合は忘れずに用意しておきましょう。

 ちなみに、受験から免許交付までには、受験料1500円と免許証交付料2050円がかかります。試験に合格できず再受験する際は、もう一度受験料がかかる点には注意してください。さらに、筆記試験に合格すると原付講習を受ける必要があるため、受講料として4500円が別途かかります。

 この原付講習を受ける際の注意点は、原付バイクを運転できる服装であることが必須という点。サンダルやハイヒール、半袖、半ズボンといった服装だと受講が認められない場合もあるため、覚えておきましょう。