バイクに充電ソケットが標準装備されていると、かなり重宝するといいます。では、充電ソケットが 標準装備されている125ccバイクとして、現在どのようなモデルがラインナップされているのでしょうか。

充電ソケットが標準装備されていると何かと便利!

 当たり前のことではありますが、バイクに充電ソケットが備わっていれば、スマートフォンの充電ができるため、ツーリングではかなり役立ちます。しかし、スマートフォン以外にもカメラやタブレット、音楽プレーヤー、モバイルバッテリーなどといった、複数のUSB対応機器の充電ができるというのも、メリットのひとつです。

充電ソケットが備わっているホンダの原付二種スクーター「PCX」
充電ソケットが備わっているホンダの原付二種スクーター「PCX」

 ツーリングでは写真や動画を撮ったり、調べ物をしたりすることも少なくありません。つまり、バイクに充電ソケットが備わっているということは、旅をするライダーにとって、非常に助かることといえます。

 最近では、標準装備で充電ソケットがついている車種も増えてきました。では現在、充電ソケットが標準装備されている125ccバイクとして、どういった車種がラインナップしているのでしょうか。

 バイクの国内四大メーカーのうち、現在充電ソケットが標準装備されているバイクを販売しているのは、ヤマハとホンダです。そもそも、ヤマハの充電ソケットは、2種類あります。

車のシガーソケットと同タイプのDCジャックを装備するヤマハのスクーター
車のシガーソケットと同タイプのDCジャックを装備するヤマハのスクーター

 まずひとつ目は12VのDCジャックです。この12VのDCジャックは、車のシガーソケットと同タイプで、汎用性が高い充電ソケットになります。また、スマホの充電をするにはシガーソケット用のUSB充電器が必要です。

 シガーソケット用のUSB充電器は車用に作られているため、同時に複数台を急速充電できるような、高出力のものも販売されています。しかし、こういった高出力の充電器を選ぶと、ヒューズが飛んで利用できなくなる場合があるので、注意が必要です。充電器を使用する場合は、10〜12W程度の出力の充電器を使用するのが良いかもしれません。

 この12VのDCジャックを採用している車種は、現在3車種販売されています。

ヤマハの原付二種スクーター「NMAX」
ヤマハの原付二種スクーター「NMAX」

 まずひとつ目の「NMAX」は、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させたたBLUE CORE(ブルーコア)エンジンを、国内モデルとして初めて搭載したモデルで、走行性能も抜群です。

 また、シート下のトランクは約29Lを誇り、ヘルメットを収納してもまだゆとりがあるため、小物も収納することができます。加えて、500mlのペットボトルが収納できるフロントポケットや可動式のコンビニフックも標準装備されているなど、ツーリング中でも役立つ便利な装備が多数備わっています。

ヤマハの原付二種スクーター「シグナスX」
ヤマハの原付二種スクーター「シグナスX」

 ふたつ目の車種である「シグナスX」は、「走りの歓びを知る人へ。」と銘打たれたスポーツタイプの125ccモデルです。

 前述の充電ソケットの他にも、ワンタッチで出し入れ可能な折りたたみ式タンデムステップのほか、かけやすさに配慮した形状に設計されたセンタースタンドも備わっています。また、鍵穴へのイタズラ・盗難を抑止するキーシャッターなど、安全面でも嬉しい装備も採用されています。

ヤマハの原付二種スクーター「トリシティ125」
ヤマハの原付二種スクーター「トリシティ125」

 3つ目の車種である「トリシティ125」は、車輪と車体全体を傾けて旋回する、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)と呼ばれる内のひとつにあたる、125cc三輪バイクです。また、ヘッドランプやポジションランプ、テールランプにもLEDを採用しているため、夜などの暗い道を走行中でも、明るく前方を照らしてくれます。

 そしてヤマハの充電ソケットには、5V・2.0AのUSBポートが1つあるタイプがあります。急速充電には向いていないものの、普通にスマートフォンを充電するだけなら不便ではないかもしれません。

ホンダの原付二種スクーター「PCX」にはUSB Type-Cポートが1つあるタイプ
ホンダの原付二種スクーター「PCX」にはUSB Type-Cポートが1つあるタイプ

 ちなみに、ホンダのバイクに標準装備されている充電ソケットは1種類のみで、5V・3AのUSB Type-Cポートが1つあるタイプです。このポートは、スマホの急速充電にも対応する15Wに設定されています。

 ただ、Type-Cポートは比較的新しい規格なので、スマホを充電する場合は、Type-C to Type-Cケーブルが必要です。例えば、古い機種であればType-C to microUSBケーブルが、iPhoneであればType-C to Lightningケーブルが必要になります。Type-Cポートはいずれさらに浸透していくでしょうが、現状は手持ちの機器に合わせてケーブルを買い足さないといけないかもしれません。

 この5V・3AのUSB Type-Cポートを採用しているモデルは、現在2車種販売されています。

ホンダの原付二種スクーター「PCX」
ホンダの原付二種スクーター「PCX」

 まずひとつ目の「PCX」は、なめらかで力強い走りを実現したエンジン、「eSP+」を採用した125ccバイクです。また、アイドリングストップ・システムを搭載しており、停車時の燃料消費も抑えてくれるなど、長時間のツーリングにぴったりのモデルといえます。

ホンダの原付二種スクーター「リード125」
ホンダの原付二種スクーター「リード125」

 そしてふたつ目の車種は、「リード125」です。ヘルメットに加え、B4サイズのバッグを収納可能なラゲッジボックスは、37Lの大容量を誇ります。クルマよりも荷物が限られてくるバイクにとって、大容量なラゲッジボックスが備わっているのは、魅力のひとつといえるかもしれません。また、スマートキーシステムにより、キーを携帯していれば簡単にスイッチ操作などをおこなえる点も魅力です。

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 ツーリングでも役に立つ充電ソケットが、標準装備として備わっている125ccバイクは、現在ヤマハとホンダの2メーカーにのみラインナップされています。

 充電ソケットはスマホ以外にも、さまざまなUSB対応機器を充電可能なことから、ツーリングでは、重宝するものです。後付けする場合は専門知識やリスクも伴うので、ツーリングの際は充電ソケットが標準装備のバイクを選ぶのも良いかもしれません。