アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。『アジフライの聖地』を宣言する長崎県松浦市でも人気店の『食味酒処 あじ彩』を訪れました。

ただでさえ美味しいアジフライ、隠し味で旨味アップ!!

 美味しいアジフライを求めて、長崎県は『アジフライの聖地、松浦』を愛車のハーレー「ロードグライド」で巡礼する筆者(増井貴光)です。九州上陸からひたすらアジフライを食べ続けています。

松浦鉄道西九州線「松浦駅」の駐車スペースにバイクを停め、歩いて「食味酒処 あじ彩」に向かう
松浦鉄道西九州線「松浦駅」の駐車スペースにバイクを停め、歩いて「食味酒処 あじ彩」に向かう

 ホテルや魚市場のレストランをはじめ、道の駅ではすぐに売り切れてしまう大人気のアジフライを味わいました。現地ガイド役で参加いただいた松浦市在住のSさん、佐賀県有田町のNさんと共に次に向かったのは、巡礼の振り出しに戻って松浦鉄道西九州線「松浦駅」です。

 先に松浦駅舎内にある「まつうら観光物産協会」で教えていただいた、松浦市中心部のお店に向かいます。駐車場が無いそうなので駅前にバイクを停め歩くこと2〜3分、目的のお店「食味酒処 あじ彩」に到着しました。

 入口の赤い暖簾が一際目立ち、店内に入ると間口以上に奥が広くなっています。テーブルについてランチメニューを見ると、トップにあるのは「アジフライ定食」(1280円)、そして「あじの刺身付・アジフライ定食」(2000円)というメニューもあります。ここは欲張らずに「アジフライ定食」をお願いします。

「食味酒処 あじ彩」は松浦駅から徒歩2〜3分。休日には行列ができるアジフライの聖地でも人気店
「食味酒処 あじ彩」は松浦駅から徒歩2〜3分。休日には行列ができるアジフライの聖地でも人気店

 SさんとNさんから周辺の情報などを訊いていると、それほど時間もかからずに「アジフライ定食」がテーブルにやってきました。メインのお皿には、大きめな半身のアジフライが2枚、ひじきとスイカが乗っています。それにサラダとご飯、みそ汁、漬物がセットになっています。

 聖地松浦でも人気のお店ということで、早速いただきます。揚げ色は濃いめ、ちょっと黄色味が強い印象です。一口食べると、最高に良い具合のサクサク食感です。そして身の味が濃い! これは美味い! 刺身で出す品質のアジを揚げているということで、フワッとした身の食感も堪りません。

「食味酒処 あじ彩」の「アジフライ定食」(1280円)。アジフライに小鉢、サラダ、ご飯、みそ汁、漬物、それにデザートのスイカがセット
「食味酒処 あじ彩」の「アジフライ定食」(1280円)。アジフライに小鉢、サラダ、ご飯、みそ汁、漬物、それにデザートのスイカがセット

 しかし何か一味違う気がするので女将さんに訊いてみると、アジや下味ではなく衣に秘密がありました。旨味を引き出すために粉チーズを混ぜているそうです。旨味も食感もぐーんとアップしています。さすが、聖地でも人気のお店です。ウスターソースともタルタルとも合うのですが、何も付けなくても十分に美味しいアジフライでした。大満足です。

「あじ彩」では長崎のブランド魚「ハーブ鯖」など、魚から肉まで長崎の美味しい食材を使った料理が食べられるお店のようで、次回は夜に呑みに来たいなぁと思う筆者でした。

 お腹いっぱいでお店を出て、軽くツーリングをしましょうということで、次に向かったのは松浦市の五つの島の内のひとつ、福島です。この島に渡るには、松浦市を出て佐賀県伊万里市に入り、福島大橋を渡ります。県をまたいでのお手軽ツーリングです。

松浦市の五つの有人島の内のひとつ、福島へショートツーリング。ここは夕陽の名所「土谷棚田(どやたなだ)」
松浦市の五つの有人島の内のひとつ、福島へショートツーリング。ここは夕陽の名所「土谷棚田(どやたなだ)」

 福島は、北松浦郡福島町だったのですが2006年にお隣の鷹島と共に松浦市に合併されました。地図を見るとキャンプ場や海水浴場、伊万里湾に浮かぶ無人島群のイロハ島の展望所などもあります。3台のバイクで訪ねたのは土谷棚田(どやたなだ)です。ここは棚田の向こうに松浦市や鷹島が見渡せる絶景ポイントです。とくに夕陽が美しいそうです。

 筆者はこれから福岡方面に向かうので、ここでSさん、Nさん、そしてアジフライの聖地とお別れです。まだまだ聖地の片鱗しか味わっていないので、これは必ず再訪しなくてはいけないと心に誓い、松浦市を後にしました。

 ちなみに、松浦市は2019年に『アジフライの聖地 松浦』を宣言してから3周年を迎えました。それを記念してまつうら観光物産協会では、2022年8月10日から2023年1月15日まで「アジフライの聖地巡礼宿泊キャンペーン」を実施、先着1万名に市内での提携施設の宿泊割引と、アジフライ連携店で使えるお食事券を発行しているとのこと。詳細はまつうら観光物産協会のホームページ「松浦の恋」で確認できます。

 やはり、すぐにまた行かないとなぁ……と、ワクワクする筆者でした。