毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』の掲載日です。特徴的なデザインが目を引く、ハスクバーナ『VITPILEN 401』の試乗記をお届けするよ。

長い歴史をもつハスクバーナに迫る!

 皆さんこんにちは、高梨はづきです。

 Husqvarna(ハスクバーナ)の現行ネイキッド製品にはどんな車種があるか皆さんご存知? 記事執筆現在では、VITPILEN(ヴィットピレン)、SVARTPILEN(スヴァルトピレン)の2車種がラインナップされているんだけど、このバイク2018年に発売されてから大きな話題になったバイクなんだよね。

ハスクバーナの『VITPILEN 401』を徹底的に紐解くよ
ハスクバーナの『VITPILEN 401』を徹底的に紐解くよ

 先行してヴィットピレンが発売された当時は、個性的なモデルがついにハスクバーナから発売されたということでSNSを始めバイクユーザーたちからは黄色い歓声が飛び交ってたみたいだよ。その人気を伺ってか、すぐスヴァルトピレンも追って発売され今に至るというわけ。現行のヴィットピレンに関しては、401のみのラインナップなんだけど、スヴァルトピレンは125、250、401と豊富な排気量を取り揃えていることから、今はスヴァルトピレンの方が人気なのかな?

 ということで、その中から今回ご紹介するのは『Husqvarna VITPILEN 401』‼︎

 ちなみにSvartpilen 125にも過去に乗ったことがあって、高梨はづきの記事一覧リンクから読めるから、よかったら当時の初々しい記事も読んでみてね!

ハスクバーナの『Svartpilen 125』に過去乗ったことがあります
ハスクバーナの『Svartpilen 125』に過去乗ったことがあります

 ハスクバーナといえば、これまで知る人ぞ知るコアなバイクメーカーだったかなぁと思うんだけど、ヴィットピレンが登場してからここ数年の勢いは止まること知らず。デザイン性の高さも相まって、映えるバイクメーカーとして現代を生きるバイカーたちにウケが良いんだと思う。そんなハスクバーナのことを調べていてビックリしたことがある。会社の設立が1689年(!)ということ。それからバイクの製造を始めたのが241年後の1903年。現在から遡っても、119年間積み重ねてきたその歴史は、いざ調べてみると驚くことばかりだね。

ハスクバーナのVITPILEN401(ヴィットピレン401)
ハスクバーナのVITPILEN401(ヴィットピレン401)

 さて、これから紹介するヴィットピレン。パッと見はスヴァルトピレンと同じデザインに見えるよね。ヴィットピレンはセパレートハンドルなので、パッと見で車種を当てるならハンドルを見るといいかな?

シート高は810mmで私の身長(158cm)で辛うじて片足つま先ツンツン程度
シート高は810mmで私の身長(158cm)で辛うじて片足つま先ツンツン程度

 まずは足つきから説明していくよ!シート高が810mmなんだけど、私の身長(158cm)で辛うじて片足つま先ツンツン程度だったよ。少しお尻をずらせば安定するから、これは慣れればわたしと同じくらいの身長の人でも大丈夫だと思うよ。足付きツンツンなバイクに乗ると、無い物ねだりで「足が長ければなぁ〜」っていつも思う。足が長くなる方法誰かご存知ないですか…。

 いざ跨った感覚としては、シートが硬く、ちょうど良いポジションが掴みにくくて自分のフォームが崩れてしまいそうな印象を持ったよ。シートの硬さって好みが分かれると思うけど、もう少し柔らかいと私は嬉しい。前の方に座れば運転しやすくなるかな?と試してみたけど、あまり変わらず。快適なライディングポジションは研究の余地ありだね。たまに洋服に対して使われる”お洒落は我慢”って言葉を聞いたことがあるけど、それと通ずるものがあるのかもしれない。

早速走行スタート!

 まずは走り出し。ミドルクラスの排気量だけどしっかりトルクを感じるよ。アクセルを開けた時、軽快にタイヤが回っていく感覚で、スススーっと気持ちのいい自然な立ち上がりだね。特に重さも感じることなかったくらい軽い!

コンパクトなボディのヴィットピレン401のスタートは快適
コンパクトなボディのヴィットピレン401のスタートは快適

 車格が400ccクラスというより250ccクラスのコンパクトボディなので、発進時にふらつく心配をする人にとっては安心材料の一つかもね。快適なスタートを切ったあとは、エンジン音は心地いい中低音。このエンジンはKTMのDUKE390のエンジンをベースにしているそうなので、ストリート感も感じるね。

周回する毎にコーナーリングが楽しくなる
周回する毎にコーナーリングが楽しくなる

 コーナリングはというと、試乗した時は周りに試乗しているメディア関係者が多かったから(JAIAの試乗会場)遠慮気味でバンクしていたわたしだったけど、周回する毎にヴィットピレン401を乗ることに慣れてきたのか、または楽しくなってきたのか、曲がる度にノリノリにさせてくれる旋回性だったよ。グーっとキツいカーブをうまく乗りこなしたくなるくらいノリノリにさせてくれるバイクだ!

 シート高が高いから見晴らしは良好で先が見えやすい印象だったけど、自分が位置する高さに慣れないとバンクした時倒れてしまうのではないか?という少しの不安を覚えたの。自分がバイクに合わせる気持ちで乗るのがこのバイクとの付き合い方の正解なのかもしれない。乗り慣れてくれば何となくコツが掴めてくるから、食べ物でいえばスルメかな?

ヴィットピレン401は、どの角度からみてもかっこよく惚れ惚れする作り
ヴィットピレン401は、どの角度からみてもかっこよく惚れ惚れする作り

 今の時代、バイク選びで重要だと感じるのは、①デザイン②性能 の順番だとわたしは思う。ヴィットピレン401は、どの角度からみてもかっこよく惚れ惚れする作り。舐め回すように360°観察した感想ね。

跨った時に上から見るタンクの曲線美や、メーターのデザインもテンション上がるデザイン!
跨った時に上から見るタンクの曲線美や、メーターのデザインもテンション上がるデザイン!

 跨った時に上から見るタンクの曲線美や、メーターのデザインも他のバイクにはない異色さがあって、とにかく見た目でテンションの上がるバイクだと思う。乗車姿勢の厳しささえクリア出来れば、このかっこいいヴィットピレンを色んな場所に連れて行って乗り回したいって思うだろうし、バイクを知らない人から見ても「なんかかっこいい」って思ってもらえるような自慢できるバイクだと思うな。

 だからバイク選びでデザインみて決めて、それから性能を確認しても後悔はしなさそう。自分が選んだかっこいいバイクはずっと飽きないだろうしね。レーシーなバイクなんだと思って乗ると、頑張って乗ろうと思えるし、何度も乗ればその乗り心地や感覚は着々と体に刻まれるだろうからいつの間にか乗りやすいって思うようになってるかもしれないね。

ハスクバーナのロゴは、銃を前から見た時の銃口と照準マークを表してるんだって
ハスクバーナのロゴは、銃を前から見た時の銃口と照準マークを表してるんだって

 余談だけど、みんなはハスクバーナのロゴの由来って知ってる?車両にはそれぞれメーカーロゴが存在するんだけど、ハスクバーナのロゴは、銃を前から見た時の銃口と照準マークを表してるんだって。元を辿るとハスクバーナは銃製造の会社だったから、そこからシンボルロゴとして生まれたんだね。私ハスクバーナのロゴ見た時丸っこくてかわいい〜と思ってたんだけど、なんだかロゴの意味を知るとかわいい印象が拭い去られるかも?ちょっとした豆知識でした!

名前も見た目もお洒落でかっこよくてトルクがあるって最高
名前も見た目もお洒落でかっこよくてトルクがあるって最高

 それから車両名も調べるとかっこいい意味を持ってることがわかったよ。スウェーデン語でヴィット(VIT)は白を、ピレン(PILEN)は矢・矢印を表わしてるんだって。スヴァルト(SVART)は黒。そう言われた後に写真を見返すと、白い矢に見えてくるから不思議。
名前も見た目もお洒落でかっこよくてトルクがあるって最高だなぁ。

 私の拙い文章力で魅力が伝わればいいのだけど…これ以上書くと長くなるから本日の記事はここまでにしようと思う!…ということでまた8のつく日にお会いしましょう!

 ハスクバーナ『VITPILEN 401』の価格(税込)は、76万7000円です。