商品の性能を向上させたり、デザインを一新させたりなど、クルマだけでなくバイクにも"モデル チェンジ"した車種が数多く存在します。では、2020年〜2022年8月の間にモデルチェンジした原付二種には、どのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

2020年〜2022年にモデルチェンジした原付二種とは?

 モデルチェンジには、商品の性能が向上したり、デザインを一新したりなど、さまざまなメリットがあります。では、2020年〜2022年8月の間にモデルチェンジした原付二種として、どういったモデルがラインナップしているのでしょうか。

■ホンダ「PCX」

新設計エンジンを搭載したホンダの原付二種スクーター「PCX」
新設計エンジンを搭載したホンダの原付二種スクーター「PCX」

 2021年1月にモデルチェンジしたのが、ホンダの人気スクーター「PCX」です。新設計エンジンを搭載し、リヤブレーキをディスク化。さらに、濡れた路面でも安心のトラクションコントロールを装備し、飛躍的な進化を遂げています。

 その他にも、利便性も大きく向上しており、スマートキーシステムの搭載や、2Ⅼ増量したシート下の収納スペースなども注目ポイントです。また、ボディカラーとしても、2022年6月に新色の「フォギーブルーメタリック」と「マットギャラクシーブラックメタリック」の2色が追加されたことで、全5色がラインナップしています。

■ホンダ「ディオ110」

先代モデルより車両重量を−4kgも軽量化したホンダ「ディオ110」
先代モデルより車両重量を−4kgも軽量化したホンダ「ディオ110」

 続いて2021年2月にモデルチェンジしたのが、ホンダ「ディオ110」です。見た目に大きな変化はないものの、性能が大きく進化しています。

 まず、フレームをパイプ型から新設計のプレス成形フレームに変更し、車両重量を−4kgも軽量化したことにより、取り回しがさらに楽になりました。さらに、大幅にロングストローク化された新エンジンにより、燃焼効率と低中速域の出力を向上させ、ダッシュ力がアップしています。

 そのほかにも、スマートキーやメーターに液晶モニターの装備などが追加され、使い勝手も格段に向上しています。 また、ボディカラーにも、2022年7月に新色の「ポセイドンブラックメタリック」が加わり、全4色となっています。

■ホンダ「グロム」

ホンダの原付二種スポーツモデルの「グロム」
ホンダの原付二種スポーツモデルの「グロム」

 2021年3月には、変速ギアを備えたホンダの原付二種スポーツモデルの「グロム」がフルモデルチェンジされました。

 外観はシャープな印象だった旧モデルよりも、やや丸みを帯びたフォルムになり、初代モデルを彷彿させる親しみやすいデザインに変化。加えて、ヘッドライトも8角型に変わり、フロントマスクのイメージを一新しています。

 さらに、ロングストローク化された新エンジンと、待望の5速ミッションを搭載。そのほか、フロントブレーキがABS化され、足まわりの安全性が高められました。

■ホンダ「CB125R」

吸排気効率に優れたDOHC4バルブの新型エンジンへと進化したホンダの「CB125R」
吸排気効率に優れたDOHC4バルブの新型エンジンへと進化したホンダの「CB125R」

 2021年4月には原付二種のネイキッドモデルである、ホンダの「CB125R」もモデルチェンジされました。

 大きな変更点は、SOHC2バルブのシンプルなエンジンから、吸排気効率に優れたDOHC4バルブの新型エンジンへと進化した点が挙げられます。これにより、最高出力も2PSアップしたほか、SFF-BP倒立フロントフォークを採用し、伸びやかなフィーリングと軽快なハンドリングを両立しています。

 ボディカラーは、継続色の「キャンディクロスファイアレッド」のほか、新色の「マットガンパウダーブラックメタリック」と「パールスモーキーグレー」の2色が追加されました。

■ヤマハ「NMAX ABS」

新たな排ガス規制に適合した新「BULE CORE」エンジンに変更したヤマハの「NMAX ABS」
新たな排ガス規制に適合した新「BULE CORE」エンジンに変更したヤマハの「NMAX ABS」

 2021年6月には、ヤマハの人気スクーターである「NMAX ABS」がモデルチェンジしています。

 全体のシルエットが洗練されて、よりシャープな印象に。さらに、新たな排ガス規制に適合した新「BULE CORE」エンジンに変わり、なめらかな加速を実現しています。また、剛性感を高めた新フレームの採用で、耐久性の向上と快適な乗り心地を味わうことができます。

 その他にも、トラクションコントロールやアイドリングストップ機構、スマホコネクト機能といった、最新のテクノロジーが投入され満足度の高い一台です。

 ボディカラーは2022年9月にカラー変更を予定しており、新色の「マットダークグリーン」「ホワイト」「マットダークグレー」の3色が追加され、全5色となる予定です。

■ホンダ「スーパーカブ C125」

ロングストローク化された新エンジンを搭載したホンダの「スーパーカブ C125」
ロングストローク化された新エンジンを搭載したホンダの「スーパーカブ C125」

 2021年9月にモデルチェンジしたのが、カブシリーズの上級モデルである、ホンダの「スーパーカブ C125」です。 注目すべきポイントとして、ロングストローク化された新エンジンが挙げられます。これと同時に、圧縮比も高められたことでトルク感がアップし、走りに余裕が生まれました。

 さらに、フロントブレーキにはABSが標準装備されました。足まわりの安全性を強化しながら、車体重量は110kgと旧モデルと変わっていない点も魅力です。

 ボディカラーは、新色として加わった「パールネビュラレッド」と、継続色の「パールニルタバブルー」の2色がラインナップしています。

■ホンダ「リード125」

「eSP+」エンジンを新たに搭載したホンダの「リード125」
「eSP+」エンジンを新たに搭載したホンダの「リード125」

 2022年3月にモデルチェンジしたのが、優れた実用性とクールなデザインで人気の、ホンダの「リード125」です。

 モデルチェンジによる大きな変更点は、高い環境性能とパワフルな走りを実現した「eSP+」エンジンを新たに搭載した点です。また、スマートキーやUSB Type-Cソケットを搭載し利便性を向上させています。

 ボディカラーは、従来モデルに若干の変更を加えた全4色がラインナップしています。

■ホンダ「スーパーカブ110」「クロスカブ110」

スポークホイールからアルミ製キャストホイールへの変更されたホンダの「スーパーカブ110/クロスカブ110」
スポークホイールからアルミ製キャストホイールへの変更されたホンダの「スーパーカブ110/クロスカブ110」

 2022年の4月には、ホンダの「スーパーカブ110」と、その兄弟車の「クロスカブ110」が同時にモデルチェンジしました。まず目を引くのが、カブ伝統のスポークホイールからアルミ製キャストホイールへの変更です。また、チューブレスタイヤとフロントのABS付きディスクブレーキを標準装備し、制動時の安心感を高めています。

 さらに、新しい環境規制に適合しロングストローク化された新エンジンは、最高出力はそのままでトルクを向上させています。そして、メーターには液晶モニターが追加され、待望のギアポジションを表示できるほか、燃料計や平均燃費、時計などの表示も可能になりました。

最高出力はそのままでトルクを向上させたホンダの「スーパーカブ110」
最高出力はそのままでトルクを向上させたホンダの「スーパーカブ110」

 ボディカラーは、スーパーカブ110は、継続色の全5色となっていますが、クロスカブ110は、新色の「マットアーマードグリーンメタリック」「パールディープマッドグレー」「プコブルー」の3色と、継続色の「くまモンバージョン(グラファイトブラック)」の全4色がラインナップしています。

 なお、2022年5月には、配達業務向けモデルの「スーパーカブ110プロ」もリニューアルしました。新エンジン、キャストホイール&チューブレスタイヤ、ABS付きディスクブレーキ、メーターの液晶モニターを新採用して使い勝手を向上させています。

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 近年のバイクは、モデルチェンジするたびに目覚ましい進化を遂げています。特に人気が高い原付二種は、今後も目まぐるしくリニューアルされることでしょう。いち早く新しいモデルを手に入れたい人は、最新の情報を小まめにチェックしておくと良いかもしれません。