『小野木里奈の○○○○○日和』は、『バイクレース密着取材の裏側』第1弾を公開します。取材当日のバタバタ感や取材をこなすスピードは、レーサーの人たちにも負けません(笑)

鈴鹿8耐の取材初日から大忙し!

 皆さん、こんにちは!小野木里奈です。今日は『バイクレース密着取材の裏側 第1弾』を公開したいと思います!

 先日の鈴鹿8耐の現場取材は、4日間の鈴鹿サーキット遠征でした。実は私、この取材が『バイクのニュース』史上初めての泊まりがけの遠征だったのです。この期間のうち3日間は移動と取材、撮影がびっしりと貴重な体験だったので、記事を書くために私たちがどんな1日を過ごしているのか取材陣の裏側をお届けします。それではいってみましょう!

バイクのニュースで鈴鹿8耐に取材へ行きました
バイクのニュースで鈴鹿8耐に取材へ行きました

 私が同行する取材班は、『バイクのニュース』編集部の先川さん、俳優・バイク女子としても活躍する高梨はづきちゃん、そして私の女子3人で東京から三重県の鈴鹿サーキットへ向かいます。滞在期間は、8月5日(金)〜8日(月)で、鈴鹿8耐の決勝は7日(日)に開催されます。

 出発当日からすぐ取材をする予定なので先にホテルへ向かうのではなく、まずは直接鈴鹿サーキットを目指します。移動は車です。荷物は機材なども含め、スーツケース1つでは収まらないですし、現場に着いてからもレース会場まで公共の交通機関では移動する方が大変だから車で行くことを選択しました。

 初日は電動大型バイクの試乗会も参加予定なので、さらにヘルメットやブーツ、ライディングウェアも必要。私たちだけでなく、どの取材チームの方も同じように荷物も多いので、車移動が基本なのです。

 待ち合わせは早朝に新宿駅で、運転は社用車なので編集部の先川さんが鈴鹿サーキットまで運転していただきました。Googleマップ上では特に混雑が無くても5時間はかかる距離。これを一人で運転してしまうのだから尊敬してしまいます…。

 ご本人曰く、運転は慣れているので「これ以上の距離を走行したことも何度もあるよ」とのこと。たしかに、先川さんだけでなく、いろんな編集部の方やライターの方にもお話聞くと、取材のために車で長距離を走行することは珍しいことではないと聞いたことがあります。移動の点だけでも取材をする人間は、体力と集中力ありきということを痛感します。

鈴鹿サーキットへ移動中の高速サービスエリアでは、食事も取りました
鈴鹿サーキットへ移動中の高速サービスエリアでは、食事も取りました

 もちろん、適度な休憩も取っていただくためにも、サービスエリアでこまめにトイレ休憩や食事も取ります。段々、サービスエリアに売っているものや外の景色から少しずつ三重県に近づいているのを実感していきます。

トラブル続きの現場取材初日

 実は到着まで、少々トラブル続きだったのです。まず、私のPCRの結果が異例な事態と言われるほど遅延していたということです。鈴鹿8耐を取材する私たちは72時間以内のPCR陰性証明書をレース運営者に提出しなければいけません。今は感染者が増加していますし、たまたま私が受けた機関が大きな影響を受けてしまったようでした。問い合わせたところ、現場もこのような遅延のケースが初めてだったらしく、待つしかないとのこと。

 その結果を出発当日にやっと陰性通知を受け取ることができました。症状は全くありませんでしたが、万が一無症状の陽性だったら取材に行けないところだったので、早朝からハラハラされっぱなしです(笑)

 このご時世だからこそ、本当に何が起こるかわかりませんね。

 また、取材当日も、すごい渋滞に巻き込まれてしまいました。そのため、思っていた以上に到着が遅れてしまったのです。そのため鈴鹿サーキットへの到着は、約2時間も延びてしまい、合計7時間もかかりました。でも、それより7時間も1人で運転していただき、先川さん本当にお疲れ様です…。残念ながら、電動バイクの試乗会には間に合わなかったのですが、おかげさまで事故もなく無事に鈴鹿サーキットへ辿り着くことができました。

天気が目まぐるしく変わった今年の鈴鹿8耐
天気が目まぐるしく変わった今年の鈴鹿8耐

 さらに、現場へどんどん近づいていくたびに、局地的な豪雨がものすごかったのです。当日は、現場でも全く天気は読めず、後からコース付近で撮影していたカメラマンさん曰く、自分の撮影ポイントは全く雨が降っていないのに、別のポイントの映像を見るとめちゃくちゃ雨が降っていたから驚いたとのことです。現場にいた私たちも、天気がコロコロと変わる状況が予想できない状態だったのです。

 現場に到着すると、すぐさま取材陣が控えるプレスルームへ向かいます。向かうまでも実は一苦労。取材陣の駐車場からプレスルームまでは意外と離れていおり、それまでに坂や階段を昇り降り。今回、先川さんはカメラマンも兼任しているので、カメラの機材だけでも大荷物。私や高梨ちゃんもPCや暑さ対策グッズ、記録媒体などなど気づけば、先川さんほどではないですが荷物は多め。

たくさんのファンの方がチームを見守るピットウォーク
たくさんのファンの方がチームを見守るピットウォーク

 ようやく、控室で一息つけるのかというと、そうではありません。当日のタイムスケジュールを急いで確認し、サクッと3人で打ち合わせ。現場は、私たち以外にも多くの媒体の取材班が来ているので、出遅れないようにしなければなりません。到着してからプレスルームの様子を撮影していましたが、ピットウォークが始まる時間になったので撮影を中断し、ダッシュでピットウォークへ向かいます。慣れていない私は、初めてのピットウォークに圧倒されながらも先川さんの背中を追いかけていきます。

ピットウォークで先川さんの後ろをついて行く私たち
ピットウォークで先川さんの後ろをついて行く私たち

 ピットウォークの制限時間は45分。正直、この45分がとても短く感じてしまうのです。ピットの距離は長いですし、ゆっくり観察していると最後まで間に合いません。その短い時間の中で、私たちは注目選手やチーム、車両、現場の雰囲気などを撮影し、記事の内容のために自分が感じたことや目線を記録しなければならないのです。いちいちメモを書くという時間ですら勿体無いと感じてしまうんですよ。

プレスルームで音声メモを確認する私
プレスルームで音声メモを確認する私

 私は取材の現場では、自分の声を録音して記録しています。この方法は、編集長に教わりました。インタビューなど、相手との会話や質疑応答だけでなく、自分が思ったことを音声にして録音するということです。バイクレースにとても詳しい先川さんのその都度の説明も、漏らさず録音。これは、バイクの試乗する際にも同じ方法をしていて、乗った時の感覚や思ったことをメモに書くのではなく、音声メモにして記録しています。スピード勝負の取材現場では、インタビュー以外でも、ボイスレコーダーが大活躍してくれます!

 さて、今日のところはここまでです。もちろん、バイクレーサー並の速さではありませんが、私たち取材陣も実はスピード勝負をしております (笑)

 それでは、次回もお楽しみに〜!