ホンダは開発中のモデル「ホーネット」に搭載予定の新開発エンジンの詳細を公開しました。どのような特性に仕上げられているのでしょうか。

「ホーネット」復活間近か!?

ホンダは開発中のモデル「ホーネット」に搭載予定の新開発エンジンの詳細を公開しました。

ホンダ「ホーネット」に搭載予定の新開発エンジン。排気量は755ccで、型式は並列2気筒8バルブユニカムを採用しています
ホンダ「ホーネット」に搭載予定の新開発エンジン。排気量は755ccで、型式は並列2気筒8バルブユニカムを採用しています

1998年に初めて公開されて以来、様々な排気量でモデル展開されたホーネット・シリーズは、力強く、コンパクトで扱いやすいパフォーマンスに加え、卓越した操作性と最先端のストリートファイタースタイルで欧州を中心に人気を集めてきたネイキッドモデルです。

ホンダは2021年に開催されたバイクの見本市「EICMA」でホーネットの名称を復活させることを発表しましたが、2022年5月には最新のデザインコンセプトスケッチを公開しています。

 ホンダの発表によると新開発のエンジンは排気量755ccで、型式は並列2気筒8バルブユニカムを採用。最高出力は67.5kW/9500rpm、最大トルクは75Nm/7250rpmで、トップエンドの力強いトルクとミッドレンジのトルクが、あらゆる場面でライディングの楽しさと使い勝手を提供するといいます。

 今回の発表に際し、最新型CBR1000RR-R Firebladeの開発リーダーも務める細川冬樹テストプロジェクトリーダーは次のようにコメントしています。

■細川冬樹テストプロジェクトリーダー

ホンダ「ホーネット」のテストプロジェクトリーダー、細川冬樹氏
ホンダ「ホーネット」のテストプロジェクトリーダー、細川冬樹氏

「ホーネットは、ホンダにとって特別なバイクです。エキサイティングで魅力的なパフォーマンスと、軽快で俊敏なハンドリングを両立させてきました。

今回のプロジェクトでは、ライダーにどのようなパフォーマンスを提供したいのか、じっくりと考えました。ホーネットの伝統であるトップエンドのパワーはそのままに、現代に生きる新世代ホーネットとして、低中速回転域でのトルクフルなフィーリングと「ドクン」とした鼓動感が欲しい。また、街乗りでも軽快なハンドリングを実現することで、より魅力的で充実した走りを目指しています。

このような性能と軽快なハンドリングを実現するためには、270°クランクシャフトの新型ショートストローク2気筒エンジンを開発する必要があると私たちは考えていました。このエンジンは、トップエンドの加速感だけでなく、市街地走行や一般道でのコーナー脱出に最適なスポーティなローダウントルクを発揮することができます」。