街中を走行していると、たびたびパーキングメーターやパーキングチケットシステムが採用された路上駐車スペースを目にすることがあると思います。これらは、それぞれどういった特徴があるのでしょうか。

どちらもバイクで利用可能!

 道路の左端に駐車をするために用意された、パーキングメーターやパーキングチケットシステム。一般的には白い枠により、クルマが1台駐車できるスペースが確保されていますが、もちろんバイクでも利用可能です。パーキングメーターやパーキングチケットのように、機械が設置されて短時間駐車ができる場所は「時間制限駐車区間」と呼ばれており、駐車需要に対応するために時間制限付きで駐車が認められる場所となっています。

 同区間では、駐車可能な制限時間をオーバーすると、駐車違反になってしまうため、利用する際には道路標識や案内板などに表示されている駐車時間と、利用可能な時間帯をチェックすることが重要。

 なお、駐車可能な時間は、20分、40分、60分のいずれかである場合が一般的で、利用可能な時間帯は8時から20時や9時から19時など、道路によって異なります。平日のみ利用可能となっている場合もあるため、利用する際は道路標識をしっかりと確認しましょう。

 そんなパーキングメーターとパーキングチケットは、一見同じように見えますが、それぞれ使用方法が少し違います。一体、どのような点が異なるのでしょうか。

パーキングチケットはバイクでも利用可能
パーキングチケットはバイクでも利用可能

 まずパーキングメーターは、バイクやクルマを駐車すると自動的に検知する機能が備わっているタイプの機器。車輛を自動的に感知するため、制限時間を超えて駐車しているバイクやクルマがすぐにわかるようになっています。なお、手数料は先払いとなるため、バイクを駐車したらすぐに支払いを済ませましょう。

 ちなみに、駐車する制限時間が60分だった場合、2回連続の使用などは原則できません。したがって、駐車から60分が経過したらすみやかに移動してください。もし長時間の駐車をする予定がある場合は、コインパーキングや有料駐車場を利用しましょう。

 一方のパーキングチケットは、駐車する場所の近くにある発券機からチケットを発券し、バイクやクルマに駐車チケットを貼り付けて利用するタイプです。発券された駐車チケットには、駐車した日時や時間帯が印字されています。チケットがシールになっているため、クルマならフロントガラスの内側、バイクは見やすいハンドルやメーター周りに貼り付けて使用しましょう。チケットに印字されている時間までは、駐車が認められる仕組みです。

 両者を比べると、パーキングチケットのほうがよりアナログな方法ではありますが、どちらも時間制限駐車区間の駐車であるため、制限時間内の短時間駐車が認められるという点では同様です。

クルマ用のスペースにバイクを駐車する手順

 では、クルマ用にスペースが確保されているパーキングメーターやパーキングチケットのような「時間制限駐車区間」を、バイクで利用するにはどのような手順を踏めば良いのでしょうか。

「時間制限駐車区間」には利用可能な時間帯もある為、標識を確認してから駐車する。
「時間制限駐車区間」には利用可能な時間帯もある為、標識を確認してから駐車する。

 まず、白線に囲まれた場所の中央付近にバイクを止めたあとにロックをかけ、必要であればディスクロックやワイヤーロックで盗難防止対策をおこないます。そして設置されているのがパーキングメーターだった場合は、バイクが駐車されたことを機械が感知すると、表示時間が0分になるはずです。

 バイクを止めた位置が不適切だと正確に感知することができないため、メーターに0分と表示されていない場合は、止める場所を調整する必要があります。もし、止める位置が適切であるのに表示時間が0分にならない場合は、パーキングメーター自体に何らかの異常が出ている可能性があるため、別のメーターの前にバイクを停めなおしてみましょう。

 パーキングチケットの場合は、近くの発券機でナンバープレートの番号を入力したあとに確認ボタンを押してください。その後、手数料を投入すると駐車チケットが発券されます。駐車チケットは、前述したとおり駐車できる時間が印字されているため、見やすい場所に貼り付けておけば問題ありません。

 ただし、時間制限駐車区間をバイクで利用する上で注意するべき点もあります。

 例えば、クルマ用の駐車枠にバイクを停めるため、バイクなら複数台停めることも可能です。しかし、スペースに駐車するのはバイクであってもひと枠につき1台が原則。複数台をひとつの駐車枠に止めるのは違反行為となるため、規則は必ず守りましょう。