バイク免許を取得して、いざ公道を走行する!となった時に、うっかり交通違反をしてしまった…という人は、少なくないかもしれません。では、バイク初心者がやりがちな交通違反はあるのでしょうか。

ついうっかりやりがち!?初心者がやりがちな交通違反とは

 憧れの二輪免許を取得して公道を走行したのは良いものの、さっそく交通違反を犯してしまった…という経験がある人は、意外と少なくないでしょう。二輪免許の場合は、クルマと異なり公道での路上教習がないことも、要因のひとつといえるかもしれません。

バイク初心者がやりがちな交通違反に意外とある
バイク初心者がやりがちな交通違反に意外とある

 では、バイク初心者がやりがちな交通違反はあるのでしょうか。

 まず、スピード違反が挙げられます。興味本意で乗っているバイクの加速性を試してみる行為や、ちょっとした気の緩みなどから、法定速度を大幅に超える速度を出してしまうケースは多いようです。

 バイクはクルマに比べて加速性能が高いモデルが多いため、その気になれば一気に80km/h、100km/hまでスピードを上げることが可能です。しかし、速度超過で検挙されると、少なくとも1点の違反点数がつき、スピードによっては違反点数6点で免許停止になってしまう可能性もあります。

 興味本位で加速性を試したり、時間に追われたりしていても、速度超過で違反にならないスピードで運転することが重要です。また、追い越し禁止違反も、初心者がやりがちな交通違反のひとつとして挙げられます。

追い越しが禁止されている黄色い線がある道路
追い越しが禁止されている黄色い線がある道路

 バイクのすり抜け行為は、明確な違反として規定がありません。しかし、追い越しが禁止されている黄色い線がある道路や、交差点手前で車線変更をしてはいけない場所で、追い越しすると検挙される場合があります。もし追越し禁止違反で検挙された場合、違反点数2点が科せられる可能性があります。

 その他にも、十分な一時停止をせず徐行扱いになってしまい、一時停止無視で検挙されたり、一方通行や右折左折禁止の道路標識を無視した運転をして、通行区分違反になったりするケースもあります。

 また、交通違反以外にも過度なカスタムによる「不正改造」に該当するケースもあるようです。例えば、ウィンカーを小さくしたり、リフレクターを外したりする行為も、不正改造に該当します。

免許を取得してから1年以内は安全運転を徹底!

 バイク免許を取得した日から1年間は「初心者運転期間」と呼ばれる期間です。免許を取得したばかりの人は、検挙されないためにも、免許取得から一年間は特に交通ルールを順守しましょう。

ちょっとした気の緩みなどから、法定速度を大幅に超える速度を出してしまうケースは多い
ちょっとした気の緩みなどから、法定速度を大幅に超える速度を出してしまうケースは多い

 もし、免許を取得してから一年以内に違反行為で検挙され、違反点数の累積で3点以上になってしまうと「初心運転者講習」を受講しないといけません。講習を受けない場合は、免許の「再試験」をしないといけなくなります。

 もちろん「再試験」で合格できなかった場合や、試験を受けなかった場合は免許が取り消しになります。つまり「初心運転者講習」は、救済措置としての役割があり、受けたら「再試験」が免除されるというわけです。

免許を取得してから一年以内に違反行為で検挙され、違反点数の累積で3点以上になってしまうと「初心運転者講習」を受講しないといけません
免許を取得してから一年以内に違反行為で検挙され、違反点数の累積で3点以上になってしまうと「初心運転者講習」を受講しないといけません

 とはいえ、「初心者運転期間」は継続しているため、期間中に再度違反点数が3点以上の違反をした場合は「再試験」が待っています。

 もちろん、初心者運転期間に関係なく、バイクに乗るときは安全運転を心がけなければなりません。ただ、初心者運転講習は短くても2時間以上かかる場合が多いため、時間を取られたくない!という人は、特に慎重な走行を心がけると良いかもしれません。

※ ※ ※

 一般公道でのバイク運転に慣れていないと、気づかないうちに交通違反をしてしまい、検挙されてしまう場合があります。また、バイク免許を取得した日から1年間は「初心者運転期間」にあたり、期間中に違反点数が3点以上になってしまうと「初心運転者講習」の受講対象者になってしまいます。

 運転に慣れていない初心者ライダーは、免許を取得した日から1年ほどは特に安全運転を順守して運転すると良いでしょう。