スズキ・イタリアは、大型スポーツツアラー「Hayabusa(ハヤブサ)」の特別仕様車「Hayabusa GP EDITION」を発表しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。
リンスとミルのGSX-RRをイメージ
スズキ・イタリアは、大型スポーツツアラー「Hayabusa(ハヤブサ)」の特別仕様車「Hayabusa GP EDITION」を発表しました。

1999年に初代モデル、2007年に2代目モデルが登場したスズキのハヤブサは、「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」をコンセプトに開発されたモデルで、優れた空力特性を持つ流麗なデザインや走行性能で世界中のライダーから指示されているスズキのフラッグシップモデルです。
2021年には、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより低中速域における出力とトルクを向上した排気量1339ccのエンジン、吸気口の縁にポジションライト組込型ターンシグナルなどを備えることで全面刷新した3代目モデルが登場。
日本市場においてはユーザーの好みに合わせた各部の配色を選べる「カラーオーダープラン」が導入されるなど、幅の広い選択肢も注目を集める要素となっています。
イタリア市場で発売されたHayabusa GP EDITIONは、チーム・スズキ・エクスターがMotoGPで使用するレース用バイク「GSX-RR」をイメージしたモデルで、アレックス・リンス選手のマシンに差し色として用いられている赤色、ジョアン・ミル選手のマシンに差し色として用いられている黄色をそれぞれ採用。
アクラポビッチ製サイレンサー、シングルシートカウルを標準装備したほか、Rizzi Designによる総ペイント仕立てのカラーが採用されています。
なお、Hayabusa GP EDITIONの価格は2万3690ユーロとなっています。