英国のバイクブランド「ブラフ・シューペリア」と高級車ブランド「アストンマーティン」は、は、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で新型モデル「AMB 001 Pro」を公開しました。

AMB 001シリーズ最新作はサーキット専用モデル

 英国のバイクブランド「ブラフ・シューペリア」と高級車ブランド「アストンマーティン」は、は、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で新型モデル「AMB 001 Pro」を公開しました。

アストン・マーティン「AMB 001 Pro」(手前)と「Valkyrie AMR Pro」
アストン・マーティン「AMB 001 Pro」(手前)と「Valkyrie AMR Pro」

 1919年にジョージ・ブラフにより立ち上げられたブラフ・シューペリアは、「バイクのロールスロイス」と例えられるほどの高品質、高性能なバイクを手掛けるメーカーとして知られています。1940年を最後にバイク生産から撤退しましたが、2014年に復活し、SUPER SPORTS100(SS100)やPENDINE SAND RACERなど、複数のモデルを製造しています。

 また、アストンマーティンは106年の歴史を持つ高級車ブランドで、シューペリアと同じく、高品質、高性能なモデルを手掛けるメーカーとして確立した地位を築いています。

 EICMA2019で公開し、100台限定で製造された「AMB 001」のサーキット専用モデルとなるAMB 001 Proは、排気量997ccの水冷DOHC 88˚ V型2気筒4サイクルエンジンを搭載したモデルで、アストンマーティンのノールール・トラック・ハイパーカー「Valkyrie AMR Pro」からインスピレーションを得たサーキット専用モデルです。

 従来モデルから25%パワーアップの225馬力、F1マシンに匹敵する1.28hp/kgのパワーウェイトレシオを実現したAMB 001 Proではフロントスポイラーとサイドウイングによりダウンフォースを増加。

 新型フロントカウルを採用したほか、アストンマーティンの他のエクストリームパフォーマンスモデルや超高級車と同様に、アストンマーティンの「レースウイング」バッジが装着されています。

 今回の発表に際し、ブラフ・シューペリアの最高経営責任者であるThierry Henriette氏とアストンマーティンのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのMarek Reichman氏は次のようにコメントしています。

■ブラフ・シューペリア 最高経営責任者 Thierry Henriette氏
「EICMAでAMB 001 Proを公開することができ、大変うれしく思っています。前モデルの成功、そしてアストンマーティンValkyrie AMR Proの驚異的な成功に刺激され、私たちは再び集まって新しいスーパーバイクを作ることにしました。

 特に、新しいタイプのエンジンは、無垢のビレットアルミニウムから完全に削り出されたクランクケースを持ち、これは市販のモーターサイクルとしてはユニークな特徴であると自負しています。出力が著しく向上したことで、AMB 001 Proはハイパーバイクの分野に参入することになりました」

■アストンマーティン エグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー Marek Reichman氏
「これは美しくシンプルな公式です。フォルムとテクノロジーの組み合わせは、パフォーマンスに等しいのです。何かを限界まで高め、それをシームレスに実現したとき、その結果得られる体験は息を呑むほど素晴らしいものになります。

 先進的な素材、デザイン、そしてバイクの技術的な性能に、隔たりはありません。私たちは、他にはないサーキット用スーパーバイクを望む人たちのために、この流動性を実現しました。ライダーはこの動く彫刻の一部であり、AMB 001 Proの上に横たわると、文字通りコースの一部であるかのように感じるでしょう」。

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 なお、AMB 001 Proはフランスのトゥールーズにあるブラフ・シューペリアの工場で手作業で製造され、すでに受注を開始。最初の納車は2023年第4四半期に行われる予定です。