現在、国内4メーカーが販売する原付二種バイクを燃費順に並べた場合、どのようなモデルが上位に並ぶのでしょうか。

燃費のいい原付二種ベスト5

 現在日本では、ガソリン価格の高騰が続いています。ピーク時よりもいくら落ち着いてはいるものの、レギュラーガソリン1リットルあたりの平均単価は170円前後と、依然として高い水準をキープしている状況で、政府の補助金がなければ、1リットルあたり200円を超えるとまでいわれています。

 こうしたなか注目を集めているのが、燃費の良いバイク。特に原付二種は燃費と走りのバランスに優れており、気軽な移動手段として人気が高まっています。

低燃費な原付二種モデル ホンダ「グロム」
低燃費な原付二種モデル ホンダ「グロム」

 一般的に、排気量が小さく車体が軽いモデルほど、燃費が良くなる傾向があり、原付二種はこれらの条件にあてはまるため、燃費性能が優れているモデルが多数ラインナップされています。

 燃費が良いと、少ないガソリンで長い距離を走れるため、お財布にやさしいことが最大のメリット。乗る回数が多い人ほど、その恩恵が大きくなる点も注目すべきポイントです。また、バイクはクルマに比べて燃料タンクが小さいものの、航続距離が300kmを超えるモデルも少なくありません。

 そこで、国内で販売されている原付二種を実燃費に近い「WMTCモード燃費」の良さで並べてみました。

低燃費な原付二種モデル ホンダ「CT125 ハンターカブ」
低燃費な原付二種モデル ホンダ「CT125 ハンターカブ」

 第5位は、デビューから爆発的な人気を誇るホンダ「CT125 ハンターカブ」です。

 WMTCモード燃費は67.2km/Lで、カブシリーズとしては燃料タンクが5.3Lと大きめ。燃料満タンからの航続距離は350kmを超えるため、リアキャリアに荷物を積んでキャンプツーリングといった使い方にも適したモデル。

 かつて存在した「CT110」を再現したレトロでタフなイメージは、街乗りからオフロードまでをカバーする万能さです。アドベンチャー的なスタイルと高い走破性で、ライダーの冒険心をくすぐる一台となっています。

低燃費な原付二種モデル ホンダ「グロム」
低燃費な原付二種モデル ホンダ「グロム」

 第4位は、個性的でコンパクトなスタイルが人気のホンダ「グロム」で、WMTCモード燃費は68.5km/Lです。

 ひと目でグロムとわかるヘッドライトを中心に、シャープで近代的なフロントマスクが特徴。モデルチェンジによってロングストローク化された新エンジンに加え、ミッションを4速から5速に変更。初期モデルでの不満点が解消され、走行フィーリングがよりスポーティになりました。

 これまで以上に積極的な走りが可能となり、走る楽しさを存分に味わうことができます。

低燃費な原付二種モデル ホンダ「スーパーカブC125」
低燃費な原付二種モデル ホンダ「スーパーカブC125」

第3位は、初代モデルの優雅でモダンなスタイルを受け継いだ、ホンダ「スーパーカブC125」。WMTCモード燃費は68.8km/Lです。

 ロングストローク化された新エンジンの採用により、前モデルより最高出力や燃費性能がアップされ、最新の排ガス規制にも対応しています。さらに、シリーズ唯一のスマートキーを装備。フロントに搭載されたABSやアナログとデジタルを融合させた機能的なメーターなど、先進的な装備も魅力。

 初代「スーパーカブC100」をオマージュしたレトロなデザインに、カブらしからぬラグジュエリーで上質な造りが、根強い人気を誇っています。

低燃費な原付二種モデル ホンダの「スーパーカブ110」
低燃費な原付二種モデル ホンダの「スーパーカブ110」

 第2位は、ホンダの「スーパーカブ110」、「クロスカブ110」、「スーパーカブ110プロ」の3車種が同率でランクイン。共にWMTCモード燃費は、69.4km/Lとなっています。

 カブシリーズのスタンダードモデルである「スーパーカブ110」は、ひと昔前は配達用バイクとして活躍していましたが、昨今はキャンプやツーリングなどに使われることも多く、幅広い世代から支持されています。ノスタルジックで愛らしいスタイルと、ずば抜けた耐久性や経済性で、世界中で愛されるロングセラーモデルとなりました。

 また、スーパーカブ110をベースに、クロスオーバースタイルに仕上げた「クロスカブ110」はレッグシールドを廃止し、軽快でスタイリッシュなデザインに生まれ変わったモデル。

 前後17インチのセミブロックタイヤを装備し、舗装路からオフロードまでオールマイティーにこなす高い走破性が持ち味で、ハンターカブよりもリーズナブルな価格も魅力です。

 そして「スーパーカブ110プロ」は、宅配用途に特化したプロ仕様モデル。現行カブをベースに、大型フロントバスケットや大型リアキャリアを採用し、圧倒的な積載性とタフネスぶりを発揮します。

低燃費な原付二種モデル ホンダ「モンキー125」
低燃費な原付二種モデル ホンダ「モンキー125」

 第1位に輝いたのは、WMTCモード燃費70.0km/Lを誇るホンダ「モンキー125」です。

 125ccになっても、小ぶりなボディや小径ファットタイヤ、アップマフラーなど、モンキーならではの愛くるしいスタイルを継承。見た目とは裏腹に原付二種らしいパワフルな走りを獲得し、交通の流れをリードできるほどの加速性能が実現されています。また、座り心地がよく長時間の運転でも疲れにくい、幅広で厚みのあるタックロールシートもモンキーの特徴。

 丸みをおびた台形のフューエルタンクは5.6Lと小さめですが、航続距離は400kmに迫る勢いで、驚異の燃費性能を発揮します。