2022年11月8日から13日にかけて、イタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」。そこで、ホンダがEICMAに出展したモデルのラインアップはどのようなものだったのでしょうか。

EICMA2022、ホンダはどのようなバイクを発表した?

 世界最大規模のモーターサイクルイベントであるEICMAは、世界中のバイクメーカーや、部品やヘルメットなどのメーカーが多数参加することで、国内外問わず注目を集めています。

EICMAで発表された「CL500(カスタムパーツ装着車)」
EICMAで発表された「CL500(カスタムパーツ装着車)」

 どのようなバイクを発表するかはメーカーによって異なりますが、多くの場合は現行バイクの次世代モデルの発表や、新しいシリーズの発表をされるケースが多いです。

 日本のバイクメーカーもEICMAでは例年参加しており、もちろん国内を代表する4メーカーのひとつ、ホンダも例に漏れません。では、ホンダは2022年のエイクマでどういったバイクを発表したのでしょうか。

 まず1台目の車種は、「CMX1100T Rebel」です。CMX1100T Rebelは日本ではレブル1100として展開がされており、排気量1082ccを誇る大型クルーザーモデルです。

やっこカウルを装備した「CMX1100T Rebel」
やっこカウルを装備した「CMX1100T Rebel」

 ウィリーコントロールやクルーズコントロール、デフォルトライディングモードなど最新電子制御システムに加えて、クラッチ操作をしなくても運転を楽しめるデュアルトランスミッションなど、ホンダの最新技術が多数盛り込まれています。

 また、足つき性能も高く大型初心者が停車時でも負担を感じないような工夫も考えられていて、大型バイクに乗ってみた安全にも気を付けたい方にはおすすめといえるでしょう。

 2台目の車種は、「MSX125 Grom(グロム)」です。2013年に初めて発表された比較的新しいモデルであるMSX125 Gromは、日本ではグロムという車名で販売されています。

EICMAで発表された「MSX125 Grom(グロム)」
EICMAで発表された「MSX125 Grom(グロム)」

 2021年にモデルチェンジをした後も、ツーリングから街中での走行といった、多くの走行ケースに対応できるスポーツモデルとして高い人気がありますが、今回発表されたのは2023年モデルにあたります。

 遊び心に溢れたデザインに加えて、排気量123ccながらも、パワフルな運転性能も兼ね備えています。また、小型バイクであるため取り回しやすく、初めてバイクに乗る人におすすめの一台といえるかもしれません。

 そして3台目の車種は、EM1 e: (イーエムワンイー)です。EM1 e:は、ホンダが欧州で初めて販売する電動バイクで、1回のフル充電で40km以上の走行が可能になるため、街中での使用が想定されています。

電動バイク「EM1 e: (イーエムワンイー)」
電動バイク「EM1 e: (イーエムワンイー)」

 最高速度は45km/hとなっており、バッテリーには簡単に取り外し可能なHonda Mobile Power Pack e:を搭載しているのが、大きな特徴といえます。また、充電が完了しているモバイルパワーパックに交換すれば、充電を待たずに走行可能です。そのため、電動バイクに乗る上の懸念点といえる、道中のバッテリー切れといった心配も、大きく軽減できるモデルといえるでしょう。

 ちなみに、ホンダは日本国内で法人向けに電動バイクの販売をしている実績もあることから、欧州でもホンダの電動バイクは大きな注目を集めているようです。

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 EICMAはイタリア・ミラノで開催される、モーターサイクルに携わっている世界中の人々から注目を集める、世界最大のイベントです。

 日本からもホンダをはじめとした多くのバイクメーカーが参加しているので、各メーカーの最先端技術が搭載されたバイクをいち早く目にすることができる場ともいえるでしょう。来年はどのようなバイクが新たに発表されるのか、早くも期待に、胸を膨らませるライダーもいるかもしれません。