45回目の2023年ダカールラリー開催！ プロローグ首位はKTMのトビー・プライス選手

サウジアラビアで開催される45回目の2023年ダカールラリーは、スタート地点のビバークから海外沿いの13kmを走行して戻ってくるプロローグからスタートしました。

2023年ダカールラリー・プロローグ

　45回目の開催となる2023年ダカールラリーのプロローグは、スタート地点のビバークから海外沿いの13kmを走行して戻ってくるというショートステージで行われました。サウジアラビアの砂漠地帯で15日間に渡るラリーがいよいよスタートしました。

　ダカールラリー2020で優勝経験のあるMonster Energy Honda Teamのリッキー・ブラベック選手はチームトップの11位、パブロ・キンタニラ選手は12位でフィニッシュし、ブラベックはチームで唯一ステージ1のスタートポジションの決定権を獲得した。エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手は17位、ホセ・イグナシオ・コルネホ選手は第1コーナーで転倒し、81位でのフィニッシュとなりました。

■Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手（11位）

　今回はスタートポジションを決められるので、フロントスタートを切らなければならなかった過去2年間に比べればずっとうれしいです。たった13kmとはいえ、とても重要なショートステージでした。チームは全員好調で、明日以降も十分に戦う準備ができています。

■Monster Energy Honda Team パブロ・キンタニラ選手（12位）

　プロローグは少し滑りやすかったですが、できるだけスピードを上げました。大きなミスもなく、申し分ない走行ができました。いい一日でしたし、明日のステージに向けていいポジションにつけています。これは、緊張を解いて不安を払拭するために重要なことです。

■Monster Energy Honda Team エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手（17位）

　CRF450 RALLYの感触はよく、好調でした。スマートにミスなく走行することを意識していて、それを達成することができました。もう少しいいタイムを期待していましたが、結果はその通りだと思います。まだまだ先は長いので、レースに集中します。

■Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネホ選手（81位）

　確実なプロローグにしたかったのですが、残念ながら第1コーナーで転倒してしまいました。とても滑りやすくミスしてしまいました。とはいえ、これはウォームアップに過ぎず、長いレースが待ち受けているのですから、ポジティブな気持ちで臨みます。

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　スペシャルステージ（以下：SS）369kmとリエゾン235kmで構成されるステージ1は、砂丘にグラベルが続き、ライダーたちは終盤の砂丘を切り抜ける力が試されます。