Aloha Happy Friday! 電車の車内英語アナウンスでお馴染みのクリステル・チアリがお届けする“The next station is...SUNNY RIDE!”毎週金曜日の午後はバイクのことを考えてニンマリする時間をここでぜひ!

車体の大きさに戸惑いながらも走りは爽快

 真っ青の空の下、いつか乗ってみたかったホンダ「CB1300SB」にまたがったクリスさん。身長170㎝の私で、足付きはべったりとはいかないけど足はつく。ハンドルまでの距離感もちょうど良い。

 標準装備のグリップヒーターもしっかりとONにして、手を温めてから走ろう。

ホンダ「CB1300SB」でのソロツーリングを楽しむクリステル・チアリさん
ホンダ「CB1300SB」でのソロツーリングを楽しむクリステル・チアリさん

 サイドスタンドを払ってマシンを起こす。大きくて273㎏ある車体は、身長170cmの私でも軽々とは動かせない。

 エンジンかけると、大きくて深い音がマフラーから聞こえてくる。ヘルメットのシールドを下ろし、レンタル819東名横浜店を出発!

 排気量が大きいからか、少しアクセルを開けるだけでブオンと前へ進む。力強くて、心地よくてたまらない。

 お店の前の246号線を、とりあえず厚木方面に走ってみよう。いつもは目的地を決めて走るクリスさんだけど、この日は珍しくナビも使わず完全にノープラン。たまには心の思うまま、感じたままに進んでみよう。宝の地図を持たずに冒険に出たような気分。

 なんとなくの地理は頭に入っているけど、すべてが新鮮。せっかくのday offを、好きなだけCBちゃんと走りたい。いつもは混んでいる246号だけど、この日は時間が通勤とぶつからなかったから、すごくスムーズ。

クリステル・チアリさんはホンダ「CB1300SB」のタンク形状がお気に入り
クリステル・チアリさんはホンダ「CB1300SB」のタンク形状がお気に入り

 アクセルをさらに開けて、ギアも上げていく。止まっていると重くて心配だった車体だったけど、走っていると軽々とスピードが上がる。2速、3速とシフトをアップ。横から来る風も強かったけど、それを全く感じさせない。ニーグリップしたタンクがピッタリと内腿から足首までくっついてくれる、この安定感が好き。

 シートはフカフカすぎなくて、お尻をすっぽりと包んでくれる。ひとりだと、ゆったりすぎるくらい広々していて前寄りに座ったり、ちょっと後ろめに動いてみたり、その時の気分で変えられる。信号での減速もシューっと止まってくれてガックンとならないし、安心度120%。ただ右左折は、やっぱり慎重になってしまう。

自由気ままに走るのもクリスさん流バイクの楽しみ方

 幹線道路から山道へ入ってみると、緩いカーブは気持ち良く走れたけど、タイトなカーブでは、めっちゃビビりなクリスさんは慣れるまで怖かった。

 大きさに惑わされて緊張で肩に力が入っていることを思い出して、深呼吸しながら力を抜いてリラックス。リズミカルにリーンウィズで走れた瞬間から、快適そのもの!

ホンダ「CB1300SB」は慣れると長距離移動をしたくなる楽しさ
ホンダ「CB1300SB」は慣れると長距離移動をしたくなる楽しさ

 元々ワインディングやUターンが苦手な上に、レンタルバイクやから身体で感じる前に頭で考えちゃって、手首までガチガチやったけど、時間とともに自然に走れた気がする。

 2時間くらい「私は今、どこを走ってるんやろう?」って思いながらも、ナビらないで進んでいく気ままなひとり旅。

 グリップヒーターとエンジンの熱を逃すためのファンの効果で、5度しかない気温も感じさせないCB1300SB。なが〜く遠くまで、走りたくなる気持ちが分かる気がする。今回は近場でのんびり気ままプチツーリングだったけど、次は高速に乗ったりしながらの遠出をしたい。

 考え始めると調べたくなるクリスさんは、道中で美味しそうなお蕎麦屋さんを発見。お腹も空いたし、ちょっとブレイクしてランチをしよう。中に入ってみるとどこか懐かしく、落ち着くジャパンスタイル。ランチメニューも安くて、何種類もある。

ホンダ「CB1300SB」ツーリングでのランチはお蕎麦屋さん
ホンダ「CB1300SB」ツーリングでのランチはお蕎麦屋さん

 鳥天丼&お蕎麦のセットかカツ丼とお蕎麦のセットかを、しばらく悩んで頼んでみた。なんとお蕎麦の大盛りが無料らしい!

 クリスさんはもちろん迷うことなく大盛り。ランチが来るまでCB1300SBの楽しさを思い出すクリスでありました。大型免許を持っていてよかった!