中国のバイクブランドCFMotoは、新型モデル「800NK」の予約を欧州・中国で開始しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。
KTM「LC8c」エンジンを搭載する大型ネイキッドモデル
中国のバイクブランドCFMotoは、新型モデル「800NK」の予約を欧州で開始しました。

全地形対応車であるATVやバイクを製造・販売するCFMotoは、オーストリアのメーカー「KTM」と長年のパートナーシップを結ぶブランドで、KTMほかハスクバーナのデザインも手掛ける「KISKA Design」とも提携することで、個性的で洗練されたモデルを市場に送り出しています。
CFMotoの最新モデルとなる800NKは、2022年11月にイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市で公開されたコンセプトモデル「NK-C22 Concept」の市販車バージョンといえる車両で、最高出力74kW(約100PS)/9000rpm、最大トルク81Nm/8000rpmを発揮する排気量799ccのKTM製RC8cエンジンを搭載。
スチールチューブフレームにはKYB製のフルアジャスタブル・フロントフォーク、プリロードとリバウンドを調整できるリア・サスペンション、現在はブレンボの傘下にあるJ.Juan製のブレーキキャリパーなど、信頼性の高い機能パーツが装備されています。

また、エッジの効いたデザインやV字型のヘッドライトが特徴となる800NKでは、3つのライディングモード(レイン、ストリート、スポーツ)を搭載。
また、今後導入予定という上位グレード「Rhinoceros+」においては標準モデルの倍近い大きさの大型8インチフルカラーTFTメータークラスタ、キーレスイグニッション、双方向クイックシフターなど、最先端の装備が奢られています。
車重186kg(Rhinoceros+は189kg)とその軽快さも魅力となる800NK の価格は4万6980元(約92万6000円/上位グレードは98万6000円)となっています。