北陸自動車道を走っているときに立ち寄った「賤ヶ岳(しずがたけ)SA」には、スープに地元木之本の「ダイコウ醤油」を使用したラーメンがありました。ミニソース鶏かつ丼とのセットをオーダーしてみましたが、果たしてその味は?
高速道路上で味わう地元の味、「ダイコウ醤油」とは?
滋賀県長浜市に位置する北陸自動車道「賤ヶ岳SA」(上り)に立ち寄ったところ、24時間営業のフードコートがありました。なかでも近江長浜ラーメン「今浜軒」では、「ダイコウ醤油」という滋賀県長浜市木之本町で170年以上作り続けられている醤油を使用しているとのこと。創業はなんと1852年。木之本は古くから酒や醤油などの醸造業で栄えた地とのこと。

ということで、今回オーダーしたのは「ダイコウ醤油ラーメンとミニソース鶏かつ丼」(1250円)のセットメニューです。軽く1000円をオーバーしていますが、せっかくここまで来たのだから、地元の味を試してみようと思ったわけです。ちなみに「ダイコウ醤油ラーメン」は800円で提供されています。
まずはスープをひと口、濃い口の醤油味です。良い意味で昔ながらの中華そばを思い起こさせますが、その味はあくまでも上品なもの。具材は柔らかいチャーシューとメンマ、そしてネギとシンプルです。ツルツルの麺がスープともマッチしています。
セットの鶏かつ丼は思ったよりも油っぽさはなく、ソースがたっぷりとかかっています。ご飯も少なめでラーメンとのセットとして適量でした。「ミニまかないチャーシュー丼」も同額で選べるようです。

「賤ヶ岳SA」では近江牛や琵琶湖産の海老、越前名物のおろしそばなど、使用される具材が豊富でどれも美味しそうです。また立ち寄る機会があれば別の味を楽しみたいと思います。