成田空港から東京方面に向かう途中にある東関道「酒々井(しすい)PA」(上り)のフードコートには、ハイクオリティな味噌ラーメンを提供する「麺場 田所商店」があります。いわゆるチェーン店ですが、限定メニューがあるのです。

千葉県を意識した「食」のラインナップが魅力

 東関東自動車道「酒々井PA」(上り)のフードコートでは、アジフライ定食がとても美味しい「総(ふさ)の台所」と、味噌ラーメンがこれまた美味しい「麺場 田所商店」が営業しています。訪れるたびに「味噌らーめん」か「アジフライ」か迷ってしまうのですが、今回は限定メニューの「千葉味噌らーめん」(1200円)をオーダーしました。

東関道「酒々井PA」(上り)の限定メニュー「千葉味噌らーめん」(1200円)は、トッピングが充実した“高級”ラーメンだった。味噌の風味と磯の香り、炙りチャーシューの肉感が絶妙なバランス
東関道「酒々井PA」(上り)の限定メニュー「千葉味噌らーめん」(1200円)は、トッピングが充実した“高級”ラーメンだった。味噌の風味と磯の香り、炙りチャーシューの肉感が絶妙なバランス

「麺場 田所商店」は味噌ラーメン専門店だけに、とにかく味噌にこだわりアリ! 北海道味噌、信州味噌、伊勢味噌、江戸前味噌など、各種のこだわり抜いた味噌が活かされているようです。スープだけでなく、分厚い炙りチャーシューや肉ネギなど、とにかく食欲をそそる具材も魅力的です。千葉県が発祥の店ですが、現在では国内に158店、海外に11店(2023年3月末日現在)も展開するなど、なかなか勢いのあるラーメン店です。

 さて、「千葉味噌らーめん」は1000円を軽くオーバーする“高級”なラーメンだけに、その味には期待が高まります。海に近いエリアを意識してか、具材の海藻類が目立っています。磯の香りと味噌が絶妙にマッチしていて、さらにどデカい炙りチャーシューなどトッピングが盛りだくさん、食べ応え十分な一杯でした。

 炙りチャーシューのインパクトが強く肉感たっぷりなイメージですが、そこに磯の香りが加わり絶妙なバランスが取れているようにも感じました。手頃な値段とは言えませんが試した価値アリ、満足の味でした。

フードコートからはやや離れているが、2輪専用の駐車スペースが広く確保されている
フードコートからはやや離れているが、2輪専用の駐車スペースが広く確保されている

 食後はショッピングコーナーで、千葉県八街(やちまた)産の落花生を使ったお菓子を購入。菓子類が充実しているのでこちらもオススメです。